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主人公はu15の少女たち。 主な内容はいじめ文学。このサイトはアダルトコンテンツを含みます。18歳以下はただちに退去してください。
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地下貯水槽 2(18禁止バージョン)
 仁澤かすみは教室の中で震えていた。しかしながら、べつに寒いわけではない。季節をいえば、本番の夏はもう少し後、いうなれば、目前である。もっと正確を期すならば夏休み寸前、みなが期待に胸をわくわくとさせているころである。
「夏休みも近づいてきましたが、十分に気を引き締めて・・・・・・・」
いま、担任によるHRが滞りなく進んでいるところである。30代も半ばを過ぎたと思われる女性教諭の声が、子供たちの昂奮する心に水を差そうとしているのは明らかだ。自分のクラスで問題が起こってほしい教師などひとりもいない。彼女もその例に漏れないだけかもしれない。
 彼女の言い分に生徒たちのほとんどは不満のあまり口を膨らます。しかしながら、それにも例外がいて、それはかすみだった。
 
この地域では、公立小学校でも制服があって、その没個性さがかえって、彼女の美しさや上品さといった個性を引き立てている。教師の目からみると、憎々しいことにさいきんでは清楚さまで加わってきた。
 正直言って、彼女はそれが不満だった。20歳も年下の子どもに嫉妬など、じつに情けないかぎりだが、それをわかっていながら自分の中にため込んだ不快感をおもてに出さすにはいられなかった。
「仁澤さん、具合でも悪いのですか?先生の話が耳に入っていないようですね・・・」
 梨を蜂が刺したような声が耳に付く。しかし、本人は美声を教室に轟かしているである。呑気なものだ。
その後、夏休みを目前にして教師が生徒に言うべき小言を適当に並べたが、何かおかしい。いつもと違うのだ。普段ならばこれほど隙を見せるような子ではなかったはずだ。形のいい眉が苦しげに歪んでいる。身体がかすかに震えているのが、教壇からでも容易に見て取れる。少女の席は前から五つ目にあって、目がそれほどよくない教師がなんでも目に収められる距離ではないのだ。
 それが白い頬が揺れているのがこちらからでもくっきりとわかる。桃色に上気して汗をにじませている。
 「す、すいません・・」
 まさか、素直に頭を下げるとは夢にも思っていなかった。思えば、この数日でクラスの空気が変わっているような気がする。乏しい経験のなかであっても、教師ならばそういったものに敏感になっていくものだ。あるいは、そうならない人間は教師に向いていないと言うべきだろう。
担任、彼女の名前を言い忘れていたが、九重公子という、彼女は、教壇がある部分から一段低い場所にある床に降りると迷うことなく、仁澤かすみが座っている席に近付いて行った。
 「どうしたのですか?保健室に行きますか?」
「だ、大丈夫です・・」
 保健室という単語を口にした途端に少女の端正な顔がかすかに歪んだ。精神的なものか、肉体的なものか、彼女はかなり具合が悪いらしい。このような時でも自尊心がうずくのが、この言葉に敏感に反応するらしい。しかしながら、彼女は讃岐良子など相手にしていなかったはずだ。
 公子は、良子がこのクラスのアイドルにいい感情を抱いていないことをとうに見抜いていた。しかし、彼女は、言葉は悪いが単なるチンピラにすぎない。
「先生、仁澤さんを保健室に連れていきましょうか?」
「だ、大丈夫・・・」
 かすみは綺麗な横顔を公子に見せて言った。しかし、本当に整った容貌だと思う。これほどの年齢差があるのに同性扱いしてしまう。良子を見てみるがいい。単なるメスのガキにすぎない。彼女に限らず小学生など、猿山でうっきききと騒いでいる動物とそれほど変わらない。しかし、あの中で一個体だけ人間が混じっていたら、どれほど不思議な光景に映るだろう。ふと、安住喜美に視線が映った。彼女は、美少女の隣に座っている。いままで、単なるかすみの腰巾着だと思っていた喜美が、さいきん、どうして人間味を帯びてきたのである。担任は興味深く観察してきた。
