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『由加里1』
 
 少女は、闇の中にいる。それは、彼女の内面をも表していた。闇とは意識無意識のうちの無意識を意味する。一言で言えば、ぼっとしていたということだ。だから、ドアがおもむろに開いたことにも気づかなかった。

 「由加里?もう寝たの?あれ起きてるんじゃないの」
「・・・・あ、ママ」
由加里と呼ばれた少女は、返答に窮した。

「明日から中2でしょう?いい加減大人にならないとね」
「まったく、ママは心配性なんだから」

由加里はすっとんきょうな声をあげた。内面の動揺を隠しきれなかった。

「心配性って大人ぽい言い方するのね」
「あら、矛盾してるじゃん。由加里に大人になって欲しいんでしょう?」
「大人は、自分のことを名前で呼んだりしないわよ」

 由加里がもっと小さいころは、そのことでもっと厳しく躾たものだ。最近では、あきらめているのか。無言で承認している。

「明日の用意、ちゃんとするのよ。おやすみ」
「まだ、9時じゃない!寝ないわよ、子供扱いして!!」
由加里は演技で怒ってみた。しかし、どこか迫力がなかった。それに母親は気づかない。
そのことに、不満でもあったし、その反面安心もした。

「どうして、こんなに不安なんだろう?」
由加里は自問自問いせざるをえなかった。
「まあ、いいや、香奈見ちゃんにメールして寝よう」
いまどき小学生ですら寝ない宵の刻に、少女は寝床に入った。

翌朝、由加里は、よく眠れないままに起床した。覚醒するにつれて、昨日の不安が襲ってきた。
「起きなきゃ、今日から中2か・・・先輩になるんだもんネ」
どうにか、適当な言葉で自分をごまかす。
 その日、4月1日は、由加里の内面と反比例するように、晴天だった。

 由加里は一抹の不安を抱えながらも玄関に降りた。ぽんと音がする。
「あれ?」
本来の音と違うのだ。いつもなら、もっと軽快な音が響くのに。ためしに自分の姿をもう一度確認してみる。玄関には、鏡台用の鏡が貼り付けてあるのだ。少女のほぼ全身が収まってしまう。肩に掛かりそうで、掛からない髪は、奇麗に決まっている。いつものヘアスタイルだ。良い具合に整った顔からは、知的な雰囲気が漂っている。良い具合とは、整いすぎていないということである。無理に、化粧などで作っていないということも意味する。

「うん、大丈夫だ!」
由加里は、まるで火事から逃れるために、川に飛び込む人のように、かけ声をかけた。いうまでもなく自分にである。

「いってきまーす」
娘の声は、毎年のように変わらないはずだった。自分の娘ながら知的だけど、快活な性格。容姿も人並み以上だと自負している。そんな自慢の娘は、小さいころからかわいいと評判だった。
しかし、何処か違う。そんな不安を春子は抱えていた。

「ママ、遅れちゃう!言ってきます!」
そんな春子の不安を打ち消したのは三女で小学5年になる郁子だ。
脱兎のごとく、玄関を飛びだした娘を送って、苦笑する春子。
「杞憂よね」
そう自分に言い聞かせる春子だった。

由加里は、幾つかの小道を通って、街角にある電話ボックスに到達した。ここで、友達と待ち合わせするのが常なのである。ただし、これを使ったことはない。そしれ、ずっと使うことはないだろう。それに、彼女が生まれる前からここにあるそうだが、何時まであるものか。たぶん、無くなるのは遠い未来のことではないだろう。由加里の目が知的に光った。

 「香奈見、おそいなあ」
何人もの生徒たちに、抜かれてそう思った。彼等がする冷たい視線に、何処か違和感を感じた。もちろん、これまで、通り過ぎたのは知らない子たちばかりなのだから、由加里に挨拶などするはずはないのだが、どうしてか、去年までと違う気がするのだ。
 
 --――私はここにいてはいけない。

どうしてか、彼女はそう思った。登校路にある木々、建物のありようなど、すべて同じなのに、なぜか以前とは違う世界にいるような気がするのだ。

「おはよー、由加里、遅れてごめんね」
「あ、おはよう」
その時、友人である工藤香奈見の声がした。

--―――よかったいつもと変わらない。

由加里は一瞬だけ、安心した。しかし、香奈見の横顔、首の筋肉のかすかな盛り上がりを見ていて、不安がよぎった。

--―――香奈見ったら、少し見ないうちに大人びたのかな?

 そのことが、由加里には冷たく見えたのかもしれない。
「どうしたの?おかしいよ、由加里」
「ううん」
香奈見の不審を打ち消すようにいった。
「あ、そうだ、みつあみどうしたの?髪型変えたの?」
「うん?今日はママがお出かけだからね。子供ッポイ顔には似合わないカナ」
「ううん、そんなことないよ」
由加里は、なぜか、親友の目の淵の三角が気になってしかたがなかった。

--――もう、考えるのやメよ。
由加里は、ムリヤリに思いこむと校門に足を踏み入れた。しかし、以前ならば、その一歩が香奈見と同じだったことには思いが向かなかった。そして、その時、一歩背後から、香奈見がかすかに、冷たい視線を送っていたことも・・・。




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