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『由加里 63』


 女は、鼻歌を歌っている。口笛を響かせたいと思ったが、ごく控えめに、ハミングを響かせるに留めていた。
 自分に聞かせるためならば、周囲にとどろかせる必要もない。それは、ストレスのたまることだが、あいにくとここは、野中の一軒家ではない。あるいは、ここは数万の観客を擁するコンサート会場でもない。すんでの所で、そこに立ち損ねた彼女は、余計な感傷を穿つためにここにいるわけでもない。 少なくとも、そう思いたくなかった。
 しかし、今、ここにいる以上、そんなことは眼中になかった。いや耳中になかったとでも表現すべきだろうか。
 西宮冴子は、歌い疲れたと称して、個室を抜けだしていた。別に煙草を吸う悪習もないので、灰皿を汚すこともなかった。即席の歌い手が、その喉を休ませるために設えてある。それは、心ある人間からすれば、皮肉以外のなにものにも見えないだろう。
 冴子は、それをしなやかな物腰で、否定するように避けると、ネオンサインに向かって新曲を献呈しはじめた。
 彼女のハミングは、あきらかに何かを追跡している。

―――若いわね。いや、お嬢ちゃんって呼ぶべきかしら?
 冴子は、皮肉な笑顔を浮かべると、窓にその肢体を預けた。それは、光るソファに実を横たえることを意味する。それは、数万の偽星から造られている。ネオンサインなどという代物は、しょせん張りぼての星にすぎない。それは、冴子の背景には似つかわしくなかった。彼女はもっと、光芒たるものと共演すべきなのだ。
 今、それを手に入れるべくソナーを動かしはじめたところである。まだ、手に入れるどころか、存在を見つけた時点にすぎない。相手が人間なれば、慌てることはない。いや、慌ててはならないのだ。そうすれば、彼女の手から、魚はするすると手から逃げていくだろう。それは万金の価値があるのだ。
 
 冴子がまだ片思いの食指を伸ばしていた先は、照美が歌っていた個室である。彼女が歌い終わると、個室のナンバーを確認し終わると自室に戻ろうとした。その時、タイミングよく、ドアが開いた。いっしゅん、扉が単なる物体ではなく、生きている組織めいて見えた。吐息すら感じられるようだ。
まるで思い人と出くわした小学生のように、顔を赤らめるところだった。それが彼女らしくないのは、例え、小学生のときでさえ、そのような酒に酔うことはなかったからである。
 そんな冴子を救ったのは、鈴木ゆららだった。彼女とは旧知の仲である。実は、合唱団の先輩と後輩であり、卒業生である冴子は、恩師に頼まれて音楽教師のマネゴトをすることがあった。
「ゆららちゃんじゃない」
「あ、西宮さん・・・・」
 個室から吐き出されたはるかと照美は、同時に驚きの口を作った。そう声すら出なかったのだ。
―――西宮由加里!
―――ママ!
 その人が目の前に立っていた。しかし、ゆららは動じていない。その上、二人は知り合いらしいじゃないか。いや ―――――。

 目の前の女性が、それぞれ、同定した人物でないことはすぐにわかった。映像を補正する必要があった。
「照美さん、合唱団の先輩なんです。ロックバンドやってるんですよ」
「ああ、そうなの?」
 照美は、自分の思考と反応のよさに自信を持っているはずだった。しかし、この時はオーバーラップした母親の像のせいで、いまいち、反応できないでいた。
「私は、西宮冴子、ゆららの先輩にあたる人間よ ―――」
 それに対して、照美とはるかは、しどろもどろながら、自己紹介を完遂する。
 冴子は、二人の数倍以上、冷静だった。

―――西宮?
―――そう言えば、この人が照美の家族だって気づいているってことじゃない?
 はるかは、真実を聞き出す前から、決めつけていた。
「はい、聞いています、合唱団ですか?」
 照美は、完全に混乱していた。それは、冴子に対するヴィジュアル的な面に関することである。目の前の人物はどう見ても、完全に大人に見える。社会人にしか見えない。もちろん、それは老けて見えるというのではなくて、冴子の持つ落ち着いたイメージから受け取っているのだ。だが、どう見ても若い。ただ、内面から立ち上ってくる印象が、外見とかけ離れているので、戸惑っているのだ。