それほど美少女というわけではない。もっとも、同性で、しかも、20歳も年上である公子が児童をそのような目で見ることはありえない。かすみは、ごく例外中の中だった。だが、もうひとり例外を造ってもいいだろうか。担任は、喜美に視線をうつした。
「一番、仲のいいあなたなら親友の様子はわかるでしょう?仁澤さんは保健室に行くべきかしら?」
 「き、喜美ちゃん、わ、私、大丈夫だから・・・」
 あれほど快活な喋り振りが自慢な彼女が、なんという滑舌の悪さだろう。それにこのような状況ではまちがっても、クラスメートのことは、いくら仲がいいにしても名前で呼ぶはすだ。たしかに、心身両面にわたってトラブルを抱えている様子が見て取れる。しかし、もっといじめてみたくなった。
「どうかしら?安住さん」
「具合が悪そうに見えます。保健室に行くべきだと思います」
 さらに催促すると、期待通りでもないがそれなりの言葉が帰ってきた。安住のきっぱりとした言い方はあきらかにかすみにかなりの刃を与えている。綺麗な白い肌にうっすらと傷ができていくのがわかる。
「仁澤さん、保健室に行ってみたらどうかしら?」
 務めて優しく語りかけてみる。安住喜美、讃岐良子。仁澤かすみ、この三人の間に何があったのか、何だか秘密協定でもむすばれているような気がするのだ。あきらかにかすみに不利な形で締結されたように見受けられるが、エスパーでもない、単なる教師にすぎない公子にはそこまで見抜けない。
だが、言葉の端々、あるいは、トーンからそれを見抜くことこそが、あたかも推理小説を一ページ一ページ開くようで楽しくてたまらないのである。公子は、なんとか見えない触手を三人の中へと伸ばして探ってみたくなった。
「安住さんも一緒に仁澤さんを保健室に連れて行ってあげたらどうかしら?」
 誰がみてもそこまで具合悪そうには見えない。そんなことは公子にしてもわかっているのだ。
「行こうよ、かすみちゃん」
 促す以前に、安住がかすみを誘うべく肩に手をかけた。そうすることでまるで感電するように美少女は全身をびくっと震わせた。ふだん、担任だけでなくこの教室にいる誰もが知っているはずの仁澤かすみ像と違うところが、大変可愛らしくて意外性に富んでいると思わざるを得なかった。
まるでおもらししてしまったともだちにそうするように、喜美はかすみを立たせた。そのようすは、かつて、公子が低学年を担当したときによく出くわした。この中学生だと、それも二年や三年に間違われるという少女が、そのような状況とアナロジーされるなど、自尊心の高い彼女が知ったら他人の想像でも我慢できないだろう。
 それを後で知らせたらどんな表情をするだろうか、そんな妄想を逞しくすることもまた、教師の趣味の世界でもあった。
 彼女があれほど蔑視しているはずの、讃岐良子の肩に持たれて、そもそも安住喜美とはあまりにも背丈が違いすぎてその任に不適当だ、教室からでていく姿から、下半身を濡らして泣きじゃくる低学年の女の子を想像させる。かたちのいい膝小僧からアキレス腱、足首を通って黄色い液体が黒い靴下に染みをつくり、上履きまで達する。やがて、床に不自然な水たまりができることだろう。
 そこまで妄想すると、公子はこれまで感じたことのない快感が下半身を直撃するのを感じた。まるで電撃のようだ。三人の姿が教室から消え失せると同時にチャイムが鳴った。いつもの手続きを済ませると自分も彼女たちの後を追うことにした。
 
 保健室に行ってみるとちょうど、三人が出てくる場面に出くわした。やはり、なんでもなかったらしい、気鬱ということだろうか。讃岐良子とかすみとの間に緊張感がまったくない様子はやはりただ事ではない、ただし、一方的に前者が後者にコンプレクスを抱いて秋波を送っているだけなのだが。
担任である自分の姿を認めて、保健委員である良子は部屋に戻って、保険医を呼ぶと見慣れた白衣姿が視界に入った。ちなみに山王晴美は公子と同級生である。それほど仲が良かったという印象はなかったが、なぜか、クラスや部活など、そしてなんと職場まで腐れ縁は続いているようだ。
