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『由加里 30』
 石毛まりは、椅子に座って泣き続けている少女を見下ろした。まるで、刑事と被疑者の関係に見えた。
 ここは、通常、万引き犯を連れてくる場所である。しかし、特別にそのために設えたわけではないが、結果として、取調室になってしまった。決して、万引きが減ることはあっても、無くなることはないからである。
 しかし、この少女は万引きをしたわけではない。ただ奇矯な行動のせいで、石毛に連れてこられたのだ。
 
 石毛は、25歳の若さで、タナカ電気、新宿方面販売室長を仰せつかっている。個々の販売をするのでなしに、職員を監視する役割である。軍隊とMPとの関係にそれは似ている。女性で、その若さでの就任は異例といってもいい。
 「ちょっと、いつまで泣いているつもりなの」
「・・・・・・・・・・・」
 石毛は、少女の生徒手帳と机上のマンガを見比べながら言った。18禁というマークがデカデカと、表紙に刻印されている。目の前の少女は、生徒手帳によれば、中学2年だ。しかし、小学生が制服を着ているようにしかみえない。たしかに、その容姿からは大人びた光を見ることができるし、知性の匂いもする。しかし、その外見は、どう見ても小学生が背伸びしたようにしかみえない。けばけばしい化粧と、その中身の不相応はどうだろう。どう見ても、ガングロと称する痴呆どもとはちがうようだ。彼女らは、きっと脳に寄生虫が沸いているのだと、勝手に思っている。
 
 そういう輩とは、根本的にちがう何かを、持っている。これも石毛の勝手な思いこみかもしれない。
 
 その容姿を推定すれば、なかなかの美少女であることが見て取れる。
 生徒手帳には、緊張した優等生が、映っている。
 向丘第二中学2年3組、西宮由加里。
「大人をからかわないでくれる?私は忙しいんだけど、どうしてこんな時間に、中学生が新宿なんかにいるわけ」
 
 明大前かと心の中で思った。見れば、新宿行きの京王線の中で。自分たちに下半身を露出した少女だった。最初、単なる変態かと思ったが、ただならない羞恥心の表明と、背後で笑っている少女たちの群れ、それを見比べて、直感的にいじめられているのだと直感した。

 石毛は机上のマンガ本と少女を見比べる。これほどに、ミスマッチなペアも珍しい。女子大生の時、マニアックな友達に、コミックマーケットなる異世界に連れられて行ったことがある。その時に、見かけた美青年がロリコン同人誌を、山ほど抱えていたの思い出す。
 
 今回は、もちろん、その逆なのだが・・・・・・・・・。

 石毛は、そのマンガを指さす。
「それにこの本はなに?」
「・・・うウウウ・・う・オネガイです!・・・うウウウ・・う・許してください!堪忍してください、・・・うウウ・・う・もう」
 由加里は、まるで鬼刑事を前にした犯罪者のように縮こまってしまった。
――――まったく、私がいじめているみたいじゃない。
 石毛は、店内での少女と同級生たちの様子を見て、事態を把握することができた。
「私は忙しいんだけど」
「・・・・・・・?!」
 由加里にしてみれば、石毛は怖くてたまらない。能面のような顔に、優しさのひとかけらも発見することは出来ない。もっとも、少女は、社会人の厳しさと完全に無関係だ。由加里に、それが理解できるはずもなかった。
 「わかったわ、二度とこんなことしないのよ。帰っていいわ」
しびれを切らしたのか、石毛は言い渡した。
「あ、ありがとうございます」
 由加里は力無く答えた。だから、生徒手帳を返してもらったとき、異変に気づかなかった。

 「ねえ、西宮さん、帰りの交通費持っているの」
「・・・・・・・・・・・」
 由加里は、照美から借りて新宿まで来たのである。
「いくら?」
「さ、390円です」
「ほら、残りは小遣いにでもしなさい」
「え?コマリます」
 由加里は上目遣いで、石毛を見た。机上に置かれたのは、千円札だった。夏目漱石が、何故か恨めしそうに睨んでいる。

