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『マザーエルザの物語・終章 3』
 
 地平線が咆吼する。
 乾いた音が、大地に響き渡る。
  男が怒りを爆発させ、女がそれを受けた。10000年以上にわたる男女の歴史において、常にあったことである。
「これで気が済んだの?」
 しばらく続いた沈黙の後、口を開いたのは、女だった。平手打ちを受けた頬がほんのりと赤くなっている。

 東ヨーロッパ特有の人種的特徴が、花を開いている。すなわち、小さな顔、品よく尖った鼻と、上目がちな瞳、ちなみに、瞳の色は、薄いマゼンダ。
「しゅ、修道女に飽きたらずに、汚らわしい土民の世話人になるつもりか!」
「いやな言い方!」
「いや、お前は僕との関係を清算したいだけなんだ!既に神の教えに背いているくせに、今更ながら、救われたたいのか?お前はもう、最後の審判で救われないんだよ!」

 ビシッ!
 
 今度は、男の顔を平手打ちが炸裂した。無精髭が新芽を出した顎が、男の匂いを発するそれはまるで、叩きつけられた綿毛のタンポポが、種を飛ばすようだ。
「それ以上、言ったら、顎を砕いてやる!」
 上品な顔と声に、似合わない言い方が、さらに男を興奮させる。
「よくも、他人に祝福を与える修道女が、そんな口がきけるな」
「・・・・・・・・?!」
「ちがうか?もはや、修道女じゃないもんな、男と姦淫しやがって、アギリに行くっていうなら、バラし てやる!事実をな、お前は追放されるんだ!」

 男女のバトルは、地平線の見える農場で、続行している。枯れ木と崩壊直前のブランコは、何を暗示しているのだろう。
 しかし直線だと思われた地平線は、一瞬で歪んで歪んだ。
「家族や恋人を犠牲にして、何が、土民の救済だ!?」
 今、地平線の歪みは、極度に達した。それはすなわち、その世界の消滅を意味する。

「啓子ちゃん?!」
「はあ!はあ!はあ!」
 赤木啓子は、肌の表面で息をしていた。走ってもいないのに、全身、珠のような汗が滲んでいる。興奮する事由もないのに、アドレナリンが全身に分泌される。そのために、燃え上がった怒りで、頭が割れそうだ。

「怖い夢でも見たの?!」
 親友であり、幼なじみでもある榊あおいは、心配そうな視線で、啓子を、包もうとする。
 ここは、啓子の部屋、普段寝ているベッドは。一人では、広すぎるくらいだ。あおいが側にいるだけで、安心感が生まれる ――――はずだったのに、あんな悪夢を見てしまった。あんなと言っても、その内容を具体的に示すことはできない。

 薄暗い闇には月光すら入ってこない。仄かなランプだけが、唯一の灯りだ。

 「そんな目で見るな!そんな資格がお前にあると思うのか!?」
「啓子ちゃん?」
 「ア・・・・?!私、何を言っているのかしら?」
「啓子ちゃん?どんな夢を見たの?」
「ううううっん?」
 首を捻る啓子。
「ぜんぜん、憶えていないわ、でも夢を見ていたのはたしかよ」

 憶えていない夢というのは、非常に、不快なものだ。何処か、他の場所にいたという感覚はある。それは強烈で、時ににおいや風の声までわかることがある。しかし、細かなことは全く憶えていないし、ストーリーを再編成することもできないのだ。これほど不快なことがあろうか。裁判所に足を踏み入れた記憶もないのに、気が付いたら刑務所に収容されている。あえて表現するならば、そのようなイメージである。

「どんな夢だったのかしら」
あおいは、気楽に言う。何故か、無性に腹が立ってくる。裏切られたような怒りが込み上げてきた。
「ねえ、お風呂に入らない?」
「また?」
あおいは眠そうな仕草で目を擦りながら言う。
「だって、あおいは眠いもん」
甘えた声を出す。
「なら、いいよ、今度起きたら、親友は溺れ死んでたってことがあるかもね」
「わかったわよ」
仕方なくあおいは諒とする。
「でも着替えが一日分しかないよ」
「私の貸してあげるって」
啓子は、早く全身の汗を拭いたいのだ。ちなみに、赤木家の風呂は24時間営業中である。
どんな時でも40度を保っている。

 「だけど、本当に、あおいちゃんは子どもね」
「何よ!」
 全裸になったあおいは、顔を真っ赤にさせて怒った。啓子のように、ふたり並べてみると、同じ小学6年生なのかと、疑念を抱かせる。前者は、その胸も幼いなりに、こんもりともりあがり、乳房らしきものを形成している。しかし、あおいのそれは、男の子そのものだ。
「本当は、おちんちんついているんじゃないの?何処に隠しているのよ!」
「いやあ!啓子ちゃんたら!もう!」