 肩を超えるストレートの黒髪が印象的な晴美は、表向きの優しげな態度が目立つので背児童たちの受けもいい。
「晴美、仁澤さんの様子はどうなの?授業は受けられる状態なのかしら?」
「とくに医学的な所見は見られないわね」
 何か言いたげな視線を返してきた。おそらく、子供たちがいる前では言いたくないのだろう。
 三人に目で合図してはやく教室に帰らせる。
「なんなのよ」
「私は着任したばかりでわかんないけど、あの子、生理はまだなのかしら?」
「それぞれの児童についていちいち知っているわけないでしょう?」
 いかにもめんどくさそうに、公子は肘を壁につかせた。児童たちの前では間違ってもこんな姿勢を見せたりはしない。相手は子供とはいえ舐めきっているわけではない。下手をすると、こちらが逆にバカにされることになる。事によると学級崩壊という最悪の結果を想定せざるをえない。
 晴美が言わんとすることはわかる。確かにこの年頃に生理が始まる子は多い。専門的な研究は知らないが、それが始まるのが早くなっているようだ。そう、老齢の女教師が言っていたことを思い出した。
 「あの子、生理が始まったのかしら?そうなら、指導が必要ね・・・」
 ほくそ笑む友人に、晴美は理由のわからない不安を覚えた。
「何を考えているのよ」
「授業が始まるから急がないと・・」
パタパタと駆けていく友人の尻を見ながら、晴美は単なる点に過ぎなかった不安が大きな染みに変化していくのをただ、黙ってみていた。それはいちど言い出したら聞かない人間であることは、付き合いが長い彼女は体験から痛いほど知っているからである。
 
 晴美の不安の対象物、いや、執行者である、九重公子は教壇に立っている。そして、不安の被対象物である、仁澤かすみはいつもの凛とした外形を取り戻しつつあった。その様子に余計に痛々しさを感じながら、いや、自分にそのように言い聞かせながら、公子は黒板に数式と図形を描きはじめた。
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地下貯水槽 (18禁止バージョン)1

 いったい、喜美は何処まで知っているのだろう?いったい、いつの間にか侵入していたのだろう。まったく気づかなかった。しかし、ビデオで撮られていたというのは嘘だと思う。しかし、それより何よりも、あの初心で子供だと思っていた彼女がこれほどまでに大胆な行動に出るとは、それがかすみは信じられなかった。
 そうはいっても、彼女はバカではないから、相手を見くびっていたと言うことはないが、しかし、いささか調子に乗っていたのかもしれない。このような絶望的な状況に置かれて、しかも、全てが自分の自由になる・・・・いや、そうではない。完全に信頼しきっていた相手に、脅迫されるとはあまりにも哀しすぎる。傷に塩を塗られるのと同等の行為だ。
 ようやく、自分の性器にはまりこんでいた、喜美の小さな足を摑んで離した。すこしでも力を加えれば折れてしまいそうな華奢なつくりだ。それなのに今は巨人の脚に思える。下半身を踏みつぶされるような気がした。しかし、あの男にされたような「侵入」とはまったく違った。殺されるような恐怖は同じだったが、何かが違うのだ。
 
 今、喜美とかすみは完全に立場が逆転してしまっている。
もともと、彼女はいじめられっこだった。自分が救ったことが親しくなるきっかけだった。けっして、救ってやったなどと親切を押し付けるつもりはなかったが、いま、彼女がこんな顔をするのは、自分がそのような態度を取っていた証拠かもしれない。
 いや、いま、そんなことを内省しても何の意味もない。親友は、自分と管理人との間で何が起こったのかすべて知っている。彼が求めるあることと引き換えに鍵を手に入れたこと、その具体的な中身を見通しているということだ。映像には残っていないだろうが、あきらかにそれは嘘である。たとえ、侵入に成功したとしても、それはせいぜいで一回きり、それも偶然であろう、普段ならば小父さんは施錠して行為に及んでくるからだ。だから、そんな状況でビデオカメラを携帯していたとは考えにくい。そこまで偶然が重なるとは考えにくい。