 石毛は、改めてこの可哀相な少女を見下ろした。
その目は「あなたは信用できない」って言っている。少なくとも、石毛の目にはそう見えた。
「はやく帰りなさい、もしも返したかったら、今度明大前に来たときにでも、店まで持ってきてくれたらいいわ。オトナは忙しいの、おむつつけた子供は、ママのところに帰りなさい」
 石毛はそっけなく言って、夏目漱石を、数枚加えると由加里のポッケに突っ込んだ。
 そして、すぐさまドアの向こうに消えようとした。

「わたし、ママの顔知らないんですけど」
 由加里は、むかっとしたのか、思わず、作り話をした。当たり前のことだが、それが一概に嘘でないことを、彼女自身、このとき理解していなかった。しかし、無意識の何処かで、それを察していたことは事実なのだろう。それが今、見ず知らずの他人の前でポロっと零れたのかもしれない。
 「・・・!」
 石毛は心の内で舌打ちをした。
なんと言っていいのかわからずに、由加里を見つめた。
 「いいんですよ、別に悪いって思ってもらわなくても」
少女は鞄を持つと、エロマンガを悲しい手つきで持ち上げる。それを鞄に詰めて、口調とは裏腹に、逃げるように出口に向かって、走っていく。

 「あ、せんえん・・・・」
由加里は、店の外に足を踏み出してから、急にサングラスをかけたような気がした。薄闇は、少女の理性を呼びよこしたのか。自分がとんでもないことをしてしまったことを、思い出させた。

 ふいに、照美たちのことが、頭に浮かんで、身を固くしてキョロキョロした。しかし、もう彼女をからかったり、こづいたりするいじめっ子は誰もいなくなっていた。おそらくもう帰ってしまったのだろう。
 次ぎに思い出したのは、夏目漱石のことである。
 胸のポッケからそれを取り出して数える。

 ――――いちまい、にまい、さんまい・・・・・・こんなに・・・・・・でも。
「うウウ・・・」
 由加里は、思わず筆舌に尽くしがたい悲しみが蘇ってくるのを感じた。あの四人はいないのに、恐怖と悪寒が込み上げてきた。
 そのお金は、あたかも由加里が恥ずかしい行為を行った代価かのように思えたからである。
――――私は単なる物なの?商品なの?人間じゃないの?!わたしの価値って、さんぜんえん?!
 ビルの最上階に、でかでかと輝いている掲示板を見つけた。その大時計は、6時半を指している。
 こんな時間に、たった一人で都心にいるという事実が、少女から現実感を奪っていた。

 ――――ここは何処?どうして、こんなところにいるの?
 本来ならば、家庭にいて、母親の愛情がたっぷりと籠められた料理を待っているはずだった。それなのに、こんなところで泣いている。
 涙を何度も拭って、袖にアイシャドウがべっとりと付いてしまった。その時、少女は壁にぶつかった。
 「おっと、危ないな・・・・・え?冴子?いや、まさか」
「・・・・・・・・・?!」
 由加里は、驚愕のまなざしを向ける。もちろん、冴子という単語に反応したのである。鏡を見ても、自分は姉に似ていると思う。年の差はかなり離れているが、もしも同年代だったら双子をみまごうばかりではないか。試みに、それぞれ同年代の写真を並べてみると、本当に双子のようである。
「シロクロじゃないよね」と冗談を言って、ポコと頭を殴られたのは、今となってみれば、楽しい記憶だ。
 この人は、姉と知りあいなのだろうか。
――――姉を知っているんですか?
という言葉が何故かでてこない。それほど。見上げる男性はかっこうよかったのである。イケメンという言葉では表現できないほど、端正な外見に恵まれていた。
――――姉を知っているんですか?と言おうと思った瞬間、聞き慣れた声を聞いた。
「淳一、どおしたの」
「冴子姉さん?!」
「由加里!あ、待ちなさい!」
 由加里は、思わず走り出してしまった。
ピー!耳をつんざく警告音と、自動車のヘッドライトに、目がくらんでしまった。
 「バカヤロ!!」
 ドライバーの怒鳴る声は、まるでテレビから聞こえてくるようだった。それも相当ブラウン管が痛んだ年代物のテレビである。まったく現実感が、少女にはない。しかし ―――。
 「うぐ!」
少女は股間を押さえて、蹲ってしまった。実は、例の卵は、まだ少女の胎内に埋め込まれているのだ。
――――海崎さんの許可なしに、取っちゃったらどんなひどい目にあうのかわからない。
 このとき、由加里はほとんど照美とはるかの性奴になりはてていた。二人がいなくても、見えない鎖で繋がれているのだ。

