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『由加里 9』
「なんて、破廉恥な下着かしら」
「ぃいやああああああ!!見ないで!見ないで!!」
クラス全体がどよめいた。しかし、照美は冷静なまま話しを続ける。あたかも、予め、由加里の下着のことを知っているかのように、話し出す。
 
 由加里は、不自由な体で下着を隠そうとするが、当然のようにうまくいかない。縛られている上に、照美が脚で押さえつけているのだ。しかも、他の女子たちも協力をはじめた。由加里は、もはや身動きもままならず、されるがままになっている。そうなっては、単なる人形でしかない。声は出すので、さしずめ話す人形と言うことか。
 
 「いやらしい!これってボンデージっていうんだよな、変態さんが着ているやつ」
「エロ本で見たことがある」
「いやだ、塚本ったら、そんなの読んでるんだ」
「ふつうだろ?中2だぜ」

「いやあ!いやあ!」
「やっぱ、こいつ何処か、おかしいと思ってたんだよ、やっぱ変態だったんだよ!」
少女は抗議する機会さえ与えられずに、変態であることを決めつけられる。

「かわいい顔して、なんだい!?単なる変態じゃない!!」
 「珠希ちゃん、うぎ・・・!ぃいやあ!許して!」
その太った少女は、由加里を怒鳴りつけるなり踏みつけた。彼女は、体型に相当のコンプレクスを持っている。いま、このときこそ、それを吐き出す恰好の時だと思った。ちなみに、由加里とは小学校が同じで、何度も同じクラスになっている。由加里には、容姿の上でも成績の上でも、まったく叶わなかった。そのことの腹いせを、いまここでやろうとしているのだ。

 「ねえ、ねえ、上も脱がしてみない?」
ある少女が発した提案。クラスの女子たちは、またたくまにそれに飛びつく。
「いやあああ!!やめて、やめて!」
由加里の懇願なぞ、完璧に無視されて、制服が剥ぎ取られていく。この数週間、彼女たちはあきらかなストレス状態に置かれていた。おそらく、無視だけでは、満足できなくなっていたのだろう。
 この時点で高田は、由加里いじめのイニシアティヴを取っていたが、教室内の空気は、すでに彼女の指導力の限界を超えていた。

  そもそも、ここまで発展させるつもりはなかったのかもしれない。ただ、ひたすらに戸惑うばかりである。

「・・・・ぅう!いやああ・・・」
結果、由加里は下着姿にされてしまった。制服を脱がすために、手首の戒めは解かれたが、まだ縛り付けられてしまう。
「西宮ってこういう女だったんだ」
 男子の一人が言う。当初から、彼女に抱いていた印象が崩れていく。美人で知的だが、おとなしい子というイメージである。

「これって、SMってやつかな」
ふつうの男子中学生の知識は、この程度にすぎない。
「それにしてもすごいやらしい」
「下着もやらしれば、中身もやらしい!」
 「もう経験しているのかな」
「たぶんな、援交とかやってんじゃないのか」
「こういうハレンチな下着を着てくるやつが、まともなわけはない」

「同じ中学生だと思われたくないよね、こんなのと」
「・・・・・!」
 男子にまで、こういうことを言われるのは、由加里にとって耐え難い恥辱だった。

 一方、この裁判を取り仕切っているはずの香奈見は、どうしていいのかわからずに戸惑うばかりだ。
「裁判長、審理を続けてください」
金江が言った。彼女は、由加里の腕と胴に結びつけてある紐を最大限に引っ張って、彼女に胸を隠せないようにしている。男子は、由加里の胸に触らんばかりの勢いで、視線を送ってくる。それを女子たちは、にやにや笑いながら愉しんでいる。

「触りたいの?、こんな小さな胸」
「触ればいいじゃん。減るもんじゃないし」
「・・・・」
嘲るような女子の言葉に思わず、唾を飲む男子。もしかしたら、はじめて女の子に触れられる・・・・・・・と思ったかもしれない。

「ぃいやああ!いやあ!」
顔を振って嫌がる由加里。そんな少女に、容赦ない言葉が浴びせられる。
「ねえ、こいつ、触って、触ってって言ってるんじゃないの」
「オトコが欲しいのよ、この変態」
「いつも、何やってるんだか!」
「あたしなんて、こいつの近所だけど、この前見たもん、30歳くらいのおじさん引き入れるの」
「えー!本当?いやらしい」
 
 幼なじみの女の子である。クラスメートはみんな、その子の発言を疑いもしない。いや、真実だと決めつけているのだろう。実際はどうなのか?それは、ここではどうでもいいことだった。多数決がすべてなのである。

「裁判長、どうにかしてもらえますか?よろしければ、私が弁護をしたいのですが」
照美である。何を弁護しようというのだろうか?由加里は、もはや彼女の顔を見上げようともしない。

「問題は、これに罪があるか否かじゃないと思います。これをどう管理するかだと思います」
人間を“これ”扱いする所なぞ、由加里を罵っている女の子たちでさえ、唖然とさせられる。
 照美の由加里に対する憎しみは、太陽と水を得た植物のように繁茂していく。鋳崎はるかは、側で見ていて気が気でなかった。彼女は、その怒りの理由を知っているだけに、制御できないことを知っていたのである。見て見ぬフリというよりは、あえて見護ることにした。
 
 もっとも、由加里にしてみれば、照美の側にいつもいる大きな存在である、彼女がいるだけで、全身のふるえが止まらなくなる。

「管理とはどういうことです?」
香奈見は、好奇心を隠さずに聞いた。
「みんなで、この動物を教育して、人間にします。それか、檻でも作って閉じこめておきます」
「っっぅ・・・・」
一体、自分の上で何が行われているのだろう。クラスメートたちのやり取りを聞いていて、理解が進むどころか、頭の中が混乱していくのだった。
 
――――一 一体、この人はたちは何を話し合っているのだろう。よもや、自分のことじゃないよね。じゃあ、誰のことを言っているのかなあ、きっと、何処か違う世界にいる誰かのことだよね。
 
 それにしても、裁判の本筋はどうなったのだろう。
元々、彼女がクラスを裏切って、ボイコットしなかったことを責めていたはずだ。それが、彼女をどう管理するかに話しが進んでいる。金江と照美のどちらが検察官で弁護士なのか、わからなくなっていた。実際、裁判長である香奈見は、自分が何をやっているのかわからなくなっている。
 
 一方、高田は由加里いじめのイニシアティブを執りたがっているが、照美に良いところを取られっぱなしだ。クラスの大部分も照美を指示している。
「みなさん、どうして、これがこんなハレンチな下着をつけているの、聞いてみましょうよ」
香奈見がおもむろに切り出す。彼女までが“これ”扱いしている。
 「それは、賛成です。裁判長」
金江が最初に賛成した。
「そうですね、それがまず先でしょうね」
照美も続く

 やっと、釈明する機会が与えられたと、由加里は思ったが、クラスの空気は彼女を安易に受け入れるような状態ではない。
「お、お願いです、その前に、紐を、ゆ、ゆるめてください、痛いんです、喰いこんで」
由加里は懇願した。
「食い込んで、気もちいいですって?西宮、それは本当?」
「ち、違う!痛い、痛い!!お願い!ほどいて!」
泣きながら喚く由加里。ついに、堪忍袋の緒がキレたのだ。おっとしたお嬢さん性格の彼女だが、もはや精神の限界を超えてしまったのか。中2になって以来、二ヶ月なるが、その間、陰湿ないじめを受け続けた挙げ句に、この裁判である。こうならないほうがおかしい。

 しかし・・・。
「ねえ、こいつ、こんな目にあって、気持ちいいだって、変態じゃない」
「異常?Mってやつ?いやだ!きもい!!」
「西宮って、本当に人間じゃないよね」

 みんな、口々に由加里を罵る言葉を繰り出してくる。その一つ一つに、修復可能な傷を負っていく。しかし、その傷が心ですまない時代は、すぐ目の前に迫っていた。

 裁判が再開される。

 「みんな静かにしてください、じゃあ、被告に弁解の機会を与えたいと思います」
香奈見が、いい加減、疲れた顔で言う。
「弁護人は、それに反対します。すでに、これには、そんな能力はありません」
照美が、残酷に言い放つ。

 「お、お願いですから、言わせて・・・うう・・・ううぅ・・言わせてください・うう・・・うぅう」
あふれる涙のために、嗚咽を止めることができず、由加里の言葉は曖昧だ。
「こんな状態の被告が、まんぞくに自分のことを説明できるでしょうか?弁護人はそれを怖れます」

 そのとき、招かれざる客が来た。

「ちょっと、先生来たよ」
ドアの隙間から外を見ていた少女だ。
「早く、ほどかないと」
「ひ!痛い!」

 有無を言わせずに、無理矢理にほどこうとする。しかし、相当強く食い込んでいるためになかなか、うまくいかない。
「そうだ!ゴミ箱に捨てようコレ、どうせ、ゴミだし」
それは珠美だった。
「じゃ、はやく!」
 高田と珠美、それに数人の女の子たちが由加里を持ち上げると、縛ったままゴミ箱に放り込んだ。
「騒いだら、ただじゃおかないから」
高田は、ゴミを由加里の口に押し込めると、一言脅迫することを忘れなかった。
「はやく。ここに!」
ゴミ箱が、あるべきところに運ばれる。
その時、ドアが開いた。

 「こら、お前ら何してる?!こんな時間に、6時過ぎてんだぞ!」
下品な物言いは、多賀だった。ほぼ正方形のその体は、ブザマとしかいいようがない。ぶよぶよと、外部からでもわかるほど脂肪が浮いている。まさに最近流行のメタボというやつだろう。
「はい、これから帰ろうとしているところです」
高田は震えながら言う。
「高田か、オマエ、今度忘れたら、ただじゃすまないからな、そうだ、たしか西宮の隣だったよな」
「はい・・・」
「あいつを手本にしろ、そうすれば、少なくとも問題児にはならないだろう、じゃ、早く帰れよ!」
 
 激しく怒鳴りつけると、頭から湯気を立てながら去っていった。

 「・・・・・・・!!」
高田は、両手を握って震えだした。クラス全体を、ささくれ立った沈黙が支配する。ただならぬ高田のようすに、みんな心配そうに見守っている。
 しばらく震えていたが、カッと目を見ひらくと驚くべき行動に出た。
「ふざけるなよ!」
高田は、由加里が捨てられているゴミ箱を激しくけり出したのだ。
「ひぎ!!」
ゴミ箱から、蛙がつぶされるような音が響く。
「あんたなんか、はやく死んじゃえばいいんだよ!!どうして生きているのよォ!」
バコバコ!

 プラスティック製のゴミ箱は、高田の蹴りによって何回も撓む。その音は乾いた音で、教室中に響く。
「もう、良いって、こいつには、これからたっぷりわからせてやればいいんだよ!、ね、あみる?」
 金江は、由加里を背後から抱き上げると、さきほどとは、打って変わってやさしい声で語りかけた。
――――この人から、こんな優しい声が聞けるなんて・・・・。由加里は、何処かの世界でそう思っていた。

 「うん・・・・・ぅううう!!」
金江に抱きついて、泣きじゃくる高田あみる。みんなの同情が彼女に集まる。その時、由加里が、ゴミ箱から這い出てきた。ゴミまみれのブザマな姿。
「うう・・・うう・・うぅう!!」
同じように泣いていても、由加里に対するクラスメートの態度は、天と地ほども違う。
ゴキブリを見るような視線。
―――――――どうして、そんな目で私を見るの?!
由加里は、反論したくてしょうがなかった。一体、彼女が何をしたというのだろう。
―――――――私のやること、なんでも気にいらないんだよね。
 由加里は、縄を解かれるとブザマに転がった。もはや生きる気力はすべて失われてしまったかのようだ。

 そんな由加里に追い打ちをかけるように、少女たちは、唾を吐いて、帰っていった。
スイッチが消される音。それは、教室の一日が終わることを告げるひとつの行事だが、あたかも由加里自身の人生の終わりを告げているかのように思えた。



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