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『マザーエルザの物語・終章 16』
「そうよ、良い子ね。ちゃんと全部食べるのよ、残しちゃだめよ。ほら、こっちに付いているじゃない」
「ウグググ・・・むぐ・・・・ぐち」
 屈辱的な姿勢。
 よつんばいにさせられたあおいは、スプーンに舌を這わせている。自分の舌が、あたかも自分のものではないような錯覚に襲われる。それは、まるで少女から独立した物体のように、銀色の半球体を移動していく。芋虫か、得体の知れない軟体生物のように、ヒクヒクとその身体を変化させながら、淫靡な汁を流す。
 それは、あまりにも現実感のなさが起因しているのかもしれない。自分がやっていること、あるいはさせられていることが、とても真実とは思えない。そのような思いは、しかし、顎の筋肉の緊張や痛みによって、それが現実であることをイヤでも実感させられる。すると、屈辱や恥辱と直面することになる。
 少女は、綺麗になったはずのスプーンに舌を這わせる。それ自身は角度が変わらないので、彼女じしんが、頭部を回転させねばならない。スプーンはあくまでも動かない。それは、鉄のように非情な有希江じしんを暗示していた。あおいは、それに従ってひれ伏すしかない。
 有希江の方から見ると、本当に犬のように見える。可愛らしい子犬が、尾っぽを振りながらまとわりついてくる。そんな妹に、憐憫とも嗜虐とも知れぬ気持がわき起こってくるのだった。
 思わず、笑みが浮かぶ。

「ほら、まだついてるわよ!」
 よく見るとわかる。カツ煮の衣の部分が、こびり付いているのだ。
 有希江は、それもすべて舐め終えるように、命じている。もしも、鏡がここあったならば、どのように見えるだろうかと想像しながら、雌犬に堕ちた自分を思う。言うなれば、それは文字通り自慰ということになるのだろうか。もちろん、小学生のあおいにそのような知識はないから、そこまでの理解は不可能だった。しかしながら、意識の辺境でそれを認識していた。
 自嘲という行動は、人間にとって高等技術である。意識的にそれをするほどに精神が成長していないが、無意識のレベルで行っていることで、少女を美しく魅せていた。内面の灯火が見る人に感動を与えているのだ。
 しかし、当の少女自身は自分自身の内面などに、興味を持つ余裕があるわけはない。
彼女はただ、自分の舌に意識を集中させる。それが限界を越えると、舌自身の蠕動行為に委託する。
――――勝手に舌が動いている。
 そう思った方が精神的にも、肉体的にも楽なことはもう書いた通りだ。

 顎が痛い。この姿勢を維持するのは、首の筋肉に極度の緊張を強いるし、腕にも相当の負荷がかかる。気づかないうちに、両手が指がわなわなと震えている。
 有希江は、皇帝か国王のようにテーブルに座りながら、あおいにスプーンを差し向けている。しかし、しばらくすると飽きがきたようだ。
わざとらしく、スプーンをわざと離した。
「ほら、餌はこちらよ、あおいはぐずなんだから!」
「うぐ・・・・・痛ッ!?」
 スプーンで、あおいの頬や鼻を打ったりする。そして、可哀想な妹の顔が汚れるのを見て楽しむわけだ。
「あおい、何をしているのよ。あんたって子は、まともに食事もできないの。犬や猫の子だってできることよ。あなたはそれ以下ねえ!?アハハハ」
「ウウ・ウ・・ウ・ウウ」
 恥辱を表す涙がかたちのいい頬を伝う。

「ふふ、まだ残っているわよ」
 有希江が皿の底を覗いた。そのとき、有希江のひじが四角い箱に直撃した。
「あら」
 箱だと思った物は、一冊の本だった。書名は、『百川高等学校世界史』。物体が床に落ちるまで一秒とかからないだろう。それは、人間にとってみれば一瞬のことだが、高解像度カメラにとってみれば無数の世界と空間が目の前に展開する。ここで、カメラの視点を採用してみよう。
本が落ちたとき、それは、491頁を開いていた。
『20世紀前半のバルカン、アッバース・トルコ朝から独立する西スラブ諸民族』
 おそらく、小学生のあおいにとってみれば、ほとんど何のことか見当も付かないだろう。有希江は、遊び人でありながら、その成績は常に非凡な能力を持っていることを証明している。しかし、まだ授業でやっていない範囲だ。それに、世界史にそれほど興味があるわけではない。だから、彼女にしたところであおいの理解力をはるかに凌駕しているというわけではない。
 