 だが、誰よりも自分と親しい喜美が言いふらせば、みな、信用するだろう。讃岐良子を筆頭とするアンチグループだけでなく、かすみを信望する子たちもいっせいに離反するにちがいない。
 しかし、彼女の言う通り、衆人環視の前で謝罪するなど、ありえない。それは完全に自尊心に抵触することだ。とても生きていられない。彼女が活きるリーゾンデータルを自ら否定するも同じことだ。
「き、喜美ちゃん・・・・」
かすみはわざと泣いて見せた。こともあろうに、彼女に対して媚を売るなどということが今世紀中に来るとは想像だにできなかった。
「彼女に謝る・・・って、私に何を求めているのか、それがわからないの?!」
 思い切って、本音を言ったとたんに大粒の涙があふれていた。それに、喜美は少なからず動揺した。だが、ここは負けていられない。
 傲然とかつてのリーダーを見下ろすと言い放った。
「私の言う通りにできないなら、みんなに言うから」
「き、喜美ちゃん・・・・」
「そ、そんな目でみないでよ!ヘンタイ!小父さんのところに行くときは、下着をつけていかないんでしょ?!」
「う・・・・・」
 今まで、自分が築いてきた城が崩れていくのが見て取れる。あの恥ずかしい行為を、まさか、この親友の目の前で、それも彼女に命令されて実行するのだろうか。そんなの自分ではない。絶対に認めたくなかった。しかし、ここで無理やりに腕力で言うことを訊かせるのは自尊心があまりにも高すぎた。
 いま、彼女の脳裏で動いている映像は次のようなものである。
 かすみは、管理人室のドアをノックすると返事があって中に入る。入るなり、部屋の隅でパソコンに向かっている管理人に尻を向けるとスカートを振り上げる。そこに悪魔の手が伸びてくる。
 もちろん、背後で起きているところ、かすみの目の届かないところなのであくまでも想像にすぎないが、むしろ、それゆえにはっきりと少女の記憶に残っているのである。
 そんな屈辱的なことを彼女の前でするなんてありえない。だが、一方で、讃岐良子に謝罪するなどありえない。謝ることがないのに何を頭を下げろというのだろう。喜美はいったいなにを考えているのだろう。冷静な時ならば簡単に洞察できることが、頭に血が上ったかすみには、簡単な加減乗除すらできなくなっていた。いや、知能という面において他を圧倒する人間であればあるほど、いざ、歯車のひとつが狂うと何処までもおかしくなっていくものかもしれない。
「お、お願いだから・・・どうして、喜美ちゃん・・・」
「な、泣き落としは通じないよ」
いつか、何かの小説で見つけた台詞だが、何処かで言ってみたかったのだ。もちろん、言いなれないが、そういう親友の余裕のなさを見抜くことすら、かすみにはできなくなっている。目の前の小さな友達が鋼鉄の巨人に変化してみえているのだ。
「わ、私がそんなひどいことをしたの?喜美ちゃんに・・・」
いままでしゃがんでいたが、かすみはゆっくりと立ち上がった。喜美ならば、言葉で説明すればわかってもらえると踏んだのだ。
「な、なによ・・・」
 頭一個ぶんよりも、背丈において二人の間に差が存在する。べつにそれだけが原因ではないがコンプレクスの対象だった。だから、勉強だけは頑張ったのだ。だが、外見的な部分は努力のしようがない。こうしてみると本当に美しく、堂々としている。将棋やチェスでいえばほとんど詰んだ状態なのに、いつでも逆転ができるかのように見える。いつのまにか、本来の自分を取り戻してしまった。しかし、ここであきらめたらいままでの努力がむだになってしまい、これまでと同じ奴隷に戻ってしまう。いや、それ以下の存在に貶められるかもしれない。少女は歯を食いしばった。しょせんは虚勢であって、張りぼてにすぎないのだが、それはあくまでも舞台裏が見つかってしまった場合であって、いや、そもそもここが舞台であることに気づかせてはならない。
「や、止めて!」
 喜美は、かすみの胸を両手で押した。
「ヒ!?」
