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『由加里 32』
 夜の下北沢。そこは、由加里にとって未知の世界だった。時計店を盗み見ると、午後8時半を超えている。こんな時間に、ひとりだけでこんなところを走っている。それは現実感のない体験である。股間から込み上げてくる官能も、由加里を麻薬に誘うことはできない。

 例え、おむつが必要なくらい濡れそぼっていても、少女はそれを気持ち悪いと思うだけだ。それに、ちょっぴり羞恥心が加味される。心臓がドキドキする。何処をどうくぐりぬけたのかよく憶えていない。ただ、ネオンサインが目にしみた。

 気がつくと、京王線の改札を潜っていた。
―――――こんな時間でも、高校生ならいるんだ。
同じ、制服姿とは言え、中学生と高校生は月とすっぽんくらい違う。中学生は、さすがにいない。由加里はここでは大変浮いた存在になっている。
「ブブブブ」
 その時、携帯のバイブが鳴った。きっと、家族だろう。
――――めんどくさい。
由加里は、姉にメールを送っておくことにした。

 冴子姉さんへ、
 8時半に京王線に乗ったって、伝えて。
 新宿には、冴子姉さんが呼んだって言っておいてよ。
  オネガイ!
             由加里より。


 さすがに、この通り、冴子が実行してくれるとは思わなかった。しかし、いちおうそのように頼んでおきたかったのだ。
 
 ガタン・・・・・カタン・・・ガタ、ガタ・・・・・・

 午後9時も近づいて、下りの京王線。当たり前のことだが、車内は閑古鳥が泣いている。それだけに、その音は余計に響く。まるで列車の鼓動のようだ。実は、レールには遊びが造ってある。寒暖の差によって伸び縮みするので、それは必要なのだ。由加里は、それを小学校3年の時に知った。決して本や学校ではなく、耳学問だったと記憶している。たまたま乗った京王線で、隣の老人が教えてくれたのだ。

―――あの時は、私をいじめる子はだれもいなかった。ちょうどあの少女のように。
 由加里は、母親に、屈託ない笑顔をばらまく少女を見つめていた。赤いドレスがよく似合っていた。それにフリルの飾りがとても可愛い。紫色がよく赤と合っている。

 「オネーちゃん、オネーちゃん!」
 少女は、由加里に笑いかけてくる。母親と目が合う。思わずニコリとする。その母親もふつうに笑顔を返してくれる。確かに、由加里は現実世界に迎えてくれているのだ。そのような安心感があった。しかし、ひとたび、少女自身の変態性を知ったらどうだろう。こともあろうか、こんな所で欲情していると知ったら・・・・・・・。娘を抱いて「近づかないでください!」と罵るかもしれない。

 そう思うと、由加里はその表情に影を射してしまうのだった。

 「オネーちゃん、オネーちゃん、なんで、ないてるの?どこかいたい、いたいの?」
「ううん、ダイジョウブ・・・・・」
「・・・・・・・・!?」
 母親はとまどいの表情を作った。しかし、決して不快を表明しているわけではない。その証拠に、子供を引き離しようなマネはしない。むしろ、由加里に害を与えることを怖れているように見える。
 「オネーちゃんね、もうじゅうぶん、ないたよね、きっと、いっしょうぶんないたんだよ、だからこれからえがおだよ」
「ま、この子ったら、こら、らんちゃん、ごめんなさいね・・・・・・・・・・・?!」
 母親は、恐縮する前に、号泣をはじめた由加里に絶句した。
「ウウ・・・・ウウ・・らんちゃんって言うの?ウ・・・・ウ」
「そうだよ、きずぎらん、たまごってかくの、オネーちゃん、もうなかないで」
「うん、うん、うん、うん、うん」
 震える手で、涙を拭うとその顔は新たな光に満ちていた。

 「らんちゃんに笑ってもらったから、オネーちゃん、元気になったよ」
無理に笑って見せる。しかし、この年頃の幼児は慧眼だ。そういう表現がけっして適当とは思わないが。とにかく、何事も、ウソは瞬時に見抜いてしまう。それが良かれ、悪しかれ関係ない。
 