 有希江の視力は、ニフェルティラピアという活字を捕らえていた。
 あおいは、自分の感情を飼い慣らすのに汲々として、姉の視線に感受性を発揮するところではない。事実、姉の目の色が変わっていたことにも気づかなかった。日本人なら当然だろうか、茶色の瞳は、薄い榛色になっている。その憂いを含んだ目つきは、本来の、少なくともあおいが知っている姉ではないはずだ。

 この時代のことを、教科書はたった数行で片づけてしまう。
 1913第一次世界大戦勃発。
 1914年、ニフェルティラピア、独立宣言。しかる後、アッバース朝トルコに宣戦布告。


 一般的な世界史の教科書において、ニフェルティラピアについて詳しく書かれることは少ない。その国名すら転載されない教科書も珍しくない。しかし、そこは行間を読んでいただこう。
 有希江は、たしかにそこにいた。
 ただし、意識的には外の世界になんら関われない身として・・・・・・・・。
 意識に、二重にも三重にも虹を掛けられて、彼女は夢の中にいたのである。
 彼の地は空気が乾燥していた。だから、風景は固まって見えた。たしかに、人間たちは自分たちの骨格が大地に屹立して生きていたのである。家屋を一歩出るならば、すぐに地平線が開けていた。  湿潤な大気を持たぬぶん、陽光は厳父のように降り注ぎ、色彩に力を与えていた。
 小さな体、全体でそれを受け取っていた。
 父の視線を太陽とし、母親のそれを月として朗らかに成長していたのである。
 
 その時、たしかに太陽と月が世界のすべてだった。しかし、突如として両者が争っている声が聞こえた。小さな彼女にしてみれば、世界の半分と半分が矛を交わしているのである。それは、世界そのものが終わるかのような恐怖だったにちがいない。
 やがて、それは終結し月が姿を消した。世界は太陽だけになった。しかし、彼女にとって明るい世界ではなかった。たしかに巨大な光に世界は照らされてはいるが、ただまぶしいだけの冷たい照明にすぎなかった。
 以上は、有希江が幼児から見続けた夢の一部である。高等部に入って、世界史を知るにあたってニフェルティラピアという国名に触れた。そのことが、夢に濃い色彩と立体感を与えることになった。しかし、それが真実どのような意味を持つのか、この時の有希江はまだ気づいていない。

 有希江は自分の感情を解明していない。ただ、泉のようにあふれるままに、喉の渇きを癒やしているだけだ。
「あら、こちらのお口も涎を垂らしてるわ。どちらが、本当のお口なのかしら?」
「へ? ぇえ!?いやあぁぁぁ!?」
 最初、あおいは姉が何を言っているのか理解できなかった。しかし、すぐに体で知ることになった。よつんばいということは、ハマグリの口を背後からあからさまにすることになる。
 有希江は、妹の性器に米を挿入したのだ。炊いてからかなり時間が経っているだめに、そうとう滑りが発生している。それだけに、少女の性器の細かなところにまで侵入し、刺激を与え続ける。
「ぅひい! ぃいやあ! ぃぃいやあああ!!」
「こちらのお口も満足させてあげなきゃ、不公平でしょう? それに ―――」
 あおいは、返ってくる言葉の鞭を予想して、身構えた。しかし、その毒の意地悪さは想像以上だった。
「どちらのお口が、本当なのかしらね? いやらしいあおいチャンのアタマはこちらかもね? うふふ」
 小学生のあおいにも、言葉の持つ辛辣さは明かである。上半身よりも下のほうが、重要だと言っているのだ。そう、肩に乗っかっている可愛らしい小顔など、何の意味もないと言い放っているのである。それは、ダイヤモンドで造った土台すら、簡単に腐らせてしまいかねない。少女のか弱い精神など一瞬で、腐食させてしまう。