――――年令よりも、若く見えるのかな? 由加里の伯母さん?するとママの妹かな?
 照美は、無邪気にもそんなふうに考えていた。
 冴子はしばらく、この美しい少女を見つめていた。しかし、再び口を開いた。
「見たところ、中学生みたいだけど、珍しい曲を知っているのね、郭・・・・・」
 冴子の発言を途絶させたのは、大阪弁だった。例の少年の声が、蛍光灯に照らされた冷たい廊下を彩る。
「リーダー! 時間でっせ。延長しますか?」
「ああ、いい、いまいく。」
 騎士然として、出現したバンドのメンバーに答えを返した。
「海崎さんだったわね ―――――」
 冴子は、品定めをするような視線を向ける。照美は、それに慣れていなかったのか、不快の色をすばやく顔に乗せた。彼女は、そんな少女に好感を得た。高い自尊心と若さのせめぎ合いからは、かつての自分を彷彿とさせるものがあった。それに、声の質から、彼女を取り込んだ歌唱が、照美のそれだと見抜いていたのである。

「今後よろしく、じゃ、ゆららちゃん ――」
「はい!」
 このうえもなく美しい声を、これまたこのうえなく元気な返事で、ゆららは応じた。
 冴子が去った後に、残されたのは、それぞれにちがう思いたちだった。それを一つに統合したのは、消えていく冴子たちの足音ではなく、はるかの声だった。少女らしくない野太い声は、あきらかに彼女が焦っていることを、自ら証明していた。
「照美、まずい! 時間だ!」
 浅黒い腕を鋭角的に曲げて、時計に見入っていた。ゆららに向けられた膝蓋骨が、騎士の甲冑のように精悍だった。
 ゆららは、幸せだった。少なくとも、彼女のなかで、砂漠化した原野に潤いの水が届きかけていた。 しかし、少女の人生とは裏腹に、不幸の深海に縛られている人間もいる。彼女は、完全に光から追放されて、その華奢な手足を、頑丈な鎖で身動きできないようにされていた。

「ウウ・ウ・・ウ・ウ!」
 そのころ、由加里は真空になった病室に向けて、くぐもった呻き声を上げていた。不自由な肢体を、くの字に曲げてどうにか身体から、心を自由にさせようとしている。はたして、その野心は成功するだろうか。心に翼をつけて、大空に羽ばたかせるという夢である。少女らしいその夢は、彼女のクラスメートたちはいとも簡単に果たしているはずである。
「ふふ、母親の前で、よくもこんなに欲情していたものね」
「ウウ・ウ・・・ウ・ウ・そ、そんな!」
 由加里は、可南子に向けて悲しみの涙を放り投げた。しかし、彼女はまったく意に介さない。むしろ、今自分が行っている行為に、自ら、正当性を与えただけである。
「ふふ・・・・・」
 可南子はほくそ笑んだ。今、彼女は非番なのである。本来ならば、簡易ベッドにてその疲れた身体を休めているはずだった。しかし、今やその代わりに精神を活性化させることにした。モルヒネで、神経をマヒさせる代わりに、覚醒剤で亢進させることにしたのである。
「お、お願いです! は、外してくださいぃ! ウグググ!!」
「何言っているのよ、ここまで、あなたを満足させてくれたモノでしょう? 義理ってものがあるんじゃない?」

 意地悪な口調で、ヤクザのようなことを言う。由加里にとって、可南子はまるで異次元の生き物だった。まるで言葉が通じない。共通理解というものがまったくない。きっと、由加里の身体で通用する物理法則は、可南子の内においては、その限りでないらしい。
「外してほしいなら、それに感謝しなさい」
 可南子は、由加里の股間を見下ろした。少女は、あられもない姿を晒している。大股で開いた大腿は、その秘所を顕わにしている。思春期の少女としては、ありえない恰好を月はどんな目で見ているのだろう。少なくとも、看護婦は無感情に見下ろしている。
彼女の視線の先には、少女のハマグリが口を閉じている。あたかも呼吸をしているように、透明な液体を吐き出している。
 しかし、ここで留意すべき点がある。
 ハマグリは、糸のようなものを銜えているのである。それは、あたかも生きているかのように、じーじーというモーターの音とともに、ひくひくと震えている。どうやら、少女はその糸を抜いてほしいと言っているようだ。

「さあ、はやく!」
 可南子は、魔女めいた声を由加里にぶつける。少女は全身の毛穴が縮み上がった。高圧電流が毛穴という毛穴に感電する。それは彼女の口腔内にも影響を与えた。
「ウグウグググ・・・・うう!」
「由加里ちゃんは、本当に赤ちゃんになっちゃったみたいね、日本語忘れたの!?」
「ムギイィ!!痛ぃ!やまて、ヤメテェエエエ!!」
 今度は魔女の杖が少女に突き刺さった。可南子は、由加里の大腿の中で、もっとも柔らかいところを抓り挙げたのである。鋼鉄の蜂に刺されたかのような痛みが、全身を貫く。
「うぐぐぐグググ!!」
 激痛のあまり腰を捻る。それは、ブリッジのように見えた。テムズ川ならぬ病室のロンドン橋は、簡単に落ちてしまった。
 由加里は、望まぬことであったが、自ら性器を刺激してしまったのだ。
「あら、あら。もう、イっちゃったの? ママの許しも得ずにね。そういう子はお仕置きをしないとね」
「ウウ・ウ・・ウ・ウウ・ウ・ウ・・ウ・・・ウ・・・うう!?」
 可南子は一体、何を言っているのだろう。由加里は、慟哭した。しかし、彼女は少女に暇を与えない。感傷に耽っている余裕を与えなかったのだ。
「う!ぐうう!?!」
 素早い手つきで、少女の股間に指を持って行くと、しかる後に、そこから何やら異物を取り出した。その間に、性的な敏感な部分に触れてしまったらしい。少女は涎を垂れ流しながら、呻いた。可南子が、少女のハマグリを見てみると、ひらひらの部分がぬらぬらとなっている。まるで、今、捌いたように、透明な液体を垂れ流している。それはあたかもエイリアンのように見えた。

「ふふ、見てゴランなさいよ、これ」
「・・・・・・・・」
 由加里は、目を背けた・
「見なさいって、言っているのよ!!ママは」
「ひぐ! 痛い! 」
 可南子の手が巨大な岩になって、少女にぶつかった。視界をスーパーノヴァが奪う。
「痛いじゃない? いいこと、ぶつほうが痛いのよ!」
 勝手なことを言って、可南子は自分の掌を見つめている。この種の人間は、平気で他人を傷付けるくせに、自分の躰が傷つくことは我慢が出来ない。そう、針の穴ほどの怪我でさえ、地球の終わりが来たような悲鳴を上げるのだ。
 由加里は、眩しさに痛む目を大きく見ひらいた。そこには、悪魔がそそり立っていた。悪魔のくせに、白い服に身を包んだ可南子は、ぶるぶると震えるものを指にはさんでいた。それは、あたかも生き物のように見えた。それは、動いている上に、濡れていたからである。あたかも子宮から飛び出た新生児のように、ぬらぬらと蠢いている。由加里は、それを見るとおもわず、失神してみたくなった。

 そのころ、三人は西沢あゆみと合流すべく時速80キロで、地上を移動していた。より正確を期するならば、そのスピードで移動する物体に寄生していた。そう表現すべきだろう。
 もしも、子供から「どうして、電車の中でジャンプしたら、取り残されないの?」と聞かれたら、未だに、論理的で明晰な解答を用意できない。それは「どうして、お空は青いの?」と聞かれて即答できないのと同じである。確か、光の波長が関係していたと思うが、確かなことは覚えていない。
 
 三人が仰いでいたのは、青空ではなくて、桎梏の夜とそれにつり下げられた星々の群れだった。
地方都市から都心に向かう電車は、そんな星空の瞬きを弱くする。それらに代わって偽りの星々、すなわちネオンサインが台頭しはじめる。鈴木ゆららの脳裏に、その変容はどのように映ったのだろうか。新しいよりいい未来を予感させただろうか。それに値する新鮮な空気が灰を満たすことがあったろうか。
 それは、ゆらら本人も理解していない。彼女は、黒を白とみなす性癖があったからだ。これまで高田や金江の類を聖人君子だと思っていたことからも、相当の重症だということが推察できるだろう。

「なにを考えているのさ」
「・・・・・・・・?!」
 ゆららは思わず、息をのんだ。とつぜん、彼女の施行に割り込んできたのは、褐色の肌だった。それは、アスリートらしく健康に輝く。しかし、青木ことりのそれとは、完全に、性格を異にする。ちょうどセリエAのサッカーとJリーグのそれのように、根本的にレベルの差があった。ことりが反射するのは、不快なテカリかもしれないが、はるかのそれは、目を清潔にしてくれる。仮に、試合に負けたとしても相手を誉めたくなる、そこまで行かなくても、口汚く非難する気にはならない。それほど清冽な反射だった。
 たとえ、その相手が高田や金江のような連中であっても・・・・・・・・・。
 ゆららは、未来の友人にどうにか、返事をすべく口を開いた。
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