 「由加里!」
 冴子は、フラフラと彷徨う妹を抱き留めた。すんでのところで、次ぎの車に跳ねられるところだった。
「さ、冴子姉さん!」
尋常な状態ではない。由加里は、中学生になってもまったく色香というものを感じさせなかった。その点は、冴子と好対照である。彼女の場合、かなり早い段階で男性体験もすませていたが、持ち前の計算高さで、周囲のオトナたちをだましていた。
 しかし、義母である春子は、それを見逃さないだけの慧眼を持っていた。そのことがふたりの確執を産み、それを乗り越えたとき、実の母娘でも培えない信頼を育んだわけだ。

 目の前にいるのは、冴子が知っている由加里ではない。まるで戦後まもなくの娼婦のような化粧は、まるでピエロだ。最近の売女はこんな恰好をしない。男も寄ってこないだろう。しかし、冴子は、その哀しい仮面の下に、本来の妹が眠っていることを見抜いて、ひそかに安心させられた。
「あ―――――――」
 もう言葉も悲鳴も必要なかった、ただ、姉の胸に飛び込むだけでよかった。しかし、このときは、その愛に浸っていられる状態ではなかった。股間から響いてくる官能の渦は、少女の幼い性器と器官を絶えず、刺激し攻め抜いていた。
 だがら、もはや純粋な妹には戻れないという気持になった。それは、とても哀しいことだった。もう、誰にも頼ることはできない。

 固まってしまった二人に、淳一が話しを進めようとした。
「こんなところでなんだし、早く入ろうよ、彼女のぶんも追加予約してもらうからさ」
「そうだ、由加里、お腹空いたでしょう?まだ夕食まだじゃない?」
 冴子は優しい声で語りかけた。
「でも、せっかくのデートをじゃましちゃ」
「子供が何言っているの!」
 冴子は、ごつんと妹の頭を小突いた。痛くもないのに、わざと顔をしかめる由加里。
「ああ、こちらは、あなた兄になる人よ、淳一って言うの」
「オレは高崎淳一、冴子さんがやってるバンドのヴォーカル。ついでに言うと冴子さんのカレ。もっと言うと、同級生」
「ついでなの?」
 冴子は不満そうな顔を作った。

 「・・・・・・・・」
 由加里は不思議なものを見てしまった。冴子のそんな顔を見るのは、はじめてだ。
「今日は、オレの誕生日でさ、それを祝ってくれるって話しだったんだけど、由加里ちゃんだったよね、おいでよ」
 初対面の人間に名前を知られているというのは、きもちわるいものだ。
目の前の人物は、いったい、何者だろう。由加里は、いじめられるようになって注意深くなってしまった。以前ならば、姉の知り合いというだけで、無条件に信頼したことだろう。

 淳一の顔が背景から浮いて見える。まるでアニメのように面取りされた顔。それは確かに奇麗なのだが、何かが足りない。欠けている。一度冷静になってみると。確かな人物眼が、がま首を擡(もた)げた。それは、どんなひどいことをされても照美とはるかに対して、一目置いている、彼女の性格から見ても、わかる。

 淳一は、ふたりをしみじみと見比べた。

 「でも、ふたりとも凄い似ている姉妹だよな」
「そう、よく言われるわ、とにかく暑いから早く入ろうよ」
冴子は、由加里の肩に、ぽんと手を乗せた。由加里は、改めて二人に視線を向けた。お似合いの二人に見えた。さきほど思った危惧は、杞憂であることを祈るしかない。由加里ができるのはそれだけだった。

 
 『由加里、30に到達!』

 やっと30まで来ました。こんなに、つたない文章をここまで、読んでいただいてありがとうございます。しかし、全体の半分もこなしていません。本当にプロットを実行できるのか、いまさらながら、不安です。
 これからも、由加里をよろしくおねがいします。
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