「ぁあぐう!ァァアグウ・・・・・!! お、おねがい! ゆ、有希江姉 あね、姉さん! ゆ、許してェ・・・・・ぁあう!?ぅ!」
 しかし、局所を襲う暴虐は、一種の麻薬の役割を果たしていた。認めたくないことだが、心の何処かで、それを歓迎している。もちろん、意識ではそれを受け入れたくない。そのことは、自分が人間でないと宣言しているようなものだ。残存した人間の尊厳は、けっして少女にそれを許さなかった。
「はあぁぁぅう!? ぁぁはぅ!?」
「あははは、やっぱり、こちらの方がお口なんじゃない? 何だったらと目と鼻を書いてあげてもいいのよ」
 有希江は悪魔的な笑顔を浮かべると、デスクから黒の油性マジックを取り出した。そして、キュキュと淫靡な音を立てながら、目と鼻を一気に書き上げた。
「ふふ、下のお口は隠さなくちゃね、うふふふ」
「い?ひぐう?!」
 たまたま見つけた革ジャンをあおいのアタマにかぶせた。革ごしに、かわいい妹のうめきを振動として感じる。

―――有希江姉さん! 有希江姉さん! もう許して! 堪忍して!!
 空気の震えを伴わない音は、たしかにそう言っている。革が遮断する少女の哀しみに満ち汗と叫びは、温度となって伝わってくる。熱伝導の法則は、有希江の掌を温め、その血管を拡張させる。有希江はそれを不快な感覚として受け取った。それはどうしても認めたくない気持が関係しているのかもしれない。愛情と憎しみが白昼する相殺点にて、何が見えるのか。その地平に現出する風景が意味するものは?
 その問いに答えるためには、あきらかに記憶が欠けている。この世の生を受けて16年、あおいと出会って10年間、確かに玉の人生を歩んできた。彼女と同じ唄を唄ってきたわけだが、その中にいやな曲は一曲もなかった。
 ならば、どうして妹が憎いのだろう。あれほどに可愛がった妹は、よつんばいになって、女として大事なところを弄ばれている。相手が姉であって、異性でないことは、けっして慰めにならないだろう。  
 いやらしい中年男に性的な虐待を受けることに比べて、残酷でないなどということはできない。むしろ、同性でしかも姉であることが、あおいに与えるトラウマは、筆舌に尽くしがたいものがあるだろう。
その証拠は、妹の泣き顔を見れば明らかだろう。まるで、出産直前の女性のような顔をしている。
 苦痛と恐怖に、目と鼻と口がばらばらになる。それぞれ固有の意思に目覚めたかのように、動き出した。
 革特有の臭い。醤油に味の素を混ぜたような臭気は、あおいの鼻を詰まらせ絶望の孤島へと彼女を追放する。
 革ジャンによって阻まれているとはいえ、ハウリングした声は、むしろ悲しげに響いている。有希江は、それを微笑さえ浮かべながら見下ろしている。それは、決して母親をはじめとする家族に迎合しているわけじゃない。母親からもらったメールが脳裏に蘇る。その文面から伝わってくる思考の波は、共感できる部分とできない部分がモザイクのように混在して、ひとつの絵を構成している。
 
 しかし、その絵を仰いでも何も生まれない。むしろ思考は停止して、頭の中は真っ白になってしまう。確かにそこに何かがあるはずなのに、それがわからない、触れられない。加害者は加害者で、苦悩の文字で便箋を埋めているのだ。もちろん、そんなことがあおいに伝わるはずはない。あんなに深かった姉妹の絆がこんな形で、崩壊し、今はむしろ、マイナスの方向に絡みあうなどと、つい数ヶ月前には思いもしなかったことだ。
 当時は、外界から刺激を受けると、性器が濡れるなどとことは知らなかった。たしかに、勢いよく下着を穿いたときなど、ぐうぜんにも局所が刺激を受けたときなど、意味不明の感覚を味わうことがあった。しかし、それが快感という言葉をイーコールで結ばれることはなかったのだ。
 
 今、両者は少女のどこかで連結しようとしている。それは、彼女にとって身を裂かれるほどの羞恥心を呼び寄せた。

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