 由加里は大きな瞳を潤ませながらも、かわいい少女を見つめた。すると、こころの奥にそっと光が射した。すると、自然に笑うことができた。きっと、過去に経験した楽しい記憶に日が当てられたのだろう。過去になら、由加里はたくさん財産を持っているのだ。

 「オネーちゃん、わらった!いつまでも、わらっていてネ、オネーちゃん、やさしいから、ないちゃうんだよ。やさしいと、いたいいたいじゃなくても、ないちゃうって、せんせ、いってた」
「うん!ありがとう!」
 由加里は、下車しようとする少女に、心からの笑顔を返すことができた。まだ14年しか生きていないのに、何十年も笑っていないように思えた。

 ―――天使っているんだわ。
 由加里は、そう思わざるを得なかった。あんな小さな存在が、日だまりになってくれる。あまりにまぶしくて、目がヤケドしそうだった。しかし、その優しい光は、決して彼女の網膜や虹彩を傷付けたりはしなかった。むしろ、涙で濡れた瞳を乾かしてくれた、癒してくれた。
 列車はやがて、出発した。由加里は、少女が見えなくなるまで、笑顔を送りながら手を振り続けた。

 帰宅すると、春子が玄関で、仁王立ちしていた。ドアを閉めた由加里を睨みつけると微動だにしない。まるで弁慶のように、由加里から視線を離さない。
「由加里、こんな時間まで何をしていたの!?心配したのよ!でも、冴子も冴子よね、一体、何の用だったの?」
「・・・・・・・・・・・」
 拍子抜けした由加里を背に、春子は廊下を駆けていった。

 ―――――冴子姉さん、連絡してくれたんだ・・・・。
 しかし、春子は思いついたように、振り返った。
「でも、よく交通費あったわね、お金持って行っているわけじゃないでしょう?」
「ううん、友達が貸してくれたの」
「え?友達がいるの?」
 春子は驚いた顔した。
「うん・・・・・・・・・やっと口を聞いてくれる子ができたの」
由加里は嘘を言った。
「そう・・・・・・・・・」
 もちろん、納得したわけではないが、春子は一応フリだけはしておいた。

 由加里は、何を後においても入浴をしたくてたまらない。汗まみれの身体から、酸っぱい臭いが発しているような気がする。動物は、それを腐った食物として本能的に拒否するそうだ。

―――ああ、気持ち悪い!

 しかし、ひとつだけやるべきことがあった。薄暗いキッチンに侵入すると、パッキングシートを一枚借用した。それは、濡れた食物などを効率よく封入できるシートである。何でも、発明主婦だとか言って、マスコミが騒いでいた。うん千万も、利益を得た女性がいるようだ。少女はそれを持って自室に入る。
 
 そして―――――。
 
 「あアアウ・・・・・・・・!」
 由加里は恥部から、ゆで卵を取り出した。まるで、おでんのバクダンのようにふやけていた。
「ううー!臭い!」
その物体の臭気は予想以上だった。その醜い脳のような物体は、まるで由加里自身を鏡で映したように見えた。しかも、その鏡は、映像だけでなく臭いや感触など他の五感をも、忠実に写し取っているのだ。
「もう!イヤあ!」
急いで、それをパック詰めにする。

―――――どうして?どうして!私がこんなことしなきゃいけないの!?
パック詰めにされた卵を見て思った。それは、まるでホルマリン漬けにされて、理科室に寝かされた動物たちのようだった。優しい由加里は、常日頃、かれらが可哀相でたまらなかった。

 照美やはるかが、笑っている声が聞こえる。クラスメート、みんなが笑っている。テニス部の部員も、後輩さえ笑っている。その中には、ミチルや貴子もいるではないか?

 ―――ミチルちゃん、あなたたちも、どうせ同じよ!もう、誰も信用できない!信用しない!
 
 由加里は、泣きながら浴室のドアを開けた。はたして、そこには郁子が服を脱いでいた。
「由加里姉ちゃん?一緒に入る?」
「じょ、冗談じゃないわよ!私が入るの!早く出て!」
 由加里は、烈火のごとく怒ると、妹の手首を掴むと強引に放り出した。
――――郁子!
 心の中で後悔したが、先立たずだった。
 妹の泣きわめく声を背中に、由加里は、浴室を開けた。
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