 あおいの大腿を無理矢理に開かせようとする。それに抵抗するが、体格の差が、あえなく恥部を視られてしまう。そこには無毛のスリットがあった。男を受け入れる気配すらない。器官そのものが使命を憶えているのかが、はなはだ、疑問だ。
 啓子は自身の恥部と比べて、可愛いと思った。
「まだ、生えてないんだ」
「見ないでよ!」
 親友の声が、泣き声になったのでやめる。
「こんなことで泣かないでよ、まるでいじめているみたいじゃない」
「違うわよ!いじめっていうのは、こんなことを言うんじゃないの!?」
「あおい?」
ただならぬ様子に驚く。
「はやく、入ろう」
 それを打ち消すように、中に誘う。

「でも、24時間完備っていいな」
 あおいは、湯の温かさを全身で感じながら言った。
「そうでしょう?あおいちゃんの家でもやればいいのに」
「うん――――」
 あおいは気づいた、家のことを話すとき、その可愛らしい顔に、影が射す。何かあったのだろうか? あんなに仲のいい家族は、探しても簡単に見つけられないだろう。家族の誰かが病気なのだろうか。 それなら、啓子に話してくれてもいいはずだ。多少なりとも、水くさく感じた啓子は聞いてみた。
「みんな元気?」
「うーん、元気だよ」
 歯切れの悪い返事。
「そう?何か心配そうだったから」

 大人びてはいても、しょせんは、小学生である。無意味に畳み掛けてしまった。
「何でもないって言ってるでしょう!」
 あおいは、湯面を両手で叩いた。水しぶきが、少し離れた啓子のところへも飛んでくる。

―――――どうしたの?あおいちゃん。
 その表情からは、何も読み取れない。まるで、さきほどの悪夢のように、焦点にフィルターがかけられているようだ。核心部分を見ようと集中すればするほど、ぼやけてしまう。彼女の幼いからだの何処に、そんな苦悩が隠れているのだろう。同い年にもかかわらず、啓子は、そう思った。

「あおいちゃん」
 まるで壊れものに触れるように、あおいの肩胛骨に手をかけた。その幾何学状の隆起は、かすかに震えていて、少女の悲しみを表していた。今は、その具体的な中身はわからない。しかし、今は、それごと抱きしめてあげようと思った。

「啓子ちゃん・・・・・・」
 あおいは、思いあまって、泣き始めてしまった。
「・・・・・・・啓子はいつでも、あおいちゃんの味方だよ」
 柔らかい肌の感触が気持ちよかった。それだけに、彼女が悲しんでいるのが、辛い。気持ちよさを共有できたらどんなに嬉しいか。今までは、それを無条件に愉しむことができたのだ。それが、今や、 彼女の中の一部が、何処か隔てた場所に行ってしまったかのように思える。

 あおいは、母親である久子が運転する車で、帰っていった。その最後の表情が、啓子には印象的だった。後ろ髪を引かれるような、目つきだった。久美子の様子も何処かおかしかった。たしかに表面的には、いつもと変わらなかったが、何かしら演技しているような顔つきや手つきが、啓子に不審を与えた。母と娘という役柄を演じているようにしか見えなかったのである。昨日のことで、母親と話していたので、後で聞いてみようと思った。

「じゃあね、啓子ちゃん、あおいお礼を言いなさい」
「ありがとうね、啓子ちゃん」
「うん」
 ドアの閉まる音、エンジンの始動音。みんな何処か、ウソっぽく、三流俳優の演技のように空々しかった。
「ママ、何処かおかしくない?さっき、何を話してたの」
「子どもには関係ない話しですよ」
 こういう時、久子は必ず、自分の子どもにまで丁寧語を使う。

―――――これ以上、聞いたらいけないのか。
 無言のメッセージが伝わったと解って、満足そうに笑った。
「何処に行くの」
「庭に水やりに行くのよ、付いてくる?」
このことは聞いて良いようだ。啓子は如雨露を取りに行った。
「フォースもお願いね」
「わかった」
 物置から青いフォースを引っ張り出す。掌に絡みついてくるゴムの感触は、忘れたくても忘れられない過去のように思えた。それはいたずらに巨大で、胡散臭かった。
「あ」
 そのとたんに、中に残っていた水が飛び出た。その一滴が顔にかかった。過去には、まだ生きている内蔵が備わっていた。いや、中身を失った血なのか。夕日に映えて、いくらか赤く見えた。
「啓子、何をしているの」
フォースを引きずって、広大な庭まで連れて行く。
「そろそろ夏も本場ね」
「地平線見えるかな?」

 啓子は、ファースから飛び出る水を見つめた。それは、放物線を描いて、その中に虹を作る。虹の向こうに、地平線を想像したのだ。いや、思い出したのかも知れない。
「何をバカなこと言っているの、アメリカやアフリカじゃあるまいし」
「ニフェルティラピアは?」
「何?何処にある国?」
「バルカン半島」
 自分で答えていて、肉体は今ここにあるのに、魂は他の場所に旅行でもしているような気がする。そんな不思議な感覚に囚われていた。
「どうかしら?地平線見えるのかしら」
母親の言葉は、もう啓子の耳に届いていなかった。




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テーマ:萌え - ジャンル:アダルト

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