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<title>いじめ文学専用サイト</title>
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<description>主人公はu15の少女たち。 主な内容はいじめ文学。このサイトはアダルトコンテンツを含みます。１８歳以下はただちに退去してください。</description>
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<title>　新釈『氷点』２００９ 　発表会</title>
<description> 「そうなの、被疑者には娘がいるの？　あ、そうか、被疑者ね」「そうですよ、先生、被疑者死亡のまま送検されると思いますが･････」　自分の雇い主にそう答えた青年は、赤いネクタイがグレイのスーツに似合っていない。センスが残酷なほどに破壊されているのだ。しかし、仕事は至ってまじめで、春実の期待を裏切ったことはない。「だけど、先生ほどの人がどうしてこんな仕事を承けようとなさったんですか、国選弁護人なんて」「こ
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<![CDATA[ 「そうなの、被疑者には娘がいるの？　あ、そうか、被疑者ね」<br />「そうですよ、先生、被疑者死亡のまま送検されると思いますが･････」<br />　自分の雇い主にそう答えた青年は、赤いネクタイがグレイのスーツに似合っていない。センスが残酷なほどに破壊されているのだ。しかし、仕事は至ってまじめで、春実の期待を裏切ったことはない。<br /><br />「だけど、先生ほどの人がどうしてこんな仕事を承けようとなさったんですか、国選弁護人なんて」<br />「この手の犯人には同情を禁じ得ないわ」<br />「幼女殺人犯にですか？」<br />　驚きと意外性を表情に混ぜ合わせて、表情を造り出す。<br />「犯罪なんて、複雑な計算の結果よ、社会という方程式に因果を混ぜ合わせた結果ね、髪神の意志とでも言うべきだわ。何？私みたいな人間がそんな単語を言ったことがあまりにも意外かしら？」<br />「いえ････････」<br />　青年は、言葉を失った。<br /><br />「私は、ねえ、自分たちがいかにも正義漢ってカオをする人間が許せないのよ、マスコミとか検事、ケーサツによくあるタイプね」<br />　雇い主、こと、財前春実弁護士は、青年に渡された書類を広げた。<br />「そう、････え？辻口記念病院？　啓三のところじゃない･・・・」<br />　その時、春実は美貌に狐を潜ませた。青年は雇い主の上目遣いに、何か憑きものが降りたのではないかと本気で錯覚した。<br />「わかったわ」<br />「え？」<br />　顔の表面を剥ぎ取られたような奇妙な表情だった。春実はそんな顔に容赦なく言葉を突きつける。<br />「新しい仕事の件はキャンセル、用ができたわ。付いてきなさい、あなた秘書件、運転手でしょう？」<br />「え？　先生、あさま銀行の件ですよ」<br />　青年の申し出を無視して、春実はハイヒールに髑髏の音楽を奏でさせた。<br />　その音があまりにかまびすしかったので、春実の囁きを聞くことが出来なかった。<br />―――あの女、ぜったいに許せないわ！！<br /><br />　新釈『氷点』２００９<br /><br /><br />　キャスト<br />辻口陽子　：海崎照美<br />辻口夏枝：浅野篤子　<br />財前春実：池上貴見子（２５歳）<br />辻口啓造：三浦友数<br />辻口薫子：未定<br />村井靖夫：未定<br /><br />　　　　　　　　　　<span style="color:#ff0000">急告！<br />　<br />　この度、新釈『氷点』２００９を発表することになりました。突然の報告になりますがくれぐれもよろしくお願い申しあげます。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-150.html">『新釈　氷点２００９　１』</a><br /><br /><br /><span style="color:#ffff00">　青年がエンジンを踏むと、黒塗りの国産車はうなり声を上げた。それは生命の呼吸を思わせる。 <br />　背後で扉が締まると意志の強さを感じさせる女の声が聞こえる。 <br />「谷崎君、啓三のところね」 <br />「え？　もしかして、辻口　――――さんとお知り合いなんてすか？」 <br />　突然のことなので、敬称をつけることを忘れるぐらいだった。国選弁護人としてこの事件に係わろうとしていた矢先のことだ。そのために秘書兼、運転手である谷崎は、ある程度の情報を得ていたのである。 <br />「啓三と彼の奥さんとは、幼馴染みよ」 <br />「ということは、親友の娘を殺した犯人を弁護しようとしていたんですか？」 <br />　悪魔の笑みを浮かべて口を開く。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-153.html">『新釈　氷点２００９　２』</a><br /><br />　<span style="color:#ffff00">啓三は、ただ黙って机の上にあるものを見つめていた。それは彼の家族のポートレイトだった。自分と妻である夏枝、そして、二人の前に長女である薫子が立っている。そして、その前にはお客用の豪奢な椅子が置かれ　――――。 <br />　その上には　―――――。 <br />　次期城主の視線は写真の中の聖域に注がれていた。それは、現在の彼がけっして見てはならないものだった。何故ならば、彼じしんの精神の健康を非常に害する危険を内包していたからである。　　しかし、何十キロも走ったランナーが水を求めるように、愛娘の顔を探しあてていた。 <br /><br />「ルリ子！！」</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-157.html">『新釈　氷点２００９　３』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　家族を見送り終わった夏枝はしばらく空を見ていた。蒼天という言葉はこのためにあるのだと思わせるくらいに、透けるような青空が広がっている。 <br />――――これから、ずっとこうだといいわ。 <br />　自分に言い聞かせるように、空に視線を遣ると、人の背の二倍くらいはある板チョコのようなドアを閉めた。 <br />　玄関を入ると客人は正面にある絵画に魂を奪われることになる。キュビズムと言うべきか、それともシュールレアリズムなのか、大抵の客人は評価に苦心することになる。 <br />長崎城主の邸宅ともなれば、客人の数は、普通の家の倍増しとなる。彼らは、この絵をどう批評しようかと頭を悩ませる。 <br />　ところが、彼らは総じて同じ感想を持つ。 <br />　それは、この絵が醸し出している圧倒的な幸福感である。 </span><br />　続きはクリック ]]>
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<dc:subject>新釈『氷点』２００９</dc:subject>
<dc:date>2037-09-24T12:48:47+09:00</dc:date>
<dc:creator>Cesare Borgia</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>contents2</title>
<description> Ｃｏｎｔｅｎtｓ Ⅱ          『いじめ文学専用サイト』へようこそ！                                  　いじめ文学専用サイトイメージガール、エレーヌちゃん　いじめ文学専用サイトイメージガール、エレーヌちゃん　こんにちは、エレーヌといいます。いきなり、ルノワール先生に呼ばれてきました。このサイトのためにがんばりたいと思います。　ところで、サイトって何でしょう？　それに、みんなどうして、そんなに肌が黄色い
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<![CDATA[               <span style="font-size:x-large;"><span style="color:#3300cc"><span style="color:#99ff66"><span style="color:#ff0033">Ｃｏｎｔｅｎtｓ Ⅱ</span></span></span></span><br />          『いじめ文学専用サイト』へようこそ！<a href="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime12.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime12.jpg" alt="ijime12.jpg" border="0" /></a><br /><a href="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime12.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime12.jpg" alt="ijime12.jpg" border="0" /></a><br />                                  <a href="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime18.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime18.jpg" alt="ijime18.jpg" border="0" /></a><br />　いじめ文学専用サイトイメージガール、エレーヌちゃん</font></span><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-121.html">　いじめ文学専用サイトイメージガール、エレーヌちゃん</a><br /><span style="color:#ff33ff">　こんにちは、エレーヌといいます。いきなり、ルノワール先生に呼ばれてきました。このサイトのためにがんばりたいと思います。<br />　ところで、サイトって何でしょう？<br />　それに、みんなどうして、そんなに肌が黄色いの？</span><br />　訳：川島忠之助<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-122.html">　『いじめ文学専用サイト』美術監督、オーギュスト・ルノワール</a><br />　再三による就任要請に、やっと“Oui”と言っていただきました。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-133.html">『マザーエルザの物語・終章』キャラクター００１　榊あおい画像</a><br /> ルノワール先生のご指導の元、Cesareがデッサンいたしました。<br /><br /><br />　   本サイトでは、Ｕ１５の少女を主人公としております。<br />    なお、性的なコンテンツを含みます。１８才以下の方は、即時、退去していただくようオネガイします。<br />　　本サイトが、内容の中心に置いているのが『いじめ』です。これから、数多くのいじめられっ子談を紹介したいと思います。<br /><span style="color:#ff0099">　こんにちは、西宮由加里です。アルバイトで、このサイトの管理者をやることになりました。まだ、高校二年生なんですけど、大丈夫でしょうか？このサイトって１８禁ってなっているんですけど。通報とかしないでくださいね。<br />　　二人目の少女を紹介したいと思います。<br />　「さあ、おいで、あおいちゃん」<br />「由加里お姉ちゃん・・・・」<br />　「さあ、お姉ちゃんがついているから」<br />　「はい・・・・・私の名前は、榊あおいといいます。今度中一になりました。私の悲しい・・・・けど、」<br />「けど？さ、ちゃんと説明してごらん」</span><br />　<br /><span style="color:#ff0099">　　去年、１年に起きたことは、本当に不思議な体験でした。この世界の何処の女の子も、経験できないような１年でした。もう、１年で一生分を過ごしてしまったかのようです。<br />　このサイトを知ったのは、夢の中です。突然ですけど、ユングっていう偉い学者さんを知っていますか？彼によると、無意識は個人的なのと全人間、共有のがあるそうです。きっと、このサイトは、共有部分なのでしょう？だから、同じように苦しんだ由加里お姉ちゃんに会えたのだと思います。もしも、姉ちゃんに会えなかったら、永劫、悪夢の世界を漂っていたと思います。<br />　お姉ちゃんは、私の苦しい体験を、このへんなおじさんに話すように言いました。<br />私はイヤだったのですが、お姉ちゃんが、どうしてもというので話します。</span><br /><br />　『マザー＝エルザの物語、終章　』<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-57.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　序章』</a><br />　<span style="color:#ffff00">マザーエルザという名を知らない者はいないだろう。今、１９９７年９月５日、彼女の名前に、ふさわしくないくらいに、慎ましい病院で、息を引き取ろうとしていた。<br />　１９１０年８月２６日に生を受けていらい８６年。アギリは、いや、世界はこの女性と時間を共有できたことを神に感謝すべきである。<br />　世界の誰からも愛され、尊敬された聖女は、今、約束された最後の呼吸をしようとしている。<br />「ああ、もう息ができないわ」<br />　そのか細い声は、世界のすべてを貫くほどの衝撃を持っていた。</span><br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-58.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　１』</a><br /><span style="color:#ffff00">１９９８年４月３日、（愛名４６年） <br /><br />　「みなさん、今日はマザーエルザのことについてお話しをします」 <br />　白を基調にした清廉な教室。そこに、よく通る声が響く。彼女は、子どもたちが大好きなシスターだ。その声を聞くと、みんなまじめに勉強をしたくなる。二人の姉たちのように、あまり勉強が好きではない、この少女でさえ、手を挙げたがる。</span> <br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-60.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　２』</a><br /><span style="color:#ffff00">　赤木啓子の家は、都心から車で１０分といったところにある。緑に覆われた高台の真ん中に、その閑静な住宅街はある。 <br />　彼女の母親が運転する車は、今、桜の花が降りしきる大通りを走っている。すぐ、そこの道を併走する少年がいたが、一瞬で追い抜いてしまった。 </span><br />　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-63.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　３』</a><br />　<span style="color:#ffff00">地平線が咆吼する。