 喜美の華奢な手がいくら力いっぱい押したとしても、それはたがが知れている。しかしながら、当の押された方にしてみれば、まるでブルドーザーが突っ込んでくるような圧力を感じた。
「ぁ!?」
 小さな声が先だった。そして、すぐにドボンという音が薄暗い空間に満たされた。
 目の前に起こったことは、喜美の想像をはるかに超えていた。
 彼女の親友は虚空に消えたのである。気が付くと地下貯水槽の中で身体をバタつかせている美少女が泣いていた。
 地下貯水槽に手すりなど設置されていない。まるで鍾乳洞とその奥に眠る地底湖の関係に似ているかもしれない。人の手が入らない限り、天然のばしょに手すりなどがあるはずがない。
だが、ここは人口の産物である。言い換えると、人工でありながら、天然という性質が加味された不思議な空間、という言い方が可能かもしれない。
 しかし、手すりはあくまでも必要ではない場所なのだ。その理由は特殊な人の専用であって、一般人が侵入することはありえないとされているからだ。
 だから、この空間は喜美やかすみのような存在を想定していない。
いま、かすみに起こっていることは、空間が異物を排除しようとしているのであろうか。あたかも人体の中において白血球が細菌を咥え込んで消化してしまうように、かすみもそうなる運命なのだろうか?
 落ち着けば、彼女は泳げないわけではない。水にたいする恐怖心があるわけではないのだ。だから、少女は驚いた。自分が置かれた状況をとっさに把握できなかった。それには、今の今まで性器を刺戟されていたことも寄与しているだろう。まだ、股間がジンジンとしている。体力、腕力面においてはるかに自分よりも劣る喜美によって、翻弄されたこともそれと関係していたにちがいない。
そして、もうひとつ、地下所水槽は5mほどもあってとうてい彼女の脚が付くような環境ではない。だが、そのことも、かつて、かなり深い海を潜水した経験のある彼女からすれば、あくまでも精神が安定している必要があるが、慌てる必要のない環境なのだ。
 だが、そのとき、少女はいきなり母親の胎内から外に出ることを余儀なくされた幼児のように無力だった。

「いやあああ!!た、助けて!ママ!!」

 かすみは、自分の力で水の中から這い上がったとしても、誰か、彼女の中でどんな思考変換があったのか側にいる、それも加害者である、喜美によって助けられたかのような錯覚を感じたのである。彼女を母親と混同したのかもしれない。喜美に抱きつきながら、幼女のように泣きはじめた。
 自分を圧倒するほどに大きなかすみに纏わりつかれながら、少女は不思議な感覚に襲われるのに、ある意味戸惑い、そして、ある意味そういった自分を興味深いきもちで観察していた。
 しょうじき、かすみの力で、しかも、理性を完全に失ってしまった彼女に抱きつかれるのは、相当な苦痛を伴っている。脊椎や骨が軋む。しかし、それを緩和するくらいに脳内麻薬が分泌されるのを直にかんじていた。どくどくという音が頭の中で聞こえるほどだ。
それを母性本能といっていいのだろうか?まだ小学6年生である喜美は、その言葉自体を辞書的な意味おいて知っていても、本質的に捉えられているとはとうてい言い難い。
 だが、同時にかすみに対するサディスティックな欲望も負けず劣らず存在していた。少女は、つい先ほどまではるかに自分よりも上位にいた人物を、文字どおりの意味において見下ろしながら、いままで達したことのない領域に 知らず知らずのうちに上陸していたのである。
 これからどうすればいいのか、少女はアプリオリに知っているような気がした。
「かすみちゃん、いや、かすみ!」
「・・・・・・!?」
 少女は、いっしゅん、心臓を歪ませて全身の筋肉を緊張させた。しかしながら、次の瞬間には彼女の言葉を受け 入れていた。
「これからはなんでもいうことをきくのよ」
「・・・・・」
 発言者も受け手も、双方ともにどうして自分たちがそのような会話をしているのか、ほとんど理解していなかった。だが、ほとんど自動的に主従の関係はかんぜんに逆転したのである。そのことは、法的な書類に記載されたのである。そして、管理官によって手続きはすでに済んでしまった。

