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『兇状もちの少女、あるいは犬~保健所3』
  桐原桃子は、みずなを保護用の檻に預けるとすぐに、所長と司法省の役人が待っている部屋に行かねばならない。処理しなければならない仕事が彼女を待っている。
田沼たち、その他、若い職員には興味がないために、彼女の脳裏に発生する映像にあっては、のっぺらぼうの匿名というひどい扱いにすぎない。
部屋に到着したころには時計の針は定刻をすでに超えていた。
 入室するなり、新沼という役人に遅刻を素直に謝罪する、ついて、所長と目が合い、それなりの謝罪を込めて頭を下げる。
 クリーム色の殺風景な部屋の真ん中に設置された檻、というよりは単なる鉄格子のついた箱の中には白い犬が鎮座している。かなりの短毛種である。ブランドからいえば数十万は出さないと手に入らない高級種と世間では喧伝されているが、そんなものは女性獣医師からすれば墳飯ものだとしかみなせない。彼女にとって犬は、通常人にとっての異性と同じなのである。ブランドなどではなくて、その犬が彼女にとってセクシーか、否か、もっとあからさまにいえば、性欲を刺戟するか、しないか、というのが基準なのだ。ちなみに、この犬は、外見からすれば100人のうち100人がおそらく写真で見せられれば同じ犬だと判断するにちがいない。
 それゆえに、この職場の人たちだけでなく、司法省の役人の目すら欺くことに成功したのである。しかし、桃子からすれば単に外見が美しく、かつ、高価な品、というだけでそれ以上の価値はない。
 だから、これから実行することも、何の感慨もなくこなせるのである。
 しかし、カコという兇状もちの犬はちがう。一目みただけで自分のものにしたくなった。人間というものは、えてして恋愛感情ほど脳の働きをよくするものはないようで、カコを視界に収めた瞬間に彼女は、無意識のうちにこれを自分の所有物にしたいと思い、いや、思うだけでなく思考能力がフル回転してその算段を立てはじめたのである。
 以前、当保健所が確保した犬のなかにカコにそっくりな動物がいたという情報が光よりも早いスピードで桃子の意識に上った。
彼女がすべきことはすぐにわかった。
その日、訪れるカコの家族を利用することである。おそらく、彼らは、これから愛犬と
生活をともにできなくなるとしても、その命を救えるのならばなんでもするにちがいない。犬をみれば、その手の職業にまじめに就いているものならば家族の姿があえて考えなくても脳裏に映像として描写されるものである。
恋愛感情は彼女の頭脳にとって潤滑油の役割を果たす。
家族に言うべきセリフすらあらかじめ考えておく。どんな物言いが彼らの心を動かすのか、心理学者や精神科医顔負けの手練手管を、彼女は持ち合わせているのである。まず最初に家族を一目みただけで、誰がイニシアティブを取っているのか見極めねばならない。

 家族がその日に来訪する時間までもがわかっている。車内でそれを待てばいい。彼ら以外に予定の家族はいない。二本目の缶コーヒーを開けようとしたところで、母親と二人の少女が駐車場に止まった車から降りてきた。
すぐさま接触して、自分の身分を明かすと、処分の実行者であると単刀直入に打ち明けった。驚愕の顔を見て取ったところに取引を持ちかけた。
「もちろん、これまで通りにカコをあなた方が飼われるということは不可能でしょう。しかし、ある手段によって生きることは可能なのです」
青井家の人たちに演技をしてもらうことを承諾させた。すなわち、そっくりな犬をカコだといって抱きしめてもらうわけだ。二つ返事で主婦らしい30歳ぐらいの女性は承諾した。
「しかし、よくもそっくりな犬がみつかりましたね」
「だけど、その犬ってカコのかわりに殺されちゃうんじゃ・・・・」
 小学校高学年ぐらいの少女が涙を浮かべた。
 「大丈夫、時間を稼げばなんとか処理できます。殺処分は家族であるみなさんが捺印しなければ実行できないのです」
 そのとき、裁判所が下す許可のことはあえて言わなかった。そして、桃子が犬に対して家族という言葉を使ったことが青井家の人たちを信用させる結果となった。
このようにして彼らを籠絡したのである。
それは彼らが予定の面会時刻よりも途方もなく遅刻した理由でもある。何をやっていたのか、演技指導を行っていたのである。所長の目は節穴にしても、あの司法省の役人はなかなかどうして鋭い目をしている。
そういう理由でかなり手間取った。