<br />　乾いた音が、大地に響き渡る。<br />男が怒りを爆発させ、女がそれを受けた。２０００年以上にわたる人類の歴史において、常にあったことである。<br />「これで気が済んだの？」<br />　しばらく続いた沈黙の後、口を開いたのは、女だった。平手打ちを受けた頬がほんのりと赤くなっている。</span><br />　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-64.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　４』</a><br /><span style="color:#ffff00">　榊あおいは、車上の人になっている。当たり前のことだが、運転しているのは、少女ではなく彼女の母親である。榊久子、年齢的には、３０才を幾つか超えるほどだが、まだ２０代後半と言っても通用する肌と目の光りを持っている。<br />　サングラスで両目を隠してはいても、その美貌は、おおよそ見当が付く。そして、その表情をも見当がつく、いや、ついてしまう。尖った鼻先は、彼女の苛つきを暗示しているようだ。</span><br />　続きはクリック<br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-66.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　５』</a><br />　<span style="color:#ffff00">失禁。その行為は、ふつう、そう呼ばれている。しかし、今、少女に見舞われている災難を、そう呼ぶのはあまりにむごいだろう。何故ならば、多分に、不可抗力の性格が強いからである。 <br />「ィヤあああｱｱｱｱｱｱｱ･･･ｱ･ｱ･」 <br />　　自らの汚物で、躰が汚される感触。自分の汚い温かさによって、浸食されるおぞましさ。それを股間から、舌の先まで感じさせられたのである。あおいは、いつの間にか、縛られたまま、雨に打たれていた。完全に感覚がマヒしている。土砂であっても食べたくなるくらいの空腹も喉の渇きも感じない。自分が何処にいるのかわからない。きつく縛られた手首と足首は、もう痛くないし、雨は冷たくなかった。そして、身体が濡れる気持ち悪さからも、解放された。 </span><br />　続きはクリック<br /><br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-72.html">　『マザー＝エルザの物語、終章　６』</a><br /><span style="color:#ffff00">「えー？真美伯母さん、入院しちゃったの？」<br />  　榊あおいが、まず、黄色い声を上げた。<br />「そうよ」<br />「で、どんな様子なの？」<br />  　榊家の長女である徳子。四人姉妹の中で、一番冷静なのは、さすがに、この長女のようだ。それぞれ、次女と四女である有希江と茉莉も心配そうに母の口から出る言葉を見守っている。<br />  　四姉妹にとって、恵子は二人目の母親に等しいのだ。</span><br />　続きはクリック<br /><br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-80.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ７　』</a><br />　<span style="color:#ffff00">家族の急変は、あおいの予想をはるかに超えていた。まるである時刻を境に、世界が一変してしまったかのようだ。自分は、何処か別世界に飛ばされてしまったとでもいうのだろうか。家も家具も、家族もみんな同じなのに、何かが決定的に違う。有希江がいつも身につけているイヤリングまで同じなのに、世界は、あおいにとって完全に異国になってしまった。ちなみに、それは、サーファーである彼からプレゼントされた品で、サーフボードを形取っている。</span><br />　　続きはクリック<br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-88.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ８　』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">「そうだ、家政婦、忘れ物、あんたの夕御飯よ！」<br />「茉莉！」<br />　　残照を切り裂くような声とともに、あおいの頬に飛んできたものは、５００円硬貨だった。榊家の浴室は広大で、目標までかなり距離があるにもかかわらず、それは、的を誤らなかった。あおいの眉間に当たって、タイルの床に転がった。<br />　　犠牲者の目には、それが螺旋に回転しながら、堕ちる様が、まるで、自分の運命を暗示しているように見えたかもしれない。</span><br />　　続きはクリック<br /><br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-92.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ９　』</a><br />　　<span style="color:#ffff00">あおいは祈るような気持で、鉄格子の向こうにある満月を見つめていた。しかし、そうは言っても、別に、あおいは牢獄に閉じこめられているわけではない。それまでの部屋を使うことは許されている。あおいの部屋は、ヨーロッパ風建築によくあるような、格子が入っているのだ。今の境遇から、それが鉄格子にしか見えなかったのである。 <br />　　しかし、部屋の様子は、いままでとだいぶ違う。まだ午後９時を少しだけ回っただけだというのに、真っ暗なのだ。停電したとでもいうのだろうか。 <br />　　だが、この息苦しい雰囲気は、なんだろう。</span>　<br />　　続きはクリック<br /><br />　　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-94.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １０　』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ｳｳ･ｳ･･ｳ･ｳｳ････うう！」<br />　　あおいは、涙の粒が食器の上に、落ちるのを幾つも確認した。しかし、もうどうしようもない。彼等は、何かしら少女に訴えかけているのだが、その真意を知ることはできない。いや、探ろうとする。<br />今、自分の脳はどのようになっているだろう。身を裂かれそうな悲しみのなかで、ふと、あおいはそう想像してみた。</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-97.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １１　』</a><br /><span style="color:#ffff00">「お姉さんに話してご覧なさい、何をしていたの？」 <br />「･･････････････」 <br />　有希江は、あおいの意図を探るように、針を密かに刺してくる。あおいは、それにどのように対処していいのか、わからずに、黙りこくってしまった。そこで、貝殻に籠もってしまった貝をどうやって吸い出すのか、有希江は、言葉の手練手管を使って、おびき出すことにした。</span> <br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-100.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １２　』</a><br />　<span style="color:#ffff00">有希江は、小雪の降りしきる夜に、秘密を明かしはじめた。それは、ごく小さく、針の穴を通すような細さだった。しかし、周囲が暗ければ、暗いほど、その光は、まぶしく感じるものだ。ちなみに、二人が棲まう部屋は、夜の妖怪が好むくらいに薄暗い。近代文明の恩恵を拒否するように、蝋燭の明かりほどの、光度しか保っていなかった。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-101.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １３　』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ﾊｱ･･･ﾊｱ･･････ﾊｱ･･ｱ･ｱ･ｧｧ････ﾊｱ」<br />　あおいは、よつんばいになって、有希江の責めを受けている。幼い肢体を見えない手枷足枷に、拘束されて、恥部を蹂躙されている。その姿は、見方を変えれば、自分から、それをねだっているかのように見える。<br />「有希江姉さんの言うこと聞くなら、たまには、こうしてあげるわ、これは、あんたへの愛情の記なのよ」<br />「ｳｳ･ｳ･･ｳ･･ｳ･ｳ･ｳ･ｳｳ！？」</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-106.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １４　』</a><br /><span style="color:#ffff00">――――ふっ、白昼夢？ <br />　有希江は、苦笑を禁じ得なかった。白昼夢と言っても、常に夜のとばりは降りており、アポロンは、美女と同衾のすえ、疲れを癒やすために就寝中にちがいないのである。 <br />　少女は、妹に、演技じみた視線を向けると、口を開いた。 <br />「さ、お腹空いたでしょう？　有希江姉さんとごはん食べようか」 <br />「････････」 <br />　あおいは、水に浸かったお握りのような顔を姉に向けた。有希江は、彼女を見下ろしている。その目は、優しさに満ちている。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-110.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １５』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　有希江と茉莉の違いは、ただ、ひとつのことを自覚しているか、否かにすぎない。言い換えるならば、自分が、あおいを憎んでいる。その事実に、形だけでも疑うことができるか、否かのちがいだ。<br />　それだけのことに尽きる。<br /><br />　茉莉を自室に戻らせると、有希江はあおいを睨みつけた。少女がひるむと、柔らかく目を瞑った。まさに人間と犬どうしのやり取り。<br />　それに痺れを切らしたのか、少女は立ちあがろうとした。しかし　―――――。</span><br /><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-114.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １６』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">「そうよ、良い子ね。ちゃんと全部食べるのよ、残しちゃだめよ。ほら、こっちに付いているじゃない」<br />「ｳｸﾞｸﾞｸﾞ･･･むぐ････ぐち」<br />　屈辱的な姿勢。<br />　よつんばいにさせられたあおいは、スプーンに舌を這わせている。自分の舌が、あたかも自分のものではないような錯覚に襲われる。それは、まるで少女から独立した物体のように、銀色の半球体を移動していく。芋虫か、得体の知れない軟体生物のように、ヒクヒクとその身体を変化させながら、淫靡な汁を流す。<br />　それは、あまりにも現実感のなさが起因しているのかもしれない。自分がやっていること、あるいはさせられていることが、とても真実とは思えない。そのような思いは、しかし、顎の筋肉の緊張や痛みによって、それが現実であることをイヤでも実感させられる。すると、屈辱や恥辱と直面することになる。</span><br />　　　続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-118.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １７』</a><br /><br />　<span style="color:#ffff00">やっとのことで屈辱的な食事を終えると、突如として、有希江が言い渡した。 <br />「わかったわね、家では私がみんな世話してあげるから、自分で何もしちゃだめよ。そうしたら、ちゃんと可愛がってあげるわ」 <br />「･････････」 <br />　放心状態のあおいには、有希江の言葉が届かない。まるで恐竜のように神経が緩慢になった状態では、心身両面において理解することは、まず無理というものだ。 <br />「わかったの？！」 <br />「ﾊ･･･ﾊｲ！」 <br />　ほとんど、パフロフの犬のようにあおいは反応した。</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-127.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １８』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">「そうだ、宿題やらなきゃ、きっと、あおいは全然やってないのだわ―――」 <br />　親友に出会った頭から降り懸かってくる台詞を、赤木啓子は簡単に予測できた。 <br /><br />――――最初は、何も言わないにちがいない。良くっておざなりな挨拶が渡されるていどのことだろう。 <br />　きっと『粗品』って書いてあるにちがいない。だいぶ前、母親と行った会話に出てきた言葉を、心のなかで使ってみた。中学に入ったばかりの生徒が友人をからかうのにも英語を使いたがるのに似ている。２年後、ＢＥ動詞も理解されておらず、高校に入れないと泣いているかもしれないのに･･････。 <br />それはともかく、啓子は『粗品』などダッシュボードに突っ込むつもりだ。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-129.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  １９』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　　何処かの梢の上で泣いている雀。遠くの空に棚引いている雲。<br />　車窓から見える風景は変わらないのに、そして、車自身が立てる呼吸音も変わらないのに、少女を取り巻く境遇は１８０度変わってしまった。<br />　その証拠に彼女の特定席だった助手席ではなくて、バックに座っている。肩を怒らせてちょこんと座る姿は、何処かはかなげで所在なげに見える。<br /><br />　――――どうしてなの？　ママ？どうしてそんな顔をするの？</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-131.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２０』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ほら、何をしているの？　はやく食べなさいな」 <br />　いち早く到着したハンバーグを目の前にして凝固している娘に、久子は言った。『召し上がれ』ではなく『食べなさい』と言われたことが、余計に涙を誘う。ぷるぷると震えながら涙を拭くあおいを、まるで猫が瀕死の獲物を弄ぶように、取り扱う。 <br /><br />「ほら、醒めちゃうでしょう？」 <br /><br />　久子の優しさはいわばテレビＣＭの中の母親のそれだ。素人女優の底の浅い演技のように、見え透いている。 <br />　しかし・・・・。</span> <br />続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-135.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２１』</a><br />　<span style="color:#ffff00">あおいの脊椎に電撃のような衝撃が走る。 <br />「あおいちゃん！　あおいちゃん！　大丈夫なの？　具合悪いの！？」 <br />　なおもエキセントリックな声がトイレ中に響き渡る。床に散りばめられたタイルというタイルに反響して音の芸術を作り出した。 <br />　しかし、それはあおいにとって鑑賞すべき対象ではない。いや、現在少女の内面を形作っている感情が、それを許さないのだ。 <br />　 <br />　全身を凍りつかせるような羞恥心。 </span><br />　<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-137.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２２』</a><br /><span style="color:#ffff00">　祥子がどうして娘とあおいをその展覧会に誘おうとしたのか、その理由はわからない。気が付いたら、そのような気分になっていて、チケットを差し出していた。チケットはたまたま持っていたものである。非常に宗教的なはなしになるが目に見えない得体の知れない力によって、身体を吸引されている気分になった。 <br />　何者かに操られている。自分の動きの中に、自分の意志でないものを見つけたのである。チケットは友人の気まぐれによってもらったものであるし、その朝、たまたま選んだバッグにそれが混入していたのは、単なる偶然にすぎない。 <br />　そして、ふたりを目の前にしてチケットを取り出したのは、単に陽光が眩しかったからである。<br /> 続きはクリック</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-139.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２３』</a><br />　<span style="color:#ffff00">赤木祥子は長いすに座っていた。展覧物はあらかた回ったので、一休みしようと思ったのだ。すぐにでも帰ろうとも思ったが、思いの外、あおいが夢中になっているので、少しばかり待っていようと思ったのである。<br />　もっとも、啓子のほうはかなり迷惑そうだったが、それは意識からあえて除外することにした。<br /><br />　　当然のように煙草は吸えないので、たいへん、手持ち無沙汰だった。それに口が淋しい。レストランでも車の中でも、子供たちがいたので、ニコチンを摂取するわけにはいかなかった。その代わりと言ってなんだが２５００円もする画集を開いている。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-141.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２４』</a><br /><br />　<span style="color:#ffff00">絵画と人間のやりとりとは真剣な行為である。両者の間に火花が散る。すこしでも気を抜けばとたんに心を奪われてしまう。 <br />　それは、単なる絵の具の塊などではない。もしも真性の絵画ならば心を持っている。それゆえに、人間との関わり合いには自然と心のふれあいをもたらす。それは肉体を持つ人間との、いや、それ以上に真剣な心の鞘当てを必要とされる。 <br />　だから、単に絵画が目の前にあるだけでは体面を意味しない。 <br /><br />　あおいと啓子が、再び井上順の絵画と本質的ないみにおいて体面するのは、かなり先のことである。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-143.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２５』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　再び、あおいと啓子がニフィルティラピアという地名を耳にするのは、もうまもなくのことである。しかし、マザーエルザという固有名詞を聞いたのははじめてのことだった。その授業はマザーと呼ばれる修道女の手によって行われる宗教の時間に行われている。 <br />　しかしながら、宗教とは言ってもことさら戒律じみたことを強制するわけでもないし、学校が奉ずるキリスト教アリウス派の信仰を強いるわけでもない。ただ、聖書を通じた物語を通じて、物の道理を教えるだけである。 <br />　言いようによっては、もっと、意地の悪い表現も可能だ。薄い毒を飲まされているということである。精神の発育に準じて、キリスト教精神をやんわりと教え込まされるのだから、そのやり方は頭の良いやり方だと言えるだろう。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-145.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２６』</a><br />　<span style="color:#ffff00">ここは、５年Ｂ組の教室。依然としてあおいの行動が波紋を呼んでいる。啓子は、親友の変容にどうやって対応したらいいのか、戸惑っていた。そして、クラスメートは二人を嵐の中心として、ただそれが過ぎ去るのを見守ることしかできない。<br />　ここにいる誰しもが時間の停止を確信した。空気の分子の運動にいたるまですべてが静止し、何時になろうとも昼休みはおろか夜のとばりさえ降りないとさえ思われた。<br /><br />　　しかし、嵐を止める魔法の杖を持っている魔女はいきなりやってきた。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-149.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２７』</a><br /><span style="color:#ffff00"><br />　ちょうどそのころ、５年Ｂ組の教室では赤木啓子が入室したところだった。教師に命じられた書類運びという任務を果たし終えようとしていたところである。それを重々しそうな動作で教壇に置いたところ、友人が話しかけてきた。 <br /><br />「赤木さん、あおいのお姉さんが来てたわよ」 <br />「え？　有希江姉さんが！？」 <br /><br />　その驚きと喜びが微妙にブレンドされた表情を見ることは、あおいと言えどなかなか見られる代物ではない。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-152.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２８』</a><br />　<span style="color:#ffff00">教室に戻ったとき、あおいは息も絶え絶えな状態で、多分にクラスメートの同情を買った。少女の真珠色に輝く額には、脂汗のようなものが滲んでいる。霧を吹きかけた高級陶器のようで、反射光の美しさがやけに目立って痛々しい。 <br />　啓子にもそれが伝わったと見えて、心配そうに親友の顔を伺っている。 <br />「大丈夫？　早く座ろうよ。それとも保健室に行く？」 <br />　あおいにしか見せない顔で言葉を投げかける。事実、二人の間に流れている世界には、第三者が入り込める隙を見いだせなかった。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-155.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ２９』</a><br />　<span style="color:#ffff00">意識を失ってあおいは新たなる翼を得た。 <br />　ところが、いちど空に向かって羽ばたいてみると、それは秋の空のように小春日和の清々しい空間を飛翔するための道具でないことがわかった。 <br />　音もなく、少女は大地に降り立った。虚空に浮かんでいることに、そこはかとない恐怖と不安を怯えたのである。 <br />　しかし、そこは彼女にとってほんとうに安泰な場所なのだろうか。 <br />　思い出したくもない過去。言い換えれば、例え、どんなすばらしい大地にも、地下には地層があり、　その一つには悪魔の糞便で固められた層もあるということだ。 <br />　言わんや、げんざい、あおいが置かれている状態は混迷を極めている。その過去にはいったい、何があるのか。まったく想像できない。立っている大地がけっして、堅実でないことは微かに触れる今の状況が何よりの証左になるだろう。 </span><br />　続きはクリック<br /><br />　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-159.html">　『マザー＝エルザの物語、終章  ３０』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　ふいに、あおいは、寝返りを打った。啓子はそれに喜びの感情を素直に表すべきだったのかもしれない。しかし、少女の心にはそれと全く違う感覚が芽吹き始めていたのである。どんなにふっくらとした容姿を持つ人間でも、顔に鋭角を備える場所がある。 <br />　一般に細面が美人の条件だと言われるが、たいてい、そのような人間は、その鋭角が鋭い。あおいもその例外ではない。首にブイの字を造る胸鎖乳突筋から顔につながるところ。即ち、顎である。　　その部分から可愛らしい曲線を造る耳たぶに至るラインを見ていると、あるものが目の前にないことが悔やまれた。 <br />　スケッチブック。 <br />　そして、画材。 </span><br />　続きはクリック ]]>
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<dc:creator>Cesare Borgia</dc:creator>
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<description> Ｃｏｎｔｅｎtｓ          『いじめ文学専用サイト』へようこそ！　   本サイトでは、Ｕ１５の少女を主人公としております。    なお、性的なコンテンツを含みます。１８才以下の方は、即時、退去していただくようオネガイします。　　本サイトが、内容の中心に置いているのが『いじめ』です。これから、数多くのいじめられっ子談を紹介したいと思います。まずは、トップバッターを連れてきました。西宮由加里さんです。　『由加
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime00.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/a/l/i/aliceizer10/ijime00.jpg" alt="ijime00.jpg" border="0" /></a><br />              <span style="font-size:x-large;"><span style="color:#3300cc"><span style="color:#99ff66"><span style="color:#ff0033">Ｃｏｎｔｅｎtｓ</span></span></span></span><br />          『いじめ文学専用サイト』へようこそ！<br />　   本サイトでは、Ｕ１５の少女を主人公としております。<br />    なお、性的なコンテンツを含みます。１８才以下の方は、即時、退去していただくようオネガイします。<br />　　本サイトが、内容の中心に置いているのが『いじめ』です。これから、数多くのいじめられっ子談を紹介したいと思います。まずは、トップバッターを連れてきました。西宮由加里さんです。<br /><br />　『由加里』<br />　<span style="color:#ff66ff">　私は、西宮由加里といいます。高校二年生の、ふつうの女の子です。今の私を知っている人には、理解してもらえないのですが、中学の時にいじめられていたことがあります。<br />　　これから、語られる物語は、夢の中で出会った男性に話したことです。彼は、何でも、小説家志望だそうです。もしも、作品に悪いところがあったら、いくらでも注意してあげてください。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-1.html">『由加里１』</a><br />　<span style="color:#ffff00">　少女は、闇の中にいる。それは、彼女の内面をも表していた。闇とは意識無意識のうちの無意識を意味する。一言で言えば、ぼっとしていたということだ。だから、ドアがおもむろに開いたことにも気づかなかった。<br />　「由加里？もう寝たの？あれ起きてるんじゃないの」<br />「・・・・あ、ママ」<br />由加里と呼ばれた少女は、返答に窮した。</span><br />　続きは、先頭をクリックしてください。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-2.html">『由加里2』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-3.html">『由加里3』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-5.html">『由加里4』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-6.html">『由加里5』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-9.html">『由加里6』</a><br />　<span style="color:#ffff33">「ひどい！何だろう、これは？！」<br />翌朝、由加里は鏡に映った自分の下着姿を見て、思った。黒いボンデージ風の下着は、あきらかに、１３歳の少女には似合わない。少女は、身長は１５５センチで、平均からそれほど低いわけではないが、そのほっそりした肢体は、年齢よりも一つか二つほど下に見える。<br />「恥ずかしい！」<br />由加里は思わず目を覆った。その日は、彼女にとって大変な問題を抱えているのに、さらに困難を抱えるなどと・・。</span><br />　続きは、先頭をクリックしてください。<br />　<br /><span style="color:#ff99cc">　こんにちは。西宮由加里です。ここまで、読んで頂いてありがとうございます。多少は、脚色が為されていますが、書かれていることは、結構、本当のことです。これから、性的ないじめが、始まります。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-10.html">『由加里7』</a><br /><span style="color:#ffff00">　安閑とした教室で、由加里がたったひとりで、英語の授業を受けている。<br />多賀の発音は、留学経験を自慢するなりに、それなりにマトモだった。しかし、それは、彼の人格や、教師としての資質にまったく関連しない。こんな状況で、平然とした顔で、授業ができるのだ。どう考えても、まともな教師ではない。</span><br />　続きは、先頭をクリックしてください。<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-11.html">『由加里8』</a><br />　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-12.html">『由加里9』</a>　<span style="color:#ffff33"><br />　「なんて、破廉恥な下着かしら」<br />「ぃいやああああああ！！見ないで！見ないで！！」<br />クラス全体がどよめいた。しかし、照美は冷静なまま話しを続ける。あたかも、予め、由加里の下着のことを知っているかのように、話し出す。</span> <br />続きは、先頭をクリックしてください。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-13.html">『由加里10』</a>　<span style="color:#ffff33"><br />　「由加里！どうしたの！？」<br />「ママ･･････」<br />春子は、娘の顔を両手で包んだ。そして、その顔を眺める。由加里は、思わず目をそらす。<br />「由加里ぃ！」<br />「か、母さん･････あ！ああああっっぁあああ！！」<br />　由加里は、いきなり、母の胸に飛び込むと号泣をはじめた。</span><br />続きは、先頭をクリックしてください。<br /><span style="color:#ff33ff">　ママに、いじめられていることだけは、バレたくなかったのです。でも、このとき、全部、打ち明けていたら、あそこまで、ひどいことにはならなかったと思います。</span><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-14.html">『由加里11』</a><br />　<span style="color:#ffff00">　　６月の陽光は、新緑にきらめいて、生命の謳歌に満ちているはずだった。しかし、どうして、こんなにねっとりしていて、気持ち悪いのだろう。由加里は、隠れていたトイレから引きずり出されて、教室に連行された。ちなみに、どうしてトイレかと言えば、そこで弁当を広げていたからである。哀れな由加里は、もはや、ここでしか昼食を取ることを許されないのだ。</span><br />　　続きは、先頭をクリック。<br />　<span style="color:#ff66cc">ここまで、読んでくださってありがとうございます。由加里です。トイレで、ごはんを食べるのは、とても辛いことでした。四方の壁からつぶされるような気がするのです。私の中学のトイレには和式と洋式があるのですが、いじめっ子たちは、和式で食べろと言いました。和式だとうまく座れないのです。彼女たちは、それを知っていて、命じたのでしょう。<br />　四時間目が終わると、お弁当を持って、トイレに行くように命令されます。具合が悪かった時など、無理矢理に押し込められました。そして、全部たべるまで、出して貰えませんでした。流さないように、上から監視されていました。だけど、ママが作ってくれたお弁当をトイレに流すことなんて、できるはずはありません。一番、何が辛かったって、お弁当に対して、ママに対して、悪くって・・・・・・・・・・・ごめんなさい。もう言えません･･ｳｳ･････ｳ</span><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-15.html">『由加里12』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-16.html">『由加里13』</a><br />　　<span style="color:#ffff00">「アれい？どうしたのカナ」<br />「いやああああ！ぁ」<br />　由加里は、大腿を狭めて、いじめっ子たちの視線を防ごうとした。上品なかたちの鼻梁が、恥辱に狭まる。<br />「西宮ったら、おもらししちゃったのかな」<br />ちょうど、放送委員の仕事を終えた似鳥ぴあのである。<br />「ぃやあ！ぃやあ！み見ないで！」</span><br />　<span style="color:#333333">続きは、先頭をクリックしてください。</span><span style="color:#ff66cc">　<br />　本当に、辛い体験でした。西宮由加里です。よく、こんなひどい目にあって、生きていられたと思います。今、思い出しても涙が出てきます・・・・・・・・・。</span><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-18.html">『由加里14』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-19.html">『由加里15』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-21.html">『由加里16』</a><br /><span style="color:#ffff00">　　 　「なあに、朝から出かけるの？休みなのに」 <br />春子は心配になって、娘の背中に声をかけた。 <br />「由加里姉ちゃんたら、早いのね」 <br />妹の郁子は、眠い目を擦りながら部屋から這い出てきたばかりだ。</span><br />　続きは先頭をクリック。<br />　<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-22.html">『由加里17』</a><br />　<span style="color:#ffff00">似鳥かなんが、選んだのは、とある空き屋だった。<br />「････」<br />「何しているの、入ってきなさいよ、はやくいじってほしくてたまらないんでしょう？」<br />「そ、そんな････････」<br />意地悪く言うかなん。</span><br />　続きは、先頭をクリックしてください。<br />　<span style="color:#ff33cc">　似鳥先輩・・・・この人の名前は、もう二度と聞きたくないです。先輩は、私の弱みを全部知っていて、ああいうことをしたんです。ファーストキッスが、同性だなんて・・・・・・・。</span><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-24.html">『由加里18』</a><br />　　<span style="color:#ffff33">由加里は、帰宅するなり、風呂場に直行した。まだ、午後４時３０分を回ったばかり･･･････である。母である春子は驚いたが、何も言わなかった。<br />　びりびりという擬音は、本来、水に対してふさわしいものではないであろう。しかし、今、由加里が浴びているシャワーは、まさに、その擬音そのものだった。水が痛い。それは、汚れた少女の躰に当たって、無機的な音が木霊する。</span><br />　続きはクリック。<br /><span style="color:#ff33cc">　本当にひとりでした。ミチルちゃんでさえ、信用できませんでした。<br />　クラスの女の子のひとり、ひとりに、わずかな可能性を求めて、アプローチしました。もちろん、誰も口すら聞いてくれませんでした。<br />　そんな辛い時、唯一の慰めがオナニーでした。自慰とはよく言ったものです。私は、いじめられる自分を思い浮かべてオナニーしました。もちろん、いじめっ子の中に、私もいるのです。もう一人の私は、先頭に立って、西宮由加里をいじめていました・・・・。本当にひとりでした。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-25.html">『由加里19』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-26.html">『由加里20』</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-28.html">『由加里21』</a><br />  <span style="color:#ffff33">夜のしじまに、一つの果実がなった。それが腐って落ちるか、貴人に食べられるかは、果実しだい。<br />　<br />「痛かったですか？西宮先輩」<br />「全然、痛くなかったよ、貴子ちゃんが教えてくれた方法が、よかった」<br />「･･･････」<br />小池貴子と高島ミチルは目を合わせた。<br />「でも、惨めだよね。こんなことまでしなきゃいけないなんて･････」<br />由加里は、顔を自らの膝に埋めると、泣き出した。<br />　由加里の目には、その日の昼間のことが、鮮やかに復活していた。</span><br /><span style="color:#333333"> 続きは先頭をクリック</span>。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-34.html">『由加里22』</a><br />　<span style="color:#ffff00">高島ミチルは、由加里と小池貴子を、富士山の麓にあるコテージに誘った。ミチルの伯母夫婦が経営しているのである。青木ヶ原樹海の近くにあるこのコテージには、テニスのコートが何面もあって、　それは、プロレベルの選手すらが、利用するほどである。あの西沢あゆみも訪れると聞く。ミチルは、彼女からサインをもらったことがあった。<br />　「月曜が、創立記念日だから、三連休じゃないですか」と誘ったのである。<br />たまたま、海崎照美や似鳥かなんからの命令もなかった。</span><br />　続きは、先頭をクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-35.html">『由加里　２３』</a><br />  　<span style="color:#ffff00"><br />　　昼過ぎにコテージに入った三人は、ミチルの母親が作ってくれたお弁当を手に、樹海の散策に向かった。おやつ代わりだと言うのだ。<br />　もともと、高島家は体育会系の家である。運動少女たちが、どのくらい食べるのか、１００も承知なのである。テニスコートの裏には、広大な樹海が横たわっている。そこは死の別名だ。磁石すら通用しない樹海。そこに、間違って、入れば二度と帰ることができなくなる。一方、自殺者は、それを利用して、自分を苦痛から解放される道を選ぶ。<br />　人間の目に親しい緑は、その迷路の恐怖を和らげては･･･いる。しかし、それ故に、樹海はおそろしいのである。</span><br />  続きは先頭をクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-36.html">『由加里　２４』</a<br /><br />　<span style="color:#ffff00">「西宮先輩、いじめられているんですよ」<br />いきなり、貴子が切り出した。ミチルは目を丸くしている。親友が、積極的に動く姿は珍しいからだ。<br />「それは、テニス部内のことなの」<br />　あゆみが言う。予め、ミチルと貴子が後輩であることは知らされている。<br />「それはいけないな･･････」<br />はるかは、まるで他人事のように言う。<br />「でも、はるか姉ちゃんは、同じクラスなのよね」<br />「私は、あまり親しくしてないし、口を聞いたのも二年になって一回か、二回ぐらいかな」<br />「じゃあ、教室で話しかけられたら無視しないよね」</span><br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-37.html">『由加里　２５』</a><br />　<span style="color:#ffff00">「やめて！来ないでええええぇ！」<br />「由加里！開けなさい！一体！何があったの！？出てきて、ママに説明しなさいぃ！！」<br />春子は、由加里の部屋のドアを激しく叩きながら怒鳴った。<br />　由加里の自殺騒ぎは、必然的に、両親に知らされることになった。楽しいはずの旅行は、日曜日の夜のうちに切り上げとなり、その日のうちに、父親の運転する車で帰宅した。その最中、由加里は両親の質問には、一切答えなかった。<br />　そして、帰宅するなり、自室に引きこもった。その上に、机やら本棚やらを放り投げた。ドアにバリケードを作って立てこもったのである。<br />　部屋の中から、聞こえるのは、由加里の悲愴な泣き声だった</span>。<br />　続きはクリック。<br />　<br />　<span style="color:#ff33cc">由加里です。ここまで、読んで頂いた方の中には、ここでようやく光が射すと想っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？残念ながら、それは違います。本当の意味での地獄はこれからはじまります。<br />　どうして、それを、彼に話すことができたのかわかりません。<br />　あれから二年になりますが、ようやく、本当の意味で笑うことができるようになりました。ここまでなるために、信頼できる精神科医の先生や家族の愛、友達、それに・・・・・・・。とにかく、いろんな人の手助けが必要だったのです。</span><br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-39.html">『由加里　２６』</a><br /><span style="color:#ffff00">　夏休みが間近になったその日、由加里は、いつもよりもさらにダークな心持ちで登校した。太陽が、まだ午前８時を回ったばかりだというのに、陽光がまばゆい光を放つ。<br />　由加里の心の中は、それとは真逆に暗雲が立ちこめていた。昨日、すなわち、月曜日は、学校が創立記念日で休みだった。土日は当然のように休みだから、結果、三日ぶりに煉獄のような学校に赴くわけである。</span><br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-40.html">『由加里　２７』</a><br />　<span style="color:#ffff00">「ゆ、･･･・ううｳｳ･･･由加里は、･・ううｨｳ･･全身、汗まみれに、･・うｳ･･なって上下に、･・ううｳｳｳ･･動いている･････お、男に、両手を、･・うｳｳ･･奪われ、背後から、･・ううｳ･･付かれている････」<br />由加里は、モニター上に、展開している映像を、文章にしていく。その間にも、はるかと照美の、指がにちゃにちゃと少女の性器に食い込んでいく。<br />「････ぅああ！！」<br />「感じてる場合じゃないでしょう？」</span><br />　つづきはクリック。<br />　<span style="color:#ff00cc">みなさん、こんにちは、由加里です。このころは、ほぼ毎晩オナニーに耽っていました。麻薬のように、中毒になっていたとさえ言えます。やらないと眠れなかったのです。オナニーをやって、やって、疲れていつの間にか寝入ってしまうという毎日でした。<br />　新しいオナニーの方法も知りました。それは、悲しいことに、照美たちから受けるいじめを通じてのことです。<br />　手術用のゴム手袋を使ってやると、飛び上がるほどに感じるということです。ゴムの感触が、キュキュと言って、とても気持ちいいのです。<br />　みなさん、こんな由加里をヘンタイだとか言わないでください・・・・・・・どうか。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-41.html">『由加里　２８』</a><br /><br />ガタン････ｶﾞﾀﾝ････ｶﾞﾀﾝ･･･ガタン。 <br /><br /><span style="color:#ffff33">　午後４時半、初夏を過ぎた太陽はまだ、空にある。凶暴な熱を予感させる太陽は、地上を睥睨し、そこに棲む人間の幸不幸を完全に支配しているように見えた。電車の中は、冷房が効いているとは言え、その光線は、強烈な熱を有している。 <br />　京王線は、新宿行きの特急に、由加里たちは乗っている。少女の場合、無理矢理に乗せられたというべきか。 <br />　がら空きの車内には、由加里たち五人の他に、ポツポツとしか客は見えない。 <br />　ちょうど、由加里の向かいの席には、腰が９０度に曲がった老婆が休んでいる。</span> <br />つづきはクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-42.html">『由加里　２９』</a><br /><span style="color:#ffff00">　電車から降りた由加里は、すぐさま、後から追いかけてきた照美たちに捕まった。<br />「いや！いや！いや！もういや！」<br />　泣きながら、激しく抵抗する由加里。しかし、いじめっ子たちは、無理矢理にトイレに押し込もうとする。駅構内を往来する人々は、この顛末を、まるで映画の撮影か何かと思っているようだ。</span><br />　つづきはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-43.html">『由加里　３０』</a><br />　<span style="color:#ffff00">石毛まりは、椅子に座って泣き続けている少女を見下ろした。まるで、刑事と被疑者の関係に見えた。 <br />　ここは、通常、万引き犯を連れてくる場所である。しかし、特別にそのために設えたわけではないが、結果として、取調室になってしまった。決して、万引きが減ることはあっても、無くなることはないからである。 <br />　しかし、この少女は万引きをしたわけではない。ただ奇矯な行動を石毛に見せたために、連れてきたのだ。 </span>　<br />　 つづきはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-44.html">『由加里　３１』</a><br /><span style="color:#ffff00">　由加里たち三人は、下北沢では有名なステーキ店に入っていた。個室のこの部屋は予約無しでは、この時間帯では部屋がとれない。淳一が常連だったために、余計な注文に応じたのである。既に、食事は終わり、恭しい（うやうやしい）手つきで給仕がコーヒーを持ってくる。 <br />　由加里は神妙な面持ちで、ふたりの会話を聞いている。それは、彼女が想像した恋人同士の会話ではない。音楽の話しばかりが続く。Assemble Night　というバンドを彼等は組んでいる。</span><br />　続きはクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-45.html">『由加里　３２』</a><br />　<span style="color:#ffff00">夜の下北沢。そこは、由加里にとって未知の世界だった。時計店を盗み見ると、午後８時半を超えている。こんな時間に、ひとりだけでこんなところを走っている。それは現実感のない体験である。股間から込み上げてくる官能も、由加里を麻薬に誘うことはできない。<br />　例え、おむつが必要なくらい濡れそぼっていても、少女はそれを気持ち悪いと思うだけだ。それに、ちょっぴり羞恥心が加味される。心臓がドキドキする。何処をどうくぐりぬけたのかよく憶えていない。ただ、ネオンサインが目にしみた。</span><br />　続きはクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-47.html">『由加里　３３』</a><br />　<span style="color:#ffff00">その日は一日中雨だった。きっと、梅雨の最後の一絞りだろう。小さいころは、雨雲が綿飴に見えた。雨を絞ると、完成するのだ、甘くて美味しい食べ物に変わる。<br />　由加里は、しかし、今日の雨雲のようには行かないだろう。一涙で、いじめが無くなるとはとうてい思えない。天気はいづれ晴れるだろうが、残酷ないじめは続く、･････たぶんずっと。</span><br />　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-49.html">『由加里　３４』</a><br /><span style="color:#ffff00">　「ｲﾔｱｱああああ！！」 <br />　泣き叫んで暴れる由加里は、瞬く間に、四股をいじめっ子たちに押さえつけられた。 <br />「ほら、もう一度、ママのお腹の中に卵を戻してやンな」 <br />　はるかが命ずる。 <br />　すると、有紀はほくそ笑みながら、性器に卵を埋め込んでいく。</span> <br />　つづきはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-50.html">『由加里　３５』</a><br /><span style="color:#ffff00">　「こづえちゃん、『２４の瞳』ってどんな話しなの？」 <br />「とても破天荒な女教師の話よ、大石先生ってのが、田舎の学校に転任して、苦労するんだけど、渡された台本は、それから１０年後の話しね、戦争が終わってからのことみたい」 <br />　　ここは、向丘第二中学テニス部、部室である。校舎脇にあるプレハブの建物は、冷暖が完備されている。元々は、無化粧な内観は、少女らしい装飾に、リフォームされている。ミッキーマウスの張り紙は、その良い例だ。 </span><br />　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-54.html">『由加里　３６』</a><br />　<span style="color:#ffff00">「あははは！帰ってきた、帰ってきた！」 <br />「たっぷり、可愛がってもらったみたいじゃない、普段、誰にも相手にされないのにね」 <br />「本当、一年生に、面倒見手もらったっていうじゃない！？西宮さん、よかったネ！１年生とはいえ、いい迷惑よね、こんなのの相手なんて！あはははは！」</span> <br />　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-55.html">『由加里　３７』</a><br />　<span style="color:#ffff00">裁判は、６時限目に、厳かに始まった。道徳の授業という表向きである。今回は、担任の公認ということで、クラスメートの目の色がちがう。いつものように、手錠や腰ひもの演出こそなかったものの、クラス全体が、由加里を責める空気は、普段よりも、陰惨で残酷な空気に満ちていた。</span>　<br /> 続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-59.html">『由加里　３８』</a><br /><span style="color:#ffff00">　波乱の内に、裁判は終わったが、終わらせたのは、チャイムであって判決ではなかった。由加里は心身共に、さんざん打ちのめされた。その衝撃で、ぼっとしているうちに、終わったという感覚だった。 <br />　「ねえ、人間のクズ！はやく、移動しなさいよ！そこ、私の席よ！？」 <br />「ひっ！！」 <br />　由加里は、背後から蹴り飛ばされた。床に両手をついたその姿勢は、まさに犬だ。 <br />「西宮さん、鬼畜にふさわしい恰好ねえ、これからよつんばいで歩いたら？あなたにふさわしいんじゃない？！」</span> <br />　 続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-61.html">『由加里　３９』</a><br />　<span style="color:#ffff00">由加里が妹に、平手打ちを喰わせるちょうど、２時間ほど前に、時間を遡ってみよう。 <br />おまけに、空間的にもちょっと移動する。何？Google earthで見るならば、所詮は数ドットにすぎない。 <br />　夏休み直前の太陽は、時間の感覚を誤らせる。既に、帰宅すべき時間なのに、照美とはるかは、放送室に居座っていた。しかし、日が長いとはいえ、二人の影の長さは、彼女らに、帰宅の催促をしているようだ。それとも、不安の深さや広さを暗示しているのだろうか。</span> <br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-62.html">『由加里　４０』</a><br />　　<span style="color:#ffff00">京王線の駅は、何処も似ている。都心から離れるほどに、その度合いを強くしていくのだが、その疑似宮殿性である。ディズニーランドの、お城のように、そのコンクリートの塊からは、虚無ばかりが目に付く。由加里は、財布だけ持って、フラフラと、そんな駅の構内へと入っていく。</span><br />　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-65.html">『由加里　４１』</a><br /><br />　<span style="color:#ffff00">その夜、金属に何か硬いものを打ち付ける音が、幾つも虚空に響いた。それは、一様に赤で着色されていたという。 <br />　由加里は、螺旋階段を走った。ひたすらに、夜の虚空を回転して、落ちて行く。この時、どうして、エレベーターを使うことを思いつかなかったのだろうか。冴子をまくためか。いや、姉が追いかけてくることなど、思いもよらなかったはずだ。</span><br />　　　続きはクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-67.html">『由加里　４２』</a><br /><span style="color:#ffff00">　貴子の誘いで、マックに行くことになった。 <br />　由加里とミチルは、かなりの時間、二人で対峙していたらしい。彼女に話しかけられるまで、二人は、そのことにすら気づかなかった。三人とも蝋人形のように、無言のまま、レジに押しかけると、夜の街がよく見える場所に席を求めた。トレーを運んだのは由加里である。 <br />「夜景がきれいですね、こんな席で、ロマンティックな気分ですか？よくそんな気分になれますね、私はなれませんけど」 <br />　付き合っていながら、不満たらたらの体で由加里にあたる。 <br />　「ミチルちゃん･････････！？」 <br />「ミチル！」 <br />　由加里は絶句し、貴子は切れた。 </span><br />　続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-68.html">『由加里　４３』</a><br /><br />　<span style="color:#ffff00">　邸町とは、何と、少女たちが通う中学の学区である。由加里の家から徒歩で、２０分ほどの場所にある。<br />「じゃあ、明日にでも張り込みに行こうよ」<br />「まるで、刑事か探偵みたいね」<br />「バカ、ミチル、遊びじゃないのよ」<br />「･･････じゃ、帰ろうか」</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-69.html">『由加里　４４』</a><br /><span style="color:#ffff00">「さあ、これから行きますよ」<br />　　担任である大石久子の号令で、教室を出る。由加里を囲むのは、照美、はるか、高田、金江。それに付属するように、穂灘翔子、青木小鳥。男子は、山形梨友、丸当大善の二人である。ひとつ、不思議なことがあった。由加里は、出発の前にトイレに行こうとしたとき、高田と金江に妨害されたのである。<br />「幼稚園のトイレに行こうよ」<br />「ど、どうしてですか？」<br />「クラスのペットで、奴隷が口答えするんだ！？」<br />「･･･････ﾊｲ･･」<br />　由加里は、頷くほかなかった。</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-70.html">『由加里　４５』</a><br />　<span style="color:#ffff00">赤い車から、颯爽と出てきた婦人。女性にしては、相当の長身だ。躰を少し折らないと、車から出られなかった。<br />　年齢は、３０を幾つも超えていないように見える。シックな感じの黒い服とタイツからは、大人の女性の官能が、そこはかとなく漂ってくる。肌の張りは、ほとんど失われていない。しかし、目や躰ぜんたいから発せられるエネルギーは、２０代の小娘のそれではない。<br />　海崎百合絵、照美の母親である。<br />顔面は蒼白で、目は確と前方を睨みつけている。</span><br />　　続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-71.html">『由加里　４６』</a><br /><span style="color:#ffff00"> 由加里の目に飛び込んできたのは、赤い車だった。その車体は、妖しく煌めいてきた。まるで、魔女然として、やってきた。 <br /><br />――――あれにぶつかれば、死ねる。 <br /><br />　　少女は、涙にまみれながら、身を投げた。 <br />　衝撃。 <br />　強烈な、衝撃だった。身体が、何処かに持って行かれるような気がした。見えざる巨大な手に、&#25681;まれて、躰をもがれるかと思った。しかし、既に、いじめっ子たちの身の毛のよだつ行為によって、身も心も、十二分に、切り裂かれているのだ。それが、実際に肉体に起こっても、おかしくはなかった。</span><br />　　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-73.html">『由加里　４７』</a><br /><span style="color:#ffff00">「さ、冴････ｳ･ｳ･ｳ･ｳｳ･････････！？」 <br />「由加里ぃ！！」 <br />由加里は、まだ覚醒がしっくりいかない状態で、入室者の顔を見た。頭の中で、渦巻いている思いを言葉にしようとしたが、なかなかうまくいかない。 <br />「さ、冴子姉･･･････！！」 <br />「もう、何も言わなくていい　――――――――」 <br />冴子は、黙って妹の黒髪に触れた。</span> <br />　　続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-74.html">『由加里　４８』</a><br />　<span style="color:#ffff00">西宮冴子は、妹の無事を確認すると、とんぼ返りでマンションに帰宅せざるをえなかった。後ろ髪引かれる思いだったが、大学の試験のために、やむを得ない処置だったのである。 <br />　　病院を出て、２時間ほどで、自宅マンションのてっぺんが姿を現す。この２時間のドライブの間、冴子の頭の中は、後悔とやるせない思いで、ぐじゃぐじゃになっていた。</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-75.html">『由加里　４９』</a><br /><span style="color:#ffff00">　　<span style="color:#ffff00">清冽な朝日が、病室に差し込んでくる。もう、夏休みは間近だ。しかし、いつものウキウキとした気分は皆無だ。 <br />　　このところ、由加里は自己嫌悪に苦しんでいる。自分は醜くて、臭いのだ、だから、みんなに嫌われていじめられる。そんな固定観念にはがいじめにされている。そのために、自分の醜い姿を顕わにする夏の太陽は大嫌いになった。他人から見れば、嫉妬するほど知性と容姿に恵まれているにも、かかわらずだ。 </span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-79.html">『由加里　５０』</a><br />「あーら、どうしたの？　赤ちゃん？　出しちゃいなさいよ　――――」 <br />「ヒイ！　ひどい！ｨｲｲｲｲ」 <br />　　似鳥可南子の言葉は、由加里の精神ばかりか、肉体まで打ち砕く。悲鳴は、それによる苦痛の表明である。溲瓶を押しつける圧力はさらに増していく。 <br />「ﾑｸﾞ･･ﾑｷﾞ･･･ｳｳ･ｳ･･ｳ･ｳ」 <br />　　緊張のあまり、膀胱付近の筋肉が過活動してしまったのだろう。尿がなかなか、顔を出さない。</span> <br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-83.html">『由加里　５１』</a><br />　<span style="color:#ffff00">教室というのは、学びの室（へや）だったはずである。しかし、いつから戦場になったのだろう。しかし、こんな命題に、きょうび、誰も解答しようとすらしない。生徒はおろか、教師すら、こんな命題に意味があるなどと、牧歌的な夢を見たりはしない。</span> <br />　　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-84.html">『由加里　５２』</a><br />　<span style="color:#ffff00">　由加里の病院に、鈴木ゆららが現れたのは、入院して、二日目のことだった。受業が終わるとすぐ、その足で病院に向かったのである。しかし、由加里は、ゆららの顔を見つけると、すぐ布団を覆ってしまった。 <br />「由加里、どうしたの？　せっかく来てくれたのに」 <br />　母親である春子が、声をかけても、梨の礫だった。 <br />「西宮さん、みんなで手分けして、ノート取ったんだよ　―――」 <br />　ゆららの声は、由加里には地獄への招待にしか聞こえなかった。 </span><br />　　続きはクリック。<br /><br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-87.html">『由加里　５３』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　姿を現したのは、幼児のように、指をくわえている由加里だった。 <br />それは、もしかしたら、ゆららの錯覚だったのかもしれない。しかし、少なくとも彼女の目にはそう見えたのである。 <br />「由加里、鈴木さんがお見舞いに来てくれているのよ」 <br />社交辞令のような、春子の言い方。病床の娘よりも、ゆららに気を遣っているように見える。 <br />「西宮さん　―――」 <br />ゆららは、改めて由加里を見てみる。 <br />まるで金目鯛のような瞳は、一体、何処を見ているのかわからない。それは完全に無垢な乳幼児のそれとは、自ずから異なる。 </span><br />　　　続きはクリック。<br />　<a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-89.html">『由加里　５４』</a>　　<br />　　<span style="color:#ffff00">その花は、赤いスイトピー。アイドル全盛時代に、かつて、そのような歌を歌った歌手がいたはずだ。しかし、その歌手の名前が思い出せない。何というアイドルが歌っていたのだろう。<br />　　由加里は、この花を見せられたとき、一抹の不安がよぎるのを感じた。<br />赤い血の塊が浮遊している。<br />　まるでその外観は赤血球そっくりだ。それも、重症の貧血患者のそれのように、いびつな姿は、由加里そのものを暗示しているようだ</span>。<br />　　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-91.html">『由加里　５５』</a>　<br />   <span style="color:#ffff00">「由加里ちゃん･･････そう呼んでもいいんだよね」<br />「･･･････」<br />            　 由加里は黙って頷く。まるで、ぬいぐるみの首が曲がったように、見える。<br />「今日、一日だけで、信頼されるのは無理だってわかってるよ。私たちが、由加里ちゃんにやってきたことを考えればね　――――――」<br />この台詞は、高田でも、照美でもなく、ゆららの独創だった。</span><br />　　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-93.html">『由加里　５６』</a>　<br /><span style="color:#ffff00">「ほう、早速、創作意欲に燃えてきたようだな」 <br />　　鋳崎はるかは、ほくそ笑んだ。 <br />　　由加里は、ほぼ本能的に目を背ける。それは、怖ろしいものから、身の安全をはかるための当然の行動だろう。 <br />「ｳｳ･･･ｳ･･ｳ･･ｳｳ･･･　もう、もういじめないでください！ｳｳ･･ｳ･ｳ･ｳ･･ｳ･･･うう！」 <br />　　まるで園児のように、両手で顔を覆って、泣き出す。 <br />「よくある現実逃避だな、西宮、だけど、これがおまえの現実なんだよ！　見ろ！　目を背けるな！」 <br />はるかは、本を一冊、彼女の鼻先に押しつけた。さきほどまで凝視していた１８禁本である。整った鼻梁が歪む。</span> <br />　　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-95.html">『由加里　５７』</a><br />　<span style="color:#ffff00">　白亜の宮殿に、声に依らない泣き声が、響く。その廊下を照美とはるかが歩いている。外部から見ると、大小の箱を取り合わせたように見える。その簡素な建築様式は、ル・コルビュジエを思わせる。 <br />　　モダニズム建築が、宮殿と矛盾すると言う人がいるかもしれない。 <br />しかしながら、アラビア世界あたりに、そのような宮殿があったような気がする。病院という女性を収容し、性的な羞恥を与える施設には、相応しい比喩であろう。言うまでもなく、この文脈においては、イスラム世界のハーレムを志向しているのだ。</span> <br />　　　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-96.html">『由加里　５８』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ﾔｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯﾒｴｴｴｴｴｴ･･････」<br />「あははは、由加里チャンたら、やぎさんになっちゃったの？　」<br />　可南子は、由加里の眼前で、高笑いをする。<br />　彼女の顔に、絶体絶命の４文字が見えた。膣を貫く異物感よりも、精神的なショックの方が強い。　　精液を注入されるという恐怖が、少女の華奢な体に侵入しつくす。彼女の美しい肌を詳しく見て貰えばわかると思うが、細かいキメからも、恐怖は、冷や汗のようにあふれている。<br />　可南子は、そのガスを吸って悦に浸っているのだ。自分が支配するペットが嘆き悲しんでいる。その事実をより強める演出の働き、料理で言うならば、スパイスの役割だろうか。</span><br />　　続きはクリック。<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-98.html">『由加里　５９』</a><br />　<span style="color:#ffff00">由加里は、可南子に、命じられるままに、そのおぞましい料理を噛み続ける。 <br />「ふふ、よく噛んでから、呑みこむのよ。そうじゃないと消化に悪いからね」 <br />「ﾌｸﾞｳ･･ｳ･･ｳ･･ｳ」 <br />さらに畳み掛けてくる可南子の言葉に、戦慄すら憶える。由加里は、自分の口が自分のものではないような気がする。今、動いているのは、何ていう器官だろう。何のために上下しているのだろう。 <br />　咀嚼しながら、五里霧中の思考を続ける。 </span><br />  続きはクリック。<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-99.html">『由加里　６０』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　さて、ここで、時間を少し、巻き戻してみようと思う。何、そんなに前のことではない。由加里が耐え難い陵辱を受けている最中のことである。 <br />　その時、三人の少女が連れ立っていた。鋳崎はるか、海崎照美、そして、鈴木ゆらら。以上の三人が、アルミニウムの靴音を立てていた。そう、友人を見舞ったすぐ後のことである。 <br />　ここは、由加里が入院している病院の表玄関、いわば、ロビーのような空間である。さて、三人が行った見舞いとは、どのようなものだったのだろう。 <br />　ちなみに、それは、同時に、行われたわけではないが、たいへんに、友情という点において、比類ないくらいに豊かだった。 <br />　しかし、それにしては、三人三様、複雑な色を顔に乗せている。</span> <br />　 続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-103.html">『由加里　６１』</a><br />　<span style="color:#ffff00">少女の耳には、イヤフォンが詰め込まれている。そこから聞こえてくる音楽は、深海を泳ぐ紳士淑女のようなものである。彼らは、しかし、いくら金銀のような美しい色で飾られようとも、その真価を理解するものは、ひとりしかいない。<br />　イヤフォンは聴く人のみに、音楽を観る視力を与える。<br />　深海においても視力を有する者。<br />　それは、海神、ネプチューンである。<br />　ただし、音楽を嗜む海の神というのは、絵にならないか。何故ならば、水中を音が伝わることはないからだ。もっとも、神話に科学を持ち込むのは、無粋かもしれない。<br />非常灯が、妖しく緑に光る。<br />　　夜のとばりが降りた病院は、深海に似ている。『出口』と表示された文字は、闇の中に、何か投げかけている。その冷たい光は、蜃気楼のように、うつろで、実体がないように見える。　</span><br />　　 続きはクリック<br /><br />　 続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-105.html">『由加里　６２』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ママ、もう面会時間終わりが近いよ　―――」<br />「何よ、母親を追い出すつもり？」<br />　春子は、娘の言葉におもわず、鼻白んだ。自分の提案に対して、そのような返事が返ってくるとは、夢にも思わなかったのである。<br />―――由加里の個室は、１８時を迎えようとしていた。それは、この病院の面会時間が終了する３０分ほど前のことである。</span>　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-107.html">『由加里　６３』</a><br /><span style="color:#ffff00">　　女は、鼻歌を歌っている。口笛を響かせたいと思ったが、ごく控えめに、ハミングを響かせるに留めていた。 <br />　自分に聞かせるためならば、周囲にとどろかせる必要もない。それは、ストレスのたまることだが、あいにくとここは、野中の一軒家ではない。あるいは、ここは数万の観客を擁するコンサート会場でもない。すんでの所で、そこに立ち損ねた彼女は、余計な感傷を穿つためにここにいるわけでもない。　少なくとも、そう思いたくなかった。 <br />　しかし、今、ここにいる以上、そんなことは眼中になかった。いや耳中になかったとでも表現すべきだろうか。</span>　続きはクリック<br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-111.html">『由加里　６４』</a><br /><span style="color:#ffff00">「私、どうしたら、照美さんとはるかさんに････････」 <br />　その空気の乱れが、人の耳に到着するまえに、語尾は、かんぜんに雲散霧消してしまった。それは、ホームランと見せて、フライにすぎなかった。 <br />　しかし、はるかは憮然とはならない。列車の窓に映るゆららの顔が、あまりに悲しすぎたからだ。透明すぎるその容姿と表情は、はるかの心を融かしていた。一般に、ドライアイスのハートと異名を持つはるかの心は、限りなく融点に近づいていたのである。 </span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-113.html">『由加里　６５』</a><br /><span style="color:#ffff00">「あははは、なんて臭いかしら？　これじゃ、奇形児しか生まれないわね。それにしてもなんて臭う月経なのかしら？臭い！臭い！！臭いわ！！」 <br />　少女のハマグリが鉄臭い血液を吐き出す。それを見ると、すぐに可南子はクラクラと笑声を立てる。すると、女の鼻梁がヒクヒクと動く。そこから腐ったマヨネーズの臭いが漂ってくる。 <br />「ｳｳ･･ｳ･ｳ･ｳ･ｳｳ！！」 <br />　由加里の目には、異常にきらきらしている可南子の鼻梁がやけに目立つ。脂を塗り付けたかのように、いやらしく光を反射する鼻梁は、女のいちばん、醜い部分を暗示しているように思えた。 <br />　男ならば、一瞬で卒倒しそうな腐った臭いのなかで、二人は相対していた。はたして、どちらが臭いを発しているのか、傍目にはわからない。病室は、自分の胎内で行われている行為をどのように感じていたのだろう。腹が痒いとでも思っていたろうか。</span> <br />　続きはクリック<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-116.html">『由加里　６６』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">「はーい、笑って、笑って！」<br />　年甲斐もない笑い声を上げて、可南子は由加里に携帯を向ける。彼女の指が動くと同時に、由加里はムリに笑顔を作った。それは片栗粉で固められている。<br />「ふーん、そういう態度に出るんだ？　アレ？」　<br />　粉臭い味に舌までやられた可南子は不満の表情を造った。由加里に戦慄が走る。今や、可南子の表情のすべてに、敏感に反応する奴隷になってしまった。それが楽しいのかやや機嫌を取り戻す。<br />「なあに？　笑えないの？ママと遊んであげたのに楽しくないの？」<br />「ヒ？････？！」<br />　ただでさえ引きつった笑顔が、精鋭化した恐怖によって、さらに硬化する。目尻から崩れた皮膚がポロポロと落ちる。夜に散らばった水晶の美しさを彷彿とさせた。それは肌の流す涙かもしれない。<br />「うふふふ」<br />　可南子は悪魔特有の笑いを浮かべる。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-126.html">『由加里　６７』</a><br />　『鬼』は自らの車に寄りかかって文庫本を手にしていた。その様子は異様さを極めている。 <br />　<span style="color:#ffff00"> <br />　街を歩く人たちは、ほとんどある距離にいちどは立ち止まって様子をうかがう。そして、しばらくすると去っていくのである。明かに一定の距離以上に近づくことができない。それは、プライベートエリアというわけではない。明かにそれよりも遠いからである。むしろ、彼女のオーラに惹かれ、あるいはそのオーラに妨げられている。そういう感じなのだ。 <br />　それに加えておかしいのは、当該人物の自意識である。自分が人を惹き付ける存在であるという自覚が、明かに欠如している。 <br />　鋳崎はるかもその例に漏れなかった。いや、普通の人たちよりもその人物の見えぬ力に圧倒されていると言って良いだろう。</span> <br />　続きはクリック<br /><br /><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-128.html">『由加里　６８』</a><br /><span style="color:#ffff00"><br />　南斗太一郎くんへ<br /><br />　いつも、あなたのこと見ています。授業中も休みもずっとです。体育や家庭科でも、いつも太一郎くんの顔を思い浮かべています。<br />由加里は、あなたのことが大好きです。<br />　太一郎君のことなら、なんでもできちゃいます。裸になれって言われたら、何時でも、何処でも、なっちゃいます！<br />好きです！<br />　お願いです。由加里を恋人にしてください。<br />　　　　　　　　　　　　　　<br />　あなたの永遠の恋人　西宮由加里より</span><br /><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-130.html">『由加里　６９』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ねえ、お姉ちゃん、どうしたの？」<br />　知らない子供がうなだれた由加里に風車をプレゼントしようと差し出した。しかし、少女はそれに気が付こうとせずに、もくもくと自分の世界にはまりこんでいる。この病院では彼女しか知らないはずの過去の世界に、手足だけでなしに、頭まで完全に浸かってしまっている。<br />「ヘンなの！？」<br />「ほら、和之くん！」<br />　これまた知らない看護婦の声が病室の一部を黄色に変えると、子供は風車をベッドの上に投げ入れた。そして、奇妙なものを見る目で由加里を見上げると廊下へと掛けだした。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-132.html">『由加里　７０』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　病院の夕食は早い。大抵、午後６時には患者のベッドの上にトレイが乗っているものだ。特別に設えたテーブルは、上に物を置くと頼りなく揺れる。ノートパソコンですら、キーボードを打つたつたびに、年老いたウグイスのように情けない音を出す。それはほぼ悲鳴に近い。<br />　まるで今の由加里を写し取ったポートレートのようだ。ルノワールのような印象派ではなくて、ルネサンス時代のキリスト教絵画のように、精密、緻密な筆致により人間そのものを紙上に再現した絵画のことだ。</span><br />　　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-136.html">『由加里　７１』</a><br /><span style="color:#ffff00"><br />　由加里はふたりの顔を並べてみた。 <br />　塚本誠二と南斗太一郎。 <br />　両名とも自分を待ちかまえている悪魔たちだ。いじめられている自分を求めている。しかし、それは同性のいじめっ子たちが少女に求めるそれとは何かが違うように思える。いや、もしかしてそう思いたかっただけなのかもしれない。思えば、あの二人のような人物にそれを求めるくらいに、由加里は追いつめられていたのである。 <br />　夕食後、少女はすぐに消灯してしまった。まだその時間までそうとう残っている。 <br />　　続きはクリック</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-138.html">『由加里　７２』</a><br /><span style="color:#ffff00">「ぃイやぁぁｧ！」<br />　くぐもった声が薄暗い部屋に充満する。それはこの部屋の主である埃と婚姻して、不実な夫婦を形作っている。<br />　南斗太一郎と西宮由加里もそれに習っていた。<br />　擬装の恋人。もちろん、少女が望んだことではない。<br />　そもそも、この太一郎という少年は、由加里にとって真冬の小虫ほどにも印象に残っていない。小虫ならば、それでも不快という感情は残るだろう。<br />　しかしながら、彼には印象らしい印象を感じることがなかった。言うなれば、透明人間と同じである。それは塚本誠二も同様だ。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-140.html">『由加里　７３』</a><br /><span style="color:#ffff00">　「どうしたの？」<br />　由加里の剣幕に「お姉さん」は首を窄めた。まるで思いもよらずに熱いやかんに触れたときのように、手を引っ込める。<br />　少女は泣き続けている。そのようすは梅雨時の鬱陶しい雨音のようだ。<br />「お姉さん」は困ったような顔をした。<br />　甘酸っぱい匂いのするこの少女に何の秘密があるというのだろう。<br />　<br />　局所を隠そうとするその姿は、たいへん可愛らしく仄かな意地らしささえ見て取れた。白一色だけが支配する殺風景な病院にあって、一輪咲いた可憐な花だった。</span><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-142.html">『由加里　７４』</a><br />　<span style="color:#ffff00">神崎祐介は物陰で震えていた。事もあろうに、この豪毅な男が由加里の泣き声を聞いて股間を縮み上がらせていたのである。 <br />　はじめ、祐介はいつものように威勢を轟かせるはずだった。誠二と太一郎などという小物は、祐介が一睨みするだけで世界の塵と化すはずだった。しかしながら、ふたりに責め立てられて許しを懇願する少女の声を聞いたとたんに、気を萎えさせてしまったのである。　　　 <br />　もはや、かつての祐介の勇名は地に落ちたと言ってもいい。ただし、この場に誰もいないのでことさら風潮されることもないが、いちばんそれを許さないのは、祐介自身のプライドなのである。かと言って、いちど縮んでしまったものは簡単なことで復活するものではない。</span><br />　　続きはクリック<br />　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-144.html">『由加里　７５』</a><br /><span style="color:#ffff00">　しかし、すぐにゆららの視線に気づくとあゆみは、何か重大なことを気づかされたような顔をした。あたかも、出陣寸前の騎士が戦いを前に矛を収めるように、それは重大な決意に見受けられる。戦闘までに、人は相当な精神の高ぶりが必要だろうが、いちど完成形にまで準備できた精神の高揚を鎮めるのは、端で見るよりも大変だろう。ゆららは、その真意を測りかねるようにあゆみの顔をさりげなく見遣った。 <br /><br />「そ、それにしても、はるかったら本当に大人げないわね　――――」 <br />「え？」 </span><br />続きはクリック<br /><br />　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-147.html">『由加里　７６』</a><br /><span style="color:#ffff00">「はあ、はあ、はあ」 <br />　由加里は、淡い呻き声を上げた。別の言い方をすれば、深い森に燦然と突き刺さる木漏れ日のように見えたと表現すべきかもしれない。しかし、それは加害者にしか通用しない。　　 <br />　暗室の中で、外から侵入してくる外灯によって辛うじて照らし出されている少女の姿は、囚われの女神を思わせた。古代ギリシア人は、有名な女神デメテールの娘、ペルセフォネにその原型を見ていたのだろうか。きっと敵方に囚われたお姫様のような存在があったにちがいない。それを神話の人物に重ね合わせたにちがいないのだ。</span> <br />続きはクリック<br /><br />　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-151.html">『由加里　７７』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">「女の子なのに？」 <br />「ｳｳｸﾞｸﾞｸﾞ･･･ﾊｲ」 <br />　まるで自分自身の死をモールス信号で表すように、由加里は答えた。 <br />「よく言っていることがわからないんだけど、あいにくと、私は、ごくノーマルな人間なのでそのヘンのことは詳しくないのよね。誰かと違って･････」 <br />　自分のことは何処かの棚に上げて、大胆に言ってのける。おそらく、その棚は、この地球上の何処にも存在しないにちがいない。近くて、太陽系の外縁くらいだろうか。 <br />　 <br />　一方、由加里は、まっすぐに妖女の侮辱を受けて止めていた。</span><br /><br />　続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-154.html">『由加里　７８』</a><br /><span style="color:#ffff00">　はるかと照美、それにゆららの３人が大人を巻き込んで、青春ドラマに明け暮れている時に、別の空間では人倫と人間性を同時に無視した行いが続いていた。 <br />　それも病院という清潔と奉仕の白に塗り込められた場所においてのことである。暗い病室の中では絶対的強者が弱者を思うがままにしていた。まさにしたい放題とはこのことであろう。 <br />　白衣の天使は妖女となって幼気な少女に絡みついている。大蛇が小蛇を捕って喰おうという絵画が額に嵌ってひとつの作品になろうとしている。 <br /><br />「ｧｧ･･･ｳｳｳ、ｳ･ｳ･ひ、いや･････や、やめて･････ｳｳ」 </span><br />続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-158.html">『由加里　７９』</a><br /><br /><span style="color:#ffff00">　鈴木ゆららが見つめている闇は確かに深かったが、それ以上の暗がりに沈んでいたのは、由加里のふたつの大きな眼（まなこ）だった。<br />　虚ろな目は何を見ているのかわからない。双眸は、完全に見引かれているというのに、全く光を反射しない。その奥にはブラックホールが隠されているのだろうか。<br />　それは何でも吸収する挙げ句、光さえ溜め込んでしまうというから、どんなに高性能な天体望遠鏡を夜空に向けても、確認できないらしい。すると、由加里の黒曜石も闇の中に埋もれてしまった可能性がある　―――否、闇そのものに変わり果ててしまったのかもしれない。<br />――――あらゆる光を吸い取ったあげくに。</span><br />続きはクリック<br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-17.html">２年３組、女子名簿</a><br />　<span style="color:#ff66cc">由加里の元クラスメートの女子を紹介します。<br />本当は、名前すら思いだしたくない子ばかりです。さんざん、浴びせかけられた罵声や、嘲りが、今、ここにあるかのように、思いだしてしまいます・・・・・・・・・。<br />　でも、いいことがなかったわけでは、・・・・・・・・ありません。こうして生きているのですから・・・。</span><br /><span style="color:#ff99ff">　今のところ、交流があるのは２人だけです。交流どころか、今では親友と言える関係までに、なりました。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-29.html">中学テニス部、女子名簿。</a><br />　<span style="color:#cc99cc">テニスは、小学校のときから大好きでした。あの西沢あゆみになりたいと、子供心に、思っていました。胸をわくわくさせて、中学にあがるなり、入部しました。<br />　一年生のころは、夢のように楽しかったです。優しい先輩たちに、仲の良い友人たちと友情をはぐくみました。だけど、２年になって、しばらくして立場がガラリと変わってしまいました。教室で、始まったいじめは、部活にまで広がり、可愛かった１年生にまで、いじめられるようになりました。尊敬していた先輩たちは、ただ見て見ぬフリを決め込んでいました。・・・・・・とてもみじめでした。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-30.html">西宮家、家族</a><br /><span style="color:#ff33ff">　私の大切な家族です。もしも、彼等がいなかったら、今の私はいないにちがいありません、楽しい高校生活なんかなかったと思います。<br />　もっとも、一番辛い思いをさせられたのも・・・・・・・みんなだったのですが・・・・・・・・・。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-32.html">学外、主要キャラクター</a><br />　<span style="color:#ff66ff">学外の人たちで、私に、大きな影響を与えた人です。特に、この人は、私は、本当に会ってよかったのか・・・・・・・とさえ思います。でも、会わなかったら、今の由加里はないんです。</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-52.html">向丘第二中学教師名簿</a><br /><span style="color:#ff33cc">　二度と、思い出したくない人たちとは、この人たちかもしれません</span>。<br />　　<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-53.html">『由加里が借りたエロマンガ、小説』</a><br /> <span style="color:#ff33ff"><br />　いじめられている時に、借りた漫画や小説です。最初は、単純な複製を命じられたのですけど、後に、創造活動の材料になりました。当時は、本に触るのもいやでした。顔から火が出そうになりました。今、思うと、とても可愛い子でした。<br />　　一体、だれのせいでこうなったんでしょう？！<br />　「ねえ、逃げないでよ！だれのせい？ねえ？！」</span><br /><br /><a href="http://blog.livedoor.jp/aliceizer5/">由加里の夢日記</a><br />　<span style="color:#ff3399">ここでは、由加里の夢日記など、私のプライベートなことを公開しています。えらそうなことを言っても所詮、私は、露出狂なのでしょうか？あんまり、詳しく見ないでくださいね。横目でちらりと見て貰えばうれしいです。</span><br /><br /><a href="http://cesare.dtiblog.com">由加里日記</a><br /><span style="color:#ff99cc">　由加里の日記です。私がされたいじめが、事細かに書いてあります。</span> ]]>
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<dc:creator>Cesare Borgia</dc:creator>
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<title>『由加里　向丘第二中学、２年３組　名簿１女子１８名』</title>
<description> 『由加里　２年３組名簿、その１』『由加里21』女子１８名青木小鳥麻生珠美鋳崎はるか・・・・・・・準主役
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<![CDATA[ 『由加里　２年３組名簿、その１』<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-28.html">『由加里21』</a><br />女子１８名<br />青木小鳥<br /><span style="color:#00ff99">麻生珠美</span><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-46.html">鋳崎はるか・・・・・・・準主役</a><br /><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-33.html"><海崎照美・・・・・・・・・準主役</span></a><br />海原ゆき<br />金江礼子<br /><span style="color:#00ff99">工藤香奈見</span><br />佐藤こあら<br />猿渡百合絵<br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-85.html">鈴木ゆらら</a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-86.html"><span style="color:#00ff99">高田あみる</span></a><br /><a href="http://aliceizer10.blog77.fc2.com/blog-entry-31.html"><span style="color:#cc6699">西宮由加里</span></a> ・・・・・・・・・主人公。<br /><span style="color:#00ff99">似鳥ぴあの</span><br />原崎有紀<br />藤崎さわ<br />穂灘（ほなだ）翔子<br />真野京子<br />水崎ゆらら<br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>『由加里　キャラクター名簿』</dc:subject>
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<title>『マザーエルザの物語・終章　３０』</title>
<description> 　ふいに、あおいは、寝返りを打った。啓子はそれに喜びの感情を素直に表すべきだったのかもしれない。しかし、少女の心にはそれと全く違う感覚が芽吹き始めていたのである。どんなにふっくらとした容姿を持つ人間でも、顔に鋭角を備える場所がある。　一般に細面が美人の条件だと言われるが、たいてい、そのような人間は、その鋭角が鋭い。あおいもその例外ではない。首にブイの字を造る胸鎖乳突筋から顔につながるところ。即ち、
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<![CDATA[ 　ふいに、あおいは、寝返りを打った。啓子はそれに喜びの感情を素直に表すべきだったのかもしれない。しかし、少女の心にはそれと全く違う感覚が芽吹き始めていたのである。どんなにふっくらとした容姿を持つ人間でも、顔に鋭角を備える場所がある。<br />　一般に細面が美人の条件だと言われるが、たいてい、そのような人間は、その鋭角が鋭い。あおいもその例外ではない。首にブイの字を造る胸鎖乳突筋から顔につながるところ。即ち、顎である。　　その部分から可愛らしい曲線を造る耳たぶに至るラインを見ていると、あるものが目の前にないことが悔やまれた。<br />　スケッチブック。<br />　そして、画材。<br />　後者は、すぐに視線に入った。校医が使うテーブルの上に赤い鉛筆立てが見える。まだ、２０代後半だと思われる人間には、珍しく、鉛筆をわざわざナイフで削っているようだ。削り後が目に親しく感じた。最近の彼女が毎日行っていることである。鉛筆の匂いが嗅覚を刺激する。<br />　描きたい　―――。<br />　描きたい　―――。<br />　それは、ほぼ絵描きとして運命づけられた者にとって本能とでも言うべき衝動である。啓子は、親友が置かれた状態も忘れて、それを熱望した。<br />―――あった。<br />　机と壁にスケッチブックが挟まっていたのである。それが誰の者かなどという思考は、少女の脳裏に走ることはなかった。ただ、描きたかった。震える手で鉛筆とそれをもぎ取ると、まん中辺りを開いた。<br />　そして、しかる後に、黒鉛を紙の表面に走らせた。少女の身体が造る柔らかいラインがそこに再現される。まるで、身体を触れているような気分になる<br /><br />――――デッサンは、目とともに手を使うんだ。触れるような気持でやりなさい。<br /><br />　一体、誰の声だろう。啓子は、親にせがんで絵の教室に通わせてもらっているが、そこではもとより、正当な美術教育に基づくデッサンなどは奨励していない。ただ、思ったことを自由に描かせることをモットーにしている。<br /><br />―――――どうしてだろう知っているような気がする。<br />　さきほどの声も、かつて知った絵画教室の教師の声ではない。時間と空間を超えた何処かから響いてくるような気がする。あえて例えるなら夢の中で師事したような気がする。先生の顔も仕草も憶えていないが、声だけは脳裏に刻み込まれている。<br />　啓子は、現在、自分が何処にいるのかほとんど意識に登っていない。それだけ夢中になって右手を動かしているのだ。<br />そんなようすをたまたま戻ってきた校医が見かねて、注意しようと立ち止まった。その瞬間　―――――。<br />　二十代後半だと言う校医は、思わず言葉を失った。多少なりとも髭を蓄えているが、まるで明治期の男たちのように余計に威厳を備えようとしているのが、あからさまであり、その分よけいに若いというか幼く見えるのはどういうことだろう。<br />　校医は、その髭に手をやって、ただ凍りついたように押し黙っている。少女を叱りつけるという当座の目的を忘れて立ち尽くしている。<br />　あまりに、その絵が見事だったからである。<br />　スケッチブックに描かれているものに視線を走らせると誰も息を呑むと思われた。とても小学生が描いているとは思えない。もののフォルムとムーブマンを見事なまでに捕らえた仕事はとても素人のそれには見えない。<br />　実は、この校医は美術の心得があるのである。その証拠に高校は美術専門の過程だった。的確な人体デッサンには解剖学の知識が必須だが、それを勉強しているうちに、本格的に医学の勉強がしたくなって、その道へと進路を変更したという変わり種である。<br /><br />―――あれ？　この子の絵は何処か見た色を感じるな。あれはたしか　――――。い、い、何だっけ？　この前、展覧会でやっていたはずだが･････。もう歳かな？　いやこの歳で、猪熊、井崎？　違うな、確か、東欧か何処かの人だったはずだ、日本に、帰化したはずだ･･････。<br />校医は、どうしてもよく耳に親しんだはずのその名を思い出せなかった。その苛立ちを言葉で表現することで、解消しようとし　た。<br /><br />「ちょっと、君、ここで何をしているのかね？」<br />「あ」<br />―――あ、じゃないだろう？<br />　そう校医は思いながら、かつての自分以上に凍りついた啓子からスケッチブックを奪い取った。<br />「こんなところにあったのか、捜してたんだ」<br /><br />「すいません。先生の持ち物とは露知らず　―――」<br />悪びれずに答える啓子。一瞬だけが、年齢らしい童女の態度をかいま見せたが、すぐに普段の自分を取り戻した。<br />「授業はいいのか　―――先生は戻られたんだろう？」<br />　気が付くと看護婦もいる。<br />啓子は、現在、自分が置かれている状況を思い直してみた。理由もわからず、倒れてしまったあおいを心配して、ここに来た。そして、看護室にいるはずの校医や看護婦がいないことに憤慨して　―――――。<br />　何故か、担任は教室に戻ってしまったのかいなくなっていた。そのことに、意識が回らなかったのは、ご都合主義というやつだろうか。<br />　しかし、授業中に、教室外に居を定めていることに不安にならないはずはない。<br />　自分は何処にいて、何をして理右のだろう。<br />　よく考えてみたら、担任は、あおいのことを見守っているように、言付けをしたはずだ。人間の記憶というものは都合がいいように変形されてしまうものだから、自分の出した結論に納得できない自分がいた。<br />　だが、あおいのことを気遣うというのは最重要事項のはずだ。<br />　そのはずの自分が絵を描いているなどと　―――――・<br />　<br />　冷徹な仮面の中では、冷や汗ものになっていたのである。いったい、自分は何をしていたのだろう。<br />校医は、腕時計を見遣った。そろそろ四限が終わる。教室に戻ったはずの教師が戻ってくるかもしれない。啓子のスケッチブックを軽い手つきで取りあげながら、校医は言った。<br />「人の紙に勝手に描いた責任は取って貰わなくてな。それに先生へのご報告もね　――」<br />「･･･････････････」<br /><br />　しかし、その声色からまったく怒っていないことが見て取れた。<br />「だけど、この絵をプレゼントしてくれたら、見逃してもいいかな。それに、これからちょくちょくと絵を見せてくれたら嬉しいかも」<br />　大の大人から友人のように扱われると、戸惑うものである。啓子もけっして例外ではなかったが、それを顕わにするほど子供じみているわけではなかった。あるいは、見防備ではなかった。<br />「そんな絵でよろしければ　――」<br />「じゃ、これは貰っておくよ」<br />　本来、自分の所有物だったものを他人から譲与されたように、大袈裟な仕草で有り難がる。それを、心の奥に破裂しそうな風船を隠し持って、立ち上がった。そして、そそくさと保健室を後にしようとした。<br />　校医は、そんな少女の背中に何事か掛けようと口を動かす。<br />「これはとてもよく描けているよ。君は本当にこの子のことが大事なんだね」<br />「･････････････････」<br />　啓子は、ふり返り際に無言で校医を睨みつけた。それは当たり前のことを聞くなと言っているように見えた。<br />　しかし、すぐに前を向くと学校の廊下に消えていった。遠近法に乗っ取った消失点に向かって、そして、まっすぐに白いリノリウムの床に、同化してしまった。<br />　カラカラと床と上履きのゴムがぶつかり合う音を聞きながら、校医は、失念していたその名前を思いだした。<br /><br />―――――そうだ、井上順だ。井上順先生。<br />　彼が高校時代の恩師が師事した画家だった。そのために、少しは気になっていたのだ。展覧会が催されていたことは、記憶の何処かに引っかかっていた――――これがど忘れというやつだろうか。<br />　スケッチブックを広げながら、そう思った。<br />―――親友か。<br />　寝台に乗せられている少女は、まだ、その姿勢を保っていた。<br />―――たしかに彼女を描いているのだろうが。<br />　何とも言えぬ違和感を禁じ得ない。それはなんだろう。小学生とは思えないほどにデッサンは正確なのだ。問題は、そのレベルの話ではない。<br />それが啓子の主観なのだろうが、どうしても画中の人物は年齢相応には見えないのだ。<br />　特に顎の鋭角。<br />　どうしても、それが校医の視力を吸収した。<br />　そして、尖った鼻。<br />―――え？　全然、尖っていない。<br />　それはデッサンがどうとかいう問題ではなかった。技術的に厳密に言えば、それは小学生の作品としてはずば抜けていても、しょせんは子供の仕事にすぎない。<br />　一通りの美術教育を受けた校医がその絵から受け取ったメッセージはそんなレベルのことではないのだ。<br />　印象。<br />　そう言う単語で片づけるのは簡単だ。だが、そう言ってしまうには、あまりにも陳腐すぎた。詩人を気取っている校医は、それを風と名付けた。<br /><br />――――何やら懐かしい風が吹いてくるな。<br />　とたんに泣きたい気持になった。目頭が熱くなったところで、自分を取り戻した、背後から忍び寄ってくる看護婦の声もそれに荷担したのかもしれない。<br /><br />「先生、どうなさったんですか　―――」<br />「いや、何でもない」<br />　平静を保ちながらスケッチブックを閉じた。<br />　それが閉じられるか閉じられないかという瞬間に、チャイムが鳴った。啓子は、何事もなく教室に入れたのかと軽く気になりながらも、渡された書類の山を処理し始める。学校という場所がらにもかかわらず、嘱託とはいえ、歴とした医師免許を持った医師がおり、その上、看護婦までもが揃っている。その恵まれた環境は、有名私立ならではのことだろうか。<br />　モニター上に次々と数字やら文字列を打ち込んでいく。それは俗にカルテと呼ばれるものだが、そのようなものが学校に常備されている辺り、とても尋常とはいえない。<br />まるで指の筋肉尿酸を溜めるついてに言った感じで、キーボードを打ち込んでいると、看護婦が年齢に似合わない若い声をかけてきた。<br /><br />「先生、ちゃんと身分証つけないと文句言われますよ」<br />「そうだな　―――」<br />　校医は、縦６センチ、縦１５センチの長方形に収まった藤沢省吾という文字を見つけて、今更ながらに、自分がそのような名前をしていたことを思いだした。それまで、別の感覚に支配されていたのである。<br />――――あのデッサンを見てからか、それともあの少女が担ぎ込まれてからか。<br />　省吾の視線に刺激を受けたかのように、あおいは目を開けた。そして　――。<br />「あ、ｳｳ･･ｳ」<br />　少しばかり呻いたが、彼と視線が合うと、すこしばかり顔を赤らめて目をそらした。そして、起きるばかりか、寝台から降りようとする。<br /><br />「ああ、もうすこしようすを見ようか。それとも家族の方を呼ぼうか、ええと　―――」<br />　少女の名前を失念した省吾であったが、すぐに思いだした。<br />「榊、あおいさんだったね　――――」<br />「････････？」<br />　どうして、あなたが知っているんですか？という顔で、少女は校医を見上げた。<br />　省吾は、その言葉を呼吸のついでとしか見なしていなかった。あまりにも、突然に、脈絡もなく出現したのである。１００年も解けない難問に挑む数学者が小休止に、お茶を入れようと気を抜いたときに、小悪魔から妖しげな数字を囁かれたときのように、彼はそれを簡単に解答だと受け取ってしまったのである。<br />　だから、彼も何の注意もなく、その言葉がついで出た。<br />「ダンナさんによろしくね　―――？！」<br />「え？！」<br />　あおいは、口を疑問符の形に歪めたが、それを言った本人こそ驚いていたのである。<br />　それこそ気が変になったのかと、脳外科医の友人の顔が浮かんだほどだ。<br /><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>『マザーエルザの物語・終章』</dc:subject>
<dc:date>2009-11-15T22:19:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>Cesare Borgia</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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