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『地下貯水槽 序』(18禁バージョン)
「本当に、かすみちゃん、中受験するの?」
「するより、仕方ないよ」
 闇の中にぼっと浮き上がる親友のすがたはかつてのリーダーという外見からは完全に遠い存在となりおおせている。地下貯水槽のなかを伺うその姿は、猫のように背中を曲げて、分厚いコンクリートに身体をすり合わせているのだが、憐憫すら感じさせる。かつての彼女はこんなではなかった。
 仁澤かすみは、安住喜美にとって大袈裟にいえば理想とでもいうべき存在だった。それが別人のようになってしまい、見るも無残に打ちひしがれている理由はクラスにある。
 地下貯水槽とは、彼女たちが住んでいる地域にある巨大マンションに付属した施設であって、建物全体にポンプで飲料水を供給している。
 外から入ってくるかすかな光によって、貯水槽に水がはいっていることぐらいはわかるが、奥まで侵入できないので、底まではとうてい伺いしれない。
 マンションにとっては大事な施設であって、得体のしれないもの、たとえば汚物などを混入されでもしたら衛生問題にすらなりえる。だれでも入れるような状況にしておくわけにはいかず、しっかりとした専門の人間による管理が必要となる。
こんなところに子供が侵入できるわけがない。鍵が必要なのだが、かすみだけはそのありかを知っていて、しかも、自由にできた。それは彼女だけに与えられた権利だった。あるとくべつな理由からマンションの管理者からその権利を付与されているのだ。かすみは知らないことだが、その秘密を喜美は知っている。

 かすみは、小学校6年生にしては背が高く他よりも、生、性、両者に渡って成長が早いと言えるだろう。小学生にしては胸は膨らんでいるし、腰もくびれている、しかしながら、「小学生」特有の体型という造形を超えているというわけではない。
それよりも人の目を引くのは並はずれて優れた容姿だ。
本人はそれを突っ込まれると嫌がるのだが、美貌は親から人間離れしているとまで言われたほどである。
そんな彼女がクラスの女王の座にいることは、本人が意識的に望まなかったとしても、ごく自然なことだった。いざ、その座を奪われるということになると、精神は恐惶をきたした。自分が恵まれている状況にあるとすら想像できなかったようだ。玉座が揺らいで初めて王冠の重さに気づいた、というところだろうか。

 いま、彼女たちのクラスでは2つのグループが対立している。ひとつは、いうまでもなくかすみをリーダーとする多数派。もうひとつはそれに反抗する新興グループである。
一般に挫折を知らないエリートはいざ、自分が対応できない困難に出会うと簡単に躓いてしまうという。
彼女の前に立ちはだかった少女は、簡単にかすみの自信をぼろぼろにしてしまったのである。
その理由があまりにも単純だった。
 それは、クラスの女子が何故か集中して住んでいる巨大マンションから一戸建てに引っ越したことである。羨望からか、嫉妬からか、まず仁澤家をハブいたのは、彼女らの母親だった。
 マンションから送るときには盛大なパーティを開いたにも関わらず数日経ったら、手のひらを返したように態度が変わっていた。それを見て学んだ子供たちの一部がクラス内の新興勢力に賛意を示した。クラスの圧倒的多数ではなかったが、クラスメートたちに、この世には、教師ですら一目置く存在である仁澤かすみにアンチテーゼを示す存在がある、そのことに賛成でなくても少なくとも存在することを示した。
その行為からくる影響力は、行為者の想像をはるかに超えていた。すぐに効力は表れなかったが、潜在的に存在していた反かすみ派閥にある種の酵素の役割を果たしはじめたのである。
酵素とはある種の化学変化を促進する役割を果たすが、そのとき、教室の水面下で起こっていたことはそういうことだった。

彼女らにとってかすみは絶対的な存在だったのである。明らかに、彼女らの中で新興勢力に心をグラつかせる子たちが出てきていた。かすみはそれに気づいて疑心暗鬼になってしまったのかもしれない。
ちなみに、そのグループを率いるのは讃岐良美という少女である。
 
 この時点においては、喜美は親友に反旗を翻すなど想像だにできなかった。
 かすみは、喜美とかつての親友だった芹沢鏡花と蟻巻きい、を率いるリーダーであり、この地下所水槽にも4人でよく遊んだものだった。
 彼女は、この3人だけにとどまらすクラスでもリーダー的な存在だった。それに比べると安住喜美は、成績では負けないが、じつに控えめでおとなしい、クラスでも目立たない存在だった。
 そんな彼女が、心変わりするにはあるきっかけが必要だった。以前から仄めかしていたのだが、今、彼女はそれを実行するという。
 かすみが中受験する決意を固めたことこそが、喜美にとって許しがたい裏切りと映ったのである。それは憧れてきた親友が戦場逃避しているように見えたのである。
 しかし、そんな内心などオクビにも出さずに言葉を続ける。
「本当にいいの?もう間に合わないかもよ」
「学校を選ばなければ大丈夫だって、先生は言ってたし・・・」
「鏡花ちゃんだって、きいちゃんだって、それに・・私だって、かすみちゃんを信じてるんだよ」
 まるで逃げるみたい、という言葉を呑みこんだ。
 いつの間にか、キリキリという音がうすぐらい地下空間にくぐもっている。その音はあきらかに喜美に対して何か急かしているような気がする。
かすみは鍵で床を引っ掻いている。
「怖いよ、喜美ちゃん、たがが家を引っ越しただけで、どうしてあんなことになるの?」
同時に涙を帯びた声が絡み付く。
 これから、もっと、泣くことになるんだよ。中受験なんてぜったいに許さない。失敗させてやる。親友を、精神的な点においては言葉で慰めながら、具体的な行動という点においては、両手を広げて上から覆いかぶさりながら、少女は裏では舌を出していた。
「うう・・喜美ちゃん・・・」
 驚いた。このような無礼をむざむざと許すような彼女ではなかったからだ。平手打ちくらいは覚悟していたのだ。
 何の抵抗もなしに、かすみは華奢な喜美によって両腕の中に納まっていた。長い髪からはいい匂いがした。おそらくシャンプーかリンスによるものだろうが、こういう時に嗅ぐ香りは普段とはちがう色に彩られている。
 彼女は、まるで幼い娘が母親にそうするように、喜美に身体を預けていた。そして、小刻みに震えだしたのだ、最初こそ声を殺して泣いていたが。しだいに嗚咽を押えられなくなっていた。
本当に打ちひしがれているのだ。あのプライドの高い親友が、こんなに日弱な自分に支配されている。この事実に喜美は混乱した。極端なことをいえば、それにはたぶんに被害妄想も含まれていただろうが、革命によって奴隷がいきなり王様に戴冠させられたものである。普段から祖の地位に焦がれていても、いざ、それを得ると困惑してしまう。自分がその地位にふさわしいか疑問を抱くのだ。しかし、奴隷然となったかつてのリーダーを見下ろしているうちに、喜美の中で何かが変わっていく。彼女の中で何かがはじけたのだ。
「かすみちゃん・・・・・」
 親友を引き離した。そして、じっと親友の顔を改めて見つめてみる。
光が外から零れてくるのだ。月光のような明かりに照らし出されて端正な顔が闇にあってもくっきりと見て取れる。
 
 そんな彼女を自分の思う通りにしたいという欲求が、それも自分だけの人形にしたいという欲望が、喜美のなかでふつふつと浮かんできた。
 それは彼女の頭の中でひとつのアイデアとして結実した。いままで決心していたことに変更を加えることにした。彼女を陥れることには変更しないが、あくまでも自分だけの奴隷にしたくなったのだ。しかも、その上でクラスから孤立させる術策も浮かんだ。このふたつの条件に横たわる矛盾を整合させる方策を思いついた。
 それは「秘密」をみんなに明かすことはでなくて、本人の前に提示してみせることなのだ。
「ねえ、か、かすみちゃん、私、かすみちゃんの秘密を知ってるよ」
声が上ずっているのはわかったが、いっきに言い放った。これまでの立場を逆転させるのだ。革命を起こす。相手がここまで打ちひしがれている、そういう絶好の機会を失していつ欲望を実現するのだ?
「な、なんのこと?何を言っているの?」
 いつものプライドの高いかすみに戻っていた。しかし、ここで負けるわけにはいかない。あきらかに相手は動揺している。ここは畳み掛けるべきだ。
「どうして、かすみちゃんが鍵を手に入れられたか、私は知ってるよ、小父さんでしょ・・!?」
 言い終わると同時に喜美は絶句した。殺されるような気がした。それほどまでに恐ろしい目で睨まれたからだ。自分は奴隷で彼女は主人という立場を否応なしに思い出してしまう。しかし、もう、自分はいままでの安住喜美ではないのだ。ここはなけなしの勇気を振り絞るしかない。
「その鍵、小父さんとエッチなことをしてもらってるんしょ?」
言い終わると同時に、いや、少し早かったろうか、リーダーの手が飛んできた。しかしながら、それは寸でのところで止まった。手のひらの温度が頬に飛びつく、それほどの至近距離で固定している。
 殴られる!やっぱり、自分はこの人の奴隷なんだ。永遠にそれは変わらない。そう思った。確かに眼球が潰れるような圧力で目をつむった。しかし、頬は打たれない。断っておくがいままでいちどもかすみから手を上げられたことはない、たぶんに被害妄想がかすみに対する感情に影響していたことは後の本人も認めている。
 さて、一瞬で凍りついたかすみは、ようやく口を開いた。
「い、いったい、何を知ってるの?」
 双眸には夥しい涙があふれている。
 「たまたまかすみちゃんと小父さんがここに入るのを見たの」
「しかし・・鍵が」
 「たぶん、かけ忘れたんじゃないの?入れたよ」
「じゃあ、全部、見てたの?」
 言い終わるなり、喜美に背中を向けたかすみは、コンクリートに自らの頭を打ち付けた。
「お、おねがい、誰に言わないで!」
 証拠など必要はなかった。クラスのだれしもふたりの深い関係を知っているからだ。おそらく、喜美の言うことなら信用するだろう。かすみはそれを理解しているのだ。そして、喜美もそれをわかっていて次の段階に移った。
「わかったよ、かすみちゃん、だけど条件があるの」
「・・・・・・?」
 振り返ったリーダーは、再び自尊心などあさっての方向に投げ去った顔をしていた。非膝をついて、まるで喜美を神様の像のように拝んでいる。さすがにここまでくると興醒めだが、続ける。
「讃岐さんに、みんなの前で謝ってほしい」
「そ、そんな・・・・・」
 再び、自尊心の色が美貌を彩り始めた。しかし、それを一気に消しにかかる。喜美は、足先をかすみの股間に突っ込ませたのだ。予期出来ない親友の動きに身体のバランスを崩した少女は、冷たいコンクリートの床に転がった。しかし、情け容赦せずに少女の股間をぐいぐいと踏みつける。
「いやあああああ!やめて!喜美ちゃん!!いやぁあ!」
喜美は、例の管理人がかすみに対してやっていることを真似ているだけだ。ついでに言うと、「オマンコ」などという言葉も小学生である彼女が知っているわけがない。 
「オマンコって言うんでしょ?かすみちゃんはエッチだから、ここをいじられると気持ちよくなるんでしょ?」
 さらに服の上からだが、かすみの股間に向けて足先を突っ込ませる。
「いやあああ!!」
 だが、しかし、かすみと喜美の体格差からすれば、抵抗するのは簡単なことである。簡単に引き離された。
 「いいの、デジタルビデオで映像だって撮ってあるんだから」
「・・・・?!」
 「みんなに観てもらおうかな」
「わ、わかった、讃岐さんに謝るから・・・・」
「だけど、その前にしてほしいことがあるの・・・」
 喜美はかつてのリーダーを睨み付けた。

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