 今、桃子は薬品を注射器に注入したところである。
 普段は剛腕なところを見せつけたくて、人間社会にとっての害悪を除くためだの、アジ演説にも似た雄弁ぶりをみせているところだが、いざ、実行となるととたんに臆病の青い色が顔に現れる。それをよく知っているからこそ、桃子も、他の若い部下たちも心の底からこの上司を軽蔑しているのである。
さて、女性獣医は手慣れたてつきで静脈注射に取り掛かる。
 言い忘れたが、すでに裁判所の許可はとってある。あまりにも事件が凄惨だったので簡単に裁判長は許可を下したのである。
 青井家の人はこの事実を面会した際に知らされたわけだが、裁判所という言葉にうまくだまされてしまった。桃子の言葉もあって何回かにわけて審問が行われ、許可が下るには数か月が少なくとも必要だと踏んでいたのである。
 その様子を想像した桃子は思わず、思い出し笑いならぬ想像笑いを浮かべた。毒液を注射する寸前にそれを起こったので、所長とはじめとする観客たちは、彼女の表情の冷たさにぞっとさせられたことは言うまでもないが、若いエリートだけは、内面は誰にもわからないものの、少なくとも、恐怖を最後まで表には出さなかった。
 もっとも過酷な殺処分という結末を受け入れねばならない犬は、一般的に、兇状もちであるとされる。これは大いなる誤解なのだ。たとえ、相手を死に至らしめたとしても、家族の同意がなければ即座に殺処分、ということはありえない。
 カコにそっくりな白い犬が処分されるに至って、裁判所は即決したが、これは異例といっていい。見えない力が働いたというより他にない。桐原桃子はどうやらそれすら見込んでいたようだ。
さて、もっとも過酷な運命をたどるのは飼い主がいない犬猫である。
 彼らを処理するのにあたって、家族の役割を果たすのは所長である。ここが太陽国の動物愛護法の変なところだが、この場合裁判所の許可はいらない。彼の胸先寸前で命が絶たれてしまう。
 逆にいえば、彼の意思次第でどうとでもなる。
 みずな、本人の知らないところで彼女は生きることが決まった。もちろん、桃子の策動があってのことである。
 カコにそっくりな白い犬が処分されたのちに、彼女は所長の内諾を求めた。
「ブランド名に引かれんだろう?まあいい」
 その一言で即決となった。べつに彼に犬種をうんぬんする識別眼があるわけではない。ただ、獣医である桃子が所望するならばおそらく雑種ではなかろう、という非常に底の浅い人間観に基づいていている。これほど低俗な人間でも務まるのだから保健所の所長という職業は楽なものだと、今更、断定するまでもない結論をドロップの代わりに口の中に放り込みなら、自分の所有物を確認するために保護室に向かった。

 青井みずなは、たくさんの犬が離された広い檻の隅で縮こまっていた。怖い、そこいらを行き来している、よつんばいの生き物が怖くてたまらない。長い舌を多量の唾液とともに垂らしてはぁはぁといいながらところ構わず、相手かまわず吠えている、そんな生き物がけがらわしく思えてならないのだ。
 かつて、これは今でも自分を犬だと認めたくないことだが、人間だったころ、自分の家でじっさいに飼っていないが、動物は大好きだった。近所に犬がいれば必ず近づいて頭を撫でたものである。どんな凶暴そうな犬も彼女にかかれば、尻尾をふりつつ下腹部を晒してその部分を撫でられることを所望したものである。むろん、彼女はいつでも応じてやった。その犬種の中にはドーベルマンのように下手すると命の危険すらある相手もいたのである。どれほど彼女が犬好きであったか推察できるであろう。
 それに、いじめられるようになっていからは、四足の動物だけが彼女にとっての友人であってどれほど慰められたのかわからない。
 それなのに、彼らと目の高さが同じになった瞬間にこのざまである。なんということだろう。情けなく思いながらも身体が震えるのは付随運動であって、彼女にどうすることでもないのだ。
 みずなが目のやり場に困るのは、二本足で立っていたころにはまったく気にならなかった、雄犬の局所がやけに大きく視覚神経を刺戟することである。
 おそらく、目の高さが違うことが関係しているのだろう。中学生という多感な年ごろゆえにまったく気にならなかったといえば嘘になる。だから、視てみないふりをしていたのだと思う。付け加えれば人間だったときには、文字通りの上から目線になるために局所が目に入らなかったのかもしれない。
 それが同一の高さになってはじめて感じることも、またはわかることもある。
 理性が告げているのは、自分は犬好きでも友達とも思っていなかったことだった。あくまでも上から目線で可愛がっていたにすぎない。自分の思う通りに動いていてくれるので、いわば、幼い子供が扱うような人形のようなものだろう、少女は気持ちよくてたまらなかったのである。
 逆に言えば、学校でクラスメートにされていた待遇といえるだろう。
 いま、みずなよりも一回り大きな犬が近づいてきた。そして、尻をなめたのである。
「いぃいやああぁあ!!こ、来ないで!!」と叫んだものの、そのどす黒い長い毛に全身を覆われていて、目や鼻がどこにあるのか一見でわからない犬に言葉が通じるわけがない。
 嫌がる少女の尻どころか、股間に長い舌を伸ばしてきた。
「た、助けて、ママ、ま、眞子ちゃん!ひぃいいいぃ!!」
 いやらしい舌がクリトリスに達したとき、少女は自分の下半身が液体になって流れていく感覚に襲われた。じっさいは失禁していたのだ。液体の熱で大事な部分がやけどするかと思った。
 諏訪頼子に、教室でそれを強制されたときには泣くに泣いたせいで、気が付くと自分のベッドで朝を迎えた。その日は土曜日だったのでまずは学校に行かなくていいと安心したがよく考えてみればちゃんと帰宅して、両親の前ではふつうの女の子の役を演じて、かつ夕食も「美味しい!美味しい!」を連発して平らげたのであろう。あるいは、風呂、着替えなどの日常にやることを無意識にこなした、ということになる。クラス全員の目の前で排泄行為を強制される、それは記憶を失うくらいにショックなことだったのだろう。
 いま、それを犬として行っている。しかも、今までいじめっ子が自分を見下すように、また見下していた犬たちの目の前で。
 少女は雄犬に背中に乗られたことにも気づかずに。身も世もなく泣き出した。涙が頬を伝うことにも気づかなかった。 

